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高額だけど買ってよかった!とっても楽な「電動アシスト自転車」の魅力とは

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最近、街でもよく見かける電動アシスト自転車。あなたの周りのママ友でも使っている人がいるのではないでしょうか?「子どもを乗せて走るには、普通の自転車よりやっぱり楽!」という声を聞くと、お子さんがいる家庭なら購入したいと思いますよね。

でも、いざ電動アシスト自転車を購入となると、実際にどれだけ楽なのか?速いのか?その機能や性能については、いまいちよく分からないという方も多いようです。

そこで、今回は、電動アシスト自転車の特徴や魅力、そして人気モデルをご紹介します。さらに、電動アシスト自転車を使っている方にインタビューしてお話を伺ってきました! 「そろそろ子どもも大きくなったし、保育園の送り迎えに自転車を買おうかな」、なんて考えているパパやママは是非、参考にしてみてくださいね!!

電動アシスト自転車の基本


(出典:パナソニック
電動自転車という呼び方の方が馴染みがある方も多いかもしれませんが、正式には電動アシスト自転車と言います。この電動アシスト自転車とは、ペダルを踏む力や回転数をセンサーで検知して電動機(モーター)がそれを補助してくれる自転車のこと。だから、普通の自転車だと息が切れるような登り坂や重い荷物を乗せた時により効果を実感できます。こぎ出しの時にも違いを感じられますよ。

<電動アシスト自転車の概要>
価格帯:7万円台~15万円台(※ただし、安い自転車には要注意!)
標準的な重量:25kg~32kg台
アシスト機能:時速24kmまでの走行をアシスト
力のかかるこぎ出しや坂道での走行をサポート
バッテリー容量:6.2Ah~16.0Ah(Ah=アンペア)
バッテリー充電時間:2時間30分~6時間

安い電動アシスト自転車には気をつけよう。後悔しない選び方

さて、ここで注意したいのが通販などで販売している4万~5万円台の安価な電動アシスト自転車。初めて購入する方は「まずは手頃な価格のもので試してみたい」と思われるかもしれません。自転車ショップのスタッフさんに伺ってみたところ、この手の自転車を購入し、「1年で使えなくなった」、「充電ができなくなった」と嘆いてお店へやってくる方が多くいるそうです。

値段だけみて購入してしまうと、販売会社に連絡がつかなかったり、パーツが売られてなかったりで、結局は捨てる羽目にということにもなりかねません。そんな悲惨な目に合わないために、最初の負担は大きくても、機能や保証がしっかりしているブリヂストンやパナソニック、ヤマハなどの大手メーカー製自転車を購入することをおすすめします。

アシスト機能は時速24kmまで

電動アシスト自転車は、時速24kmまでをアシストしてくれます。電動だからと言って、すごく速いスピードが出るわけではないので、お子さんを乗せて走っても安全に走ることができます。 さらにアシスト機能は、力のかかるこぎ出しや上り坂での走行をサポートしてくれるので、負担が軽減されるというメリットがあります。

バッテリー容量は、大きいほうがおすすめ

次にチェックしたいのが、バッテリー容量。なぜバッテリー容量をチェックしたほうが良いかというと、1回の充電で走れる距離が変わってくるからです。バッテリー容量は、メーカーごとに違いがありますが6.2Ah~16Ah程度まであります。標準は8.0Ah~9.0Ahで、12Ah以上は大容量タイプとなります。

<バッテリー容量で比較!1回の充電での走行距離の違い>
8.0Ah…約30km
12.0Ah…約44km
16.0Ah…約54km
※パナソニック「ビビ・EX」「ビビ」パワーモードでの比較
(出典:パナソニック

ただし、使い方であったり、坂道なのか平坦な道路を走行するのかでも選ぶポイントは変わってきます。 主にお買物のために1日3km程度を走行するのであれば、8.0Ahでも十分と言えます。幼稚園の送り迎えのために毎日10km以上を走るのであれば、子どもを乗せる分のパワーを考慮して16.0Ahの方がいいでしょう。

ちなみにバッテリー容量が大きいと連続して走行できる距離が長くなる上、充電の頻度が低くて済むのでバッテリーの消耗をおさえ、長く使うことができます。迷った時は、少し大きめのバッテリー容量がおすすめですよ。

電動自転車のある生活

FRAME編集部にも電動アシスト自転車を使用している編集部員がおりました。そこで電動アシスト自転車の購入前後での生活の変化について聞いてみました。

電動アシスト自転車を買う前の悩みはありましたか?
ー当時はクロスバイクを所有していましたが、子どもの保育園の送迎がはじまる時期でありどういう形でおこなうか悩んでいました。また送迎のついでに買い物に

電動アシスト自転車を買ってからの生活はいかがですか?
ー買い物やお出かけにおいて全てが楽に感じるようになりました。体感として生活の行動範囲が広がったような気がしました。

電動アシスト自転車のここがおすすめだというポイントはありますか?
ー電動アシスト自転車に乗るようになってから載せる重さを気にせず外出することができるようになりました。たとえば重いモノを持っての送迎なんて場面が良い例です。

歩いて子どもを送迎すると中々真っ直ぐ歩いてくれないですし、また荷物を持つのにも限界があります。しかし電動アシスト自転車に乗るようになってからは荷物を積んで、子どもと対話しながらも時間通りに目的地へ向かえるところがおすすめです。

