こんにちは、FRAME編集部です。
自転車の街として有名になっている、広島県尾道市。尾道市とお隣愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道。そんなしまなみ海道にある、自転車乗りなら一度は訪れたいサイクリストの為の複合施設が「ONOMICHI U2」です。
今回はこのONOMICHI U2を訪れた方のブログ記事をご紹介致します。どんな施設なのかまだよくわかっていない方も、この記事と実際に現地を訪問しているような写真を見ると行きたくなると思いますよ!
今治からスタートし、色々と寄り道をしながら2日間で100キロ走ってきました。尾道でのゴールはサイクリストの憧れでもある、ONOMICHI U2になります。
ONOMICHI U2はサイクリストのためのホテルである、HOTEL CYCLEをはじめ、レストランやショップなどの施設があるオシャレな複合施設です。
行く前まではサイクリストのための施設だと思っていたんですが、実際に行ってみると、サイクリストだったら必ず満足するし、なおかつ、一般の方もデートやショッピングなどで楽しめる施設だということがわかりました。
今日はそんなONOMICHI U2をご紹介していこうと思います!
目次
ONOMICHI U2はどんな雰囲気でどこにあるの?
ONOMICHI U2は、倉庫を改装し、複合施設としてリニューアルオープンした施設です。倉庫って、基本的には荷物の保管とかに使っているので、作りに関しては荒っぽいというか、野暮ったいというかそういうところがあるとおもうんですが、この施設は、その倉庫の荒っぽさを随所に残しつつ、人が利用できる施設として作り変えています。
海風に吹かれて、錆びていたり、塗装が剥げかかっていたり、その荒っぽさがかっこ良くて、オシャレなんですよね。
倉庫とゆうこともあり、近くには船着場があります。時期によって違う船が止まっているので、外の船と一緒に写真を撮ってあげることで、いつも違う雰囲気を醸し出すことができるんです。
そんなONOMICHI U2は尾道駅から徒歩5分ほどのところにあるため、自転車での利用だけではなく、普通の観光としても寄ることができます。
ONOMICHI U2だけ、独特な雰囲気を醸し出しているので、尾道に寄った際は足を運ぶことをオススメしますよ!
HOTEL CYCLEはこんなところだ!
HOTEL CYCLEはONOMICHI U2の中にある宿泊施設です。全国初の自転車に乗ったままチェックインできるフロントを完備しているそうですが、実際に自転車に乗りながらチェックインする方はおらず、隣にあるサイクルラックに自転車をかけチェックインを行います。
実際に僕もこんな感じで行いました。チェックインすると、いよいよお待ちかねのお部屋へのご案内です。
ここからは全国的に見てもかなり珍しいんですが、自転車を持ったまま部屋に行くことができ、部屋に自転車を飾ることができます。
自転車で旅行に行くと、自分が宿泊しているときに自転車を盗まれるんじゃないかとか、雨に濡れないだろうかとかの心配事があるとおもうんですが、一緒に部屋に入れることができたらそんな心配もご無用。
それになんて言っても、自分の自転車を眺めながら部屋でリラックスできることが、サイクリストとしてはとても嬉しいひとときなのです。
ベッドルームの横にはガラス張りのトイレとお風呂、シャワーが設置されています。これだったら、お風呂に入りながら大好きな自転車を見ることもできますし、ベッドルームだけだと、少し狭さを感じるので、開放感を与えるという意味ではよく設計されていますね。
もちろん、常にガラス張りだと友達と泊まった際に大変なので、カーテンで目隠しできるようになっているのでご安心を。
部屋自体には、浴室に窓が1つあるのですが、一般の方が通る通りに面している窓なので、そこまであけられる機会は多くないと思います。日光の光が欲しい方や、外の景色が欲しい方には向いてないのかもしれませんね。
ちなみにぼくは、基本的には外の景色を見たい人なんですが、部屋自体はリラックスできるように暗めの雰囲気ですし、打ちっ放しのお風呂や、厳選したであろう家具など、オシャレな雰囲気だったので泊まるだけでテンションがかなり上がりました!
部屋だけではなくて、HOTEL CYCLEのいくつかの場所にラウンジのような場所が用意されています。自転車の本が置いてあるので、館内でゆっくりと読書なんていうのも良いかもしれませんね!
