こんにちは、FRAME編集部です。
みなさんは何かにはまってたくさん買い集めたことはありますか?
今回はホイール沼の底にたどり着いたと仰る方のLightweight Standard G3インプレ記事を紹介します。
記事の途中に出てくるたくさんのホイールの画像は圧巻です!
ついにホイール沼の底に辿り着いてしまった。
Lightweight Standard G3ホイール。
紆余曲折を経て、たどり着いた。
必要かどうか?と聞かれると「なくてもいい」という答えになるけれど
欲しいかどうか?と聞かれると「ぜったい欲しい」だったので、じゃあ買うしかないでしょう。
それが趣味というものです。欲望に忠実であれ。
今まで使ってきたどんなホイールよりも優れているのはもう箱から出しただけで分かりました。
スプロケットを付けているだけでも分かったし、フレームに装着しただけでも分かった。
だから実走したときには0.5踏みでもう感動した。多分、笑っていたと思う。
TADAクロモリオーダー + SRAM RED eTAP + Lightweight
この仕様で7.5kg程度だろうか。
真面目に軽量パーツを入れたら7kgジャストくらいは狙えると思う。
私は機材のことを記事にするくせに、理系頭でもないし、専門的な知識がそこまであるわけでもないから、フィーリングで書かざるを得ないんだけれど、今回はそのフィーリングがもう振り切っていたのでどう書くべきかよく分かっていない。
強いて言えば「はじめてロードバイクに乗った時の感動」に近い。
これでも私は結構な種類のホイールを結構な距離やシチュエーションで乗り込んできたつもりです。
それでもやっぱりLightweightは別格だったよ・・・・。
ホイール遍歴を思い出す限り書き出すと
シマノ・・・・・・・WH-9000 C24 , WH-7900 C24 WH-7850 C50 , R500 etc
カンパニョーロ・・・ZONDA , BORA ONE ,KAMSHIN , EURUS ,SHAMAL
フルクラム・・・・・RACING 3 ,5 ,ZERO ,ZERO CARBON
SRAM・・・・・・・・S40
MAVIC・・・・・・・R-SYS SLR , キシリウムエリート
ZIPP・・・・・・・404 , 340 etc
レイノルズ・・・・アサルト , THIRTY TWO
COLE・・・・・・・C50 LITE
ENVE・・・・・・・ROAD45クリスキング組
ROLF PRIMA・・・・Vigorα
EASTON・・・・・・EA90 TT , EA90 SLX
A CLASS・・・・・ALX360
TOKEN・・・・・・C55A
トレカ・・・・・・バトンホイール
CORIMA・・・・・・ディスクホイール
それでもやっぱりLightweightは別格だったよ・・・・。
もう割り切ってフィーリングのことしか書きません。
意外だったのがシンクロするのに少し時間がかかりました。
具体的に言うと最初は登りが軽く感じなかった。
C24の方がよっぽどいいのでは!?と思ってしまったくらい。
~1時間後~
「ああ~~~~登り最高~~~~」
慣れって必要なんですね。
いろいろ原因はあると思いますが、とにかく軽すぎるのも考え物ということです。
出力と入力のバランスが取りにくい。
R-SYSなんか乗った時にも感じたことです。
あまりにも入力に素直だから、体幹がブレてたり、ぺダリングロスがあったり、ダンシングがちぐはぐだったり、そういうくせが露骨に分かるホイール。それがLightweightだ!!
というのが私の印象。
どちらかというと、回すよりも踏む方が私にはあっている気がしました。
なんでしょうね、私の体重が軽いのと筋肉量もたいしたことないのが影響しているかもしれません。単純に最近はぺダリング技術が低下しているせいかもしれない。
そういった自分の「弱いところ」をはっきりと教えてくれる、そんなホイールのような気がする。うん。
もちろん、軽いんだけれどね。なんせ前後で1,022gだからね。よく分からない。
で、ですよ。
身体がちゃんとシンクロしたらですね。
反則です。飛び道具オブ飛び道具。比喩じゃありません。ほんとに飛びそうになります。
まず加速。あまりにもシームレスなので一瞬誰かに引っ張ってもらっているのかと思いました。押されているのではなく、引っ張られるような加速。これは特にFELT F1SLのような剛性の高いカーボンフレームと合わせたときに実感しました。
高速巡航性能。
自動運転かと。
というかどこまで伸びるのか私の脚力では分からない・・・・。
少なくとも40km/h程度じゃこいつの真価を発揮できていないんだろうな・・・・という印象。
貧脚で申し訳ない。
速度に乗ってしまえば踏む必要はまったくなくなる。
あとはスルスル回すだけ。
ハブフランジまでカーボンという変態構造。
補修・交換という発想を捨てて性能に全振りです。
あとブレーキングがめちゃくちゃ良い。
めっちゃ止まります。カーボンリムのデメリットなんてライトウエイトはとっくの昔から克服していたわけです。
リムが軽いせいか。たぶん、そう。リムが軽いから制動力が高い。
うん、これは他のホイールでも実感する。
COLEみたいなリム重ディープホイールだと、たしかに止まりにくかったなあ・・・・。
カーボン結線スポーク。
剛性アップに貢献しているそうです。
乗っている感覚としては「完璧な一つの構造体」に乗らしてもらっているという感じです。
他のホイールの例に漏れず、消耗品と割り切ってガンガン使い倒していく予定。
輪行とかはさすがに気を使うけれど、ロングライド、キャノンボール的な使い方ならまあ転けない限り問題ないでしょう。
ライトウエイトの耐久テストが始まるのです。
・転載元記事
【ホイール】Lightweight ライトウエイト Standard G3を導入してみた
(つむりの悠々自適ライフ)