国内唯一の自転車ナビアプリ・自転車NAVITIME(ナビタイム)。プレミアムコースで遊んでみた!
カーナビゲーションシステムと同じように、サイクリングの道案内をしてくれる国内唯一のスマートフォンアプリ・自転車NAVITIME(ナビタイム)。無料でも使えますが、有料会員登録することで多彩なナビゲーション機能が楽しめます。有料機能の実力やいかに。さっそく使ってみました。
新機能! 獲得標高がわかる
ナビタイムの有料機能で特に充実しているのは、ルート検索オプション。無料では推奨ルートの検索のみですが、有料では「経由地指定」「距離が短い」「坂道が少ない」「サイクリングロード優先」など、新たに7通りのルート検索ができるようになります。
さらに有料機能として「ルート検索履歴」、実際に走った記録を残せる「走行ログ」がプラス。このほか、無料では利用が限定される「音声ナビゲーション」や「降雨レーダー」も自由に使えます。
また、今年2月からは無料・有料共通の新機能として「獲得標高表示」がプラスされました。これはルート検索結果に、登り坂の合計の高さを表示するもので、スマホアプリとしては国内初とのことです。
今回はルート検索オプションの中から「坂道が多い」「裏通り優先」を使って遊んでみました。わざわざ坂道を選んで走るの? という印象も受けますが、トレーニング目的でより坂が多い=獲得標高が大きいコースを選ぶ、といった使い方もできそうです。
坂道ややマシで。「坂道優先ルート」
それにしても、スマホを活用して自転車でも手軽にナビゲーションシステムが使えるようになったとは、世の中も便利になったもんじゃのう~、と思わず遠い目をしてしまった筆者。気を取り直して、自宅がある東京・東小金井から、多摩川沿いのサイクリングの通過地点でもある二子玉川までの区間を検索してみました。
すると、推奨コースでは18mだった獲得標高が、坂道が多いコースを選ぶと44mに増えています。
武蔵野台地にある小金井と多摩川に面した二子玉川とは、位置関係で見ると上流と下流に当たります。つまり進むにしたがい標高が下がっていくわけですが、コース次第では上りもそれなりに増えることがわかります。
スタートして間もなく、斜度11%の急坂が出現! これは下り坂ですが、「坂道が多い」とはアップダウンが多くてペダリングