1番うまいスポーツようかんはどれ?ロードバイク補給食ランキング
「補給食」ってご存知でしょうか?マラソンやランニング、登山、ロードレースなど長い時間運動する際に、手軽にカロリーを摂取できる携帯食料ですね!
長い長い距離の自転車ロードレースなんかでは、選手は一日中走ることになります。途中何か食べてエネルギーを補給しないと、エネルギー不足で走れなくなってしまう。
かといってレース中に、牛丼屋さんに寄ってがっつりご飯を食べましょう、なんてことはできません。だからポケットやサコッシュに補給食を入れて、レース中に補給するんですよね。
レース以外でもロングライドなんかでは、途中おなか空いたけど近くにご飯屋さんや、コンビニがない、なんてことは多々あります。そういった際、補給食があれば安心ですし、時短にもなります!
目次
ハンガーノックを防ぐ役割も
大量のカロリーを消費しておなかが空き、力が出ず走れなくなってしまうことを「ハンガーノック」と呼びます。
一度これになってしまうと、人によっては食べても回復できなかったり、回復が遅くなってしまいしばらく走れなくなってしまいます。極力ハンガーノックにならないよう、しっかり補給食は準備しておきたいものです。
補給食を選ぶ重要なポイント
さて、そんな自転車乗りにとって大切な補給食ですが、スナック系の固形タイプからドロッとした液体タイプ、水に溶かす粉末タイプなどいろんな補給食があります。
その中で重要視されるのは、「1個当たりのカロリー」「食べ応え」「腹持ち」「味」「価格」あたりだと思います。
全部大事ですが、中でも味って大事だと思うんです。効率よく補給するために味や、食感など犠牲にしているものもありますが、どうせ食べるならおいしい方がいいし、モチベーションアップにも繋がります。
井村屋ようかんNO.1はどれだ!?
そんな補給食の中でも人気なのが「ようかん(羊羹)」。ようかんタイプはパサッとしていないので、口の中の水分は持ってかれないし、ボロボロ崩れることもない。何よりおいしいので私も大好きです。
今回は様々なようかんタイプの補給食を出している「井村屋」のようかんを6種類集めてみました。
- スポーツようかん
- スポーツようかん+
- チョコレートようかん
- チョコレートようかん抹茶味
- えいようかん
- チョコえいようかん
以上6種類です。
この中でどれが一番美味いか実際に食べてみて独断と偏見で勝手にランキング付けてみようと思います!
スポーツようかん
まずはスポーツようかん
60g/171kcal
価格5本入り540円
味
かなり美味い、そこらへんのコンビニとかで売ってるようかんよりも全然美味しい。味は甘いですが、食塩も0.2g入っているので、塩分補給にもなるんですね。甘すぎると口の中に後味が残ってしまうので、程よい甘さがライド中嬉しいでしょうね!
食べ応え
しっかりと詰まっている感があり、食べ応え十分です。柔らかすぎたり、液状だと食べた感じがあまりしないのですが、ちゃんと胃にたまります。カロリーはご飯1杯分ですね。
食べやすさ
とても美味しいので何個食べても飽きにくいかなと思います。開け方なのですが、切り口を割いてスポッと外袋を取って食べます。ちょっと固いです。
総評
スタンダートだけど、間違いないようかん補給食。ようかんが美味しくて、普通のおやつとして食べてもいいくらい、クオリティが高いです。ただ、開封や固さを考えると、慣れないと走りながらの補給は難しいと思いました。
スポーツようかん+
40g/113kcal
価格5本入り387円(amazon)
味
スポーツようかんと同じ味です。かなりうまいです。ただ量が40gと、少し減っております。原材料が少し違いますね。
食べ応え
スポーツようかんと比べるとちょっと物足りない。カロリーももう少し欲しいです。ですが、2プッシュで2回にわけて糖分を少しずつ補給できる仕組みなので、補給の用途次第ではよいかもしれません。
食べやすさ
前にロングライドの際食べましたが、+と書いてある通り、かなり工夫されています。
パッケージの真ん中をつまむことで、ようかんが押し出され、1口分のようかんが袋から出てきます!残りを食べるときは、端をプッシュすると出てきます。
封を切らなくてもいいのでグローブしたままでも食べやすく、ゴミもそのままポケットにしまえるのでとても便利。ライド中、片手でも食べることができ、非常に食べやすいです!