迷ったらコレ。人気の3台

パナソニック製 「ビビ・TX」BE-ELTX63

(出典:パナソニック
まずは、初めて電動アシスト自転車を購入する方にも手の届きやすいお買い得モデル。今回ご紹介する3つのうちで最も軽いのも魅力です。お手頃な価格でありながら、バッテリー残量を知らせるバックライト付手元スイッチなど便利な機能はしっかり装備。カラーバリエーションもトーンを抑えたシックなカラー展開で、どの色も性別を問わずお使いただけます。近所へのお買物利用に最適な「ビビTX」。坂道の多い場所でも快適かつスムーズに乗ることができます。

参考価格:税抜85,000円
重量:25.4kg
バッテリー容量:6.6Ah(充電時間:約4時間)
カラー(4色):チョコブラウン、モダンシルバー、カッパーメタリック、プレミアムブラック

ヤマハ製 「PAS Babby XL」 PA20BXL

(出典:ヤマハ
次にご紹介するのは、幼稚園の送り迎えにも使えるリヤチャイルドシート付きファミリー向け電動アシスト自転車。タイヤはちょっと小さめの20型を使っているので、小柄な方でも乗り降りしやすく、扱いやすいモデルです。低重心により、走行時のぶらつきも抑えてくれます。幼児2人同乗基準適合車なので、前にもシートを付ければ同時に2名のお子様を乗せることができます。さらに前カゴが大きいので、お買物時にも使い勝手が良いですよ。

参考価格:税抜133,000円
重量:33.4kg
バッテリー容量:12.8Ah(充電時間:約3.5時間)
カラー(6色):マットブラック、レッド、スノーホワイト、フレッシュイエロー、マカロンラテ、マットグリーンアッシュ

ブリヂストン製 「アンジェリーノプティットe」C300

(出典:ブリヂストン
2012年「グッドデザイン ベスト100」にも選ばれたデザイン性の高い電動アシスト自転車。「残りアシスト走行可能距離」、「バッテリー残量」、「スピード」は、手元のメーターで随時チェックできます。こちらも20型タイヤを利用しているため、乗せ下ろしが楽。リヤチャイルドシートは2才以上のお子様が対象ですが、フロントチャイルドシートは、1才頃から乗せることが可能です。

参考価格:税抜138,800円
重量:32.9kg
バッテリー容量:12.8Ah(充電時間:約3.5時間)
カラー(4色):アンバーブラウン、ソリットオレンジ、レトログリーン、クロツヤケシ、レトログレージュ、エスニックターコイズ、サンイエロー

※紹介車種3台は主要通販サイトの人気ランキングより判断したものです。

電動アシスト自転車を買う前に知りたい!7つの質問

Q1.ヘルメット着用は義務なの?
A.平成20年の道路法改正で、13歳未満の子どもに対して着用努力義務が施行されました。お子さまには着用させるようにしましょう。

Q2.子ども3人乗りはできるの?
A.出来ません。2人までは可能ですが、幼児2人同乗基準適合車である必要があります。適合車には、本体にBAAマークとその表示がついていますので、購入前に確認するようにしましょう。

Q3.変速は必要なの?
A.3段程度でもないとあるとでは大違いです。特に加速した際にその効果が発揮されます。

Q4.子どもを乗せるパーツをつける場合の注意点は?
A.各社よりモデルにあった純正パーツが販売されています。純正パーツを使うことで安心して子どもを乗せることができます。

Q5.漕いでいる足を止めたらどうなるの?
A.足を止めた場合はアシスト機能は作動しません。また、バッテリーが無くなった場合もアシスト機能は作動しません。

Q6.抱っこ紐を用いた乗車ではだっこ、おんぶ どちらならOK?
A.前に抱っこをしながら電動アシスト自転車に乗るのは道交法的にはNG。おんぶの場合は都道府県によって規則が違う野で各自治体に確認しましょう。

Q7.購入時保証は入ったほうが良い?
A.パナソニック、ブリヂストン、ヤマハでは電動アシスト自転車購入時に無料で保険に加入することができます。盗難補償などがついていますので、加入をおすすめします。

後悔しないために試乗を

いかがでしたか?電動アシスト自転車は、お子様の送り迎えを電動アシスト自転車でする方にとってはとても便利だということが分かりましたよね。なんといっても無駄な力を使わずにすむので楽ちんです!

性能や機能をみてきましたが、最終的にはやっぱり試乗してみるのが一番!自分にとってどれくらいのアシスト力が必要なのかや乗り心地は、試乗してみないと体験できません。試乗できるお店がメーカーサイトなどで紹介されているので、購入前にチェックしてみてくださいね。

サイクルベースあさひ
ブリヂストン製電動アシスト自転車の試乗ができるお店
ヤマハ製電動アシスト自転車の試乗ができるお店

そして、試乗の際に気を付けたいことをもう1つ。試乗時は、一番強い「パワーモード」に設定した状態で乗り心地を比較してくださいね。(エコモード、標準モードは、フルパワーからパワーを落としたモードとなっているため、最大のアシスト力を使った場合にどれだけの力を発揮するかはフルパワーで試すのがベストです)

これだけ色々なアシスト機能が備わっているので、電動アシスト自転車がちょっと高額なのも納得がいきますよね。今、購入を悩まれている方は、是非一度お店へ足を運んで乗り心地を体験してみてください!

(Top画像出典:ヤマハ発動機株式会社

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