ちなみに、宿泊者の方はウェルカムドリンク券をもらうことができ、翌日の昼(チェックアウト)までにバーかレストランで飲み物と交換することもできるんですが、これは到着日中までに使ったほうが良いですね。
ぼくらはチケットを使うことを忘れてしまっており、翌日の12時ギリギリにチケットを使いにレストランに行ったんですが、ランチのお客さんでかなりごった返しているので、この券を使うぼくたちは、厄介者扱いされて、人をさばくまで少し待ってて欲しいと言われ、並んでる人がいなくなるまで待っていたんですが、声をかけられることなかったので、そのままそこを去りました。
ONOMICHI U2は基本的には対応がすごくよかったんですが、最後の最後でかなり印象が悪くなってしまいましたね。笑
でもまぁ、ギリギリに使った我々も悪いところがあるので、皆さんはウェルカムドリンクのチケットを使い忘れないように気をつけましょうね!
他にはどんな施設があるの?
ONOMICHI U2は最初に述べたように複合施設になっており、サイクリングのついでにふらっと立ち寄り、休憩するようなカフェやデートにぴったりのオシャレなレストランがあります。全ていけたわけではないんですが、少し紹介をさせていただきます。
Yard Cafe
ザ!オシャレなカフェですね。
瀬戸田のレモンや瀬戸内海の野菜など、地の物を使った数々のメニューが用意されているようです。施設の中から見ても、こんな感じで自転車に乗っているイラストなどが書かれており、サイクリストのことを忘れていないデザインになっています。
このカフェは外のデッキにもつながっており、自転車に乗ったまま、カフェを利用することができるようです。ドライブスルーならぬバイシクルスルーですね!
Butti bacery
HOTEL CYCLEの真ん前にある、ベーカーリー。「ぶち(Buttl)」とは広島弁で「とても」を意味するそうで、ぶち良い匂いが漂ってきます。
パン以外にも、地の物を利用した加工品などが置かれており、友人へのお土産を買うのにもオススメですね!
お腹が空いていなくても、ちらっと寄ってささっと買いたくなってしまうようなオシャレさもポイントです。
The RESTAURANT
HOTEL CYCLEに宿泊した方の朝食会場でもある、The RESTAURANT。オシャレだし味も美味しいということで、ディナーは予約しなければ入れないような人気です。(隣のbarが空いてたら、そこで食べさせてくれたりもします)
ランチについても、開店前から行列ができるような人気なので、ここでご飯を食べたいと考えている方は、予約は必須ですね!
大人気のThe RESTAURANTですが、ぼくらは朝食がついたプランにしていたので、朝並ばずに入ることができましたよ!嬉し〜!!
朝食は、オムレツ・目玉焼き・スクランブルエッグから卵料理を選べるようになっていて、肉料理もハムかウインナーから選ぶことができます。
ぼくはスクランブルエッグとウインナーをチョイスしました!
そのほかはパンやサラダ飲み物がバイキングになっており、好きなだけ食べることができます。サイクリストは朝食が大切なので、しっかり食べていきましょう!
ちなみに朝食はパンやサラダ、卵にウインナー全て美味しかったです!
歩いて10分圏内に朝ごはんが食べられるところがあまりなかったと思うので、HOTEL CYCLEに泊まった方は、朝食をつけることをお勧めします。
KOG BAR
漕ぐバーとして有名なKOG BAR。その名の通り、海際の席にはサドルとペダルがセットされた椅子があり、ペダルを回しながら、お酒を楽しむことができます。
行くまでは、全ての席がサドルになっていると思ってたんですが、一般のお客さんが多いので、そんなわけないですよね。笑
ぼくらがONOMICHI U2で唯一行っていないのが、このBARなんですが、オシャレなので今度足を運んだ際には行ってみたいっす!
U2 shima SHOP
ONOMICHI U2唯一のアパレルや雑貨の取扱店です。HOTEL CYCLE内で使われている細々とした雑貨類は、全てではないですが、ここで買うことができます。
しまなみ海道の思い出に何か購入してみてはいかがでしょうか?
ONOMICHI U2にはレンタサイクルとしてGIANT STOREが用意されています。人によって、合う自転車とか合わない自転車とか色々とあるので、GIANTのスタッフの方に丁寧に選んでもらえます。
愛車のメンテナンスをしてもらうこともできますし、ちょっとしたアイテムも購入できるので、しまなみ海道に出発する前に一度立ち寄るのがお勧めです。
ずっと行こう行こう思っていたんですが、なかなか行けずやっと行けたONOMICHI U2最高でした!
自分の自転車と一緒に宿に泊まれるということ自体嬉しいことですし、なおかつサイクリストの聖地であるしまなみ海道を走りきったあとに、こんな素敵な宿に泊まれたことがぼくの心を満たしてくれたんでしょうね!
ONOMICHI U2に行きたいと思っている方。いつ行くの?いまでしょ。
LINK:ONOMICHI U2
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・転載元記事
サイクリストなら一度は行ってほしいONOMICHI U2 HOTEL CYCLEはオシャレでみんなに自慢したくなるような場所だった!
(PisCam-ピストバイクとキャンプのブログ)