総評
+と名前がつくだけあって、普通のスポーツようかんの味のクオリティをそのままに、食べやすさの面で、かなりグレードアップしてました。走りながら補給しやすい、手が汚れない、などスポーツ中の補給を快適にしている点は素晴らしいです!
その代わり、量が減ってしまい、カロリー、食べ応えが減ってしまったのが残念。
※現在「スポーツようかん」「スポーツようかんプラス」は「スポーツようかんあずき/スポーツようかんポケットあずき」としてラインナップ
スポーツようかんあずき 40g 5本入×3個セットをAmazonで見る
スポーツようかん ポケット 5本 ×8袋セットをAmazonで見る
チョコレートようかん
55g/190kcal
価格10本入り1,283円(amazon)
味
カカオのあまーい香りのするようかん。チョコレートブラウニーをうんとねっとりさせたような、生チョコみたいな感じ。かなりおいしい!程よい甘さでしつこくありません。洋菓子のような味なので、あんこやあずきの味が苦手という人にはおすすめできます。
食べ応え
しっかりと詰まっている感もあり、疲れた体にこのチョコ味のようかんはありがたいと思います。190kcalと、カロリーも十分!エネルギー補給として優秀なようかんです。
食べやすさ
1日に2個3個と連続で食べるには、ちょっとチョコチョコしすぎて飽きるかな、といった印象。変り種として1本あると楽しいと思います!口あたりもよく、食べたあとに口の中がカラカラに乾いてしまった!ということもありません。
総評は次の抹茶味と一緒にしますね。
チョコレートようかん(抹茶味)
味
抹茶の香りや風味もちょうどよく、甘さ控えめな抹茶味の生チョコといったところでしょうか。個人的にはかなり好みです。
食べ応え
チョコレートようかんと同じく食べ応え十分!固すぎず、柔らかすぎず、ほどよい粘性です。
食べやすさ
美味いとはいえこちらも1日に2個3個と連続で食べるには、ちょっと飽きると思います。チョコレートようかんと同じく変り種として他の補給食とあわせるとよいと思います!
総評
どちらも変り種ではあるがかなり完成度が高く、美味しい。カロリーも200kcal近くあり、補給食としてもなかなか良いと思います。ただ、味に飽きてしまうかもしれないので、1日にいくつも、というよりは糖分補給のアクセントとして使いたい感じでした。
えいようかん
60g/171kcal
価格5本入り540円(amazon)
味
スポーツようかんよりもちょっと硬く、さらに甘さ控えめに感じました。保存用(5年の長期保存可能)というのもあり、食べる前は味に若干の不安がありましたが、いざ食べてみると味のクオリティはそこまでの差を感じませんでした。
食べ応え
これは他のようかん同様、しっかりと詰まっている感もあり、食べ応え十分。
食べやすさ
素材が生あん、寒天、砂糖、水あめとシンプルで、たくさん食べても味に飽きる、といったことは少ないかもしれません。
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チョコえいようかん
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55g/200kcal
価格5本入り540円(amazon)
味
チョコレートようかんよりもかなり甘さ控えめ。ビターで少し硬めな生チョコって感じです。
食べ応え
こちらも食べ応え十分!長距離ライドで空腹を紛らわせてくれそうです。原材料にぶどう糖、カカオマス、ココアバター、乳酸カルシウムなど入っています。
食べやすさ
今までのようかんと比べるとビターなので、好みが分かれそうです。甘いものを求める時は他のようかんのほうがいいかもしれません。災害用なので、走りながら食べるのはちょっと不向きかな?
総評
災害用の保存食とは思えないクオリティの高い補給食でした。ただ個人的には、他のようかんのほうが、味に関しては好みでした。
栄えある、ベスト・オブ・井村屋ようかんは?
「結果」
さぁ全6種類のようかんを食べ、お腹いっぱいのけんたさんですが、私が選ぶ、一番美味しかったようかんは…ジャララララららららら…
ジャン!「チョコレートようかん(抹茶味)」
これが美味い!マジで美味かったです!
ランキングをつけるとしたら
1位「チョコレートようかん(抹茶味)」
2位「スポーツようかん」
3位「スポーツようかん+」
4位「チョコ味のようかん」
5位「えいようかん」
6位「チョコえいようかん」
です。
スポーツようかん+は容量が増えれば2位でした。食べやすさではダントツ1位ですけどね!
ということで、補給食として非常に優秀な羊羹、是非みなさんの日頃のライドのお供に食べてみてはいかがでしょうか?
是非、お気に入りの羊羹を見つけてくださいね!
LINK:けんたさんのYoutubeチャンネル
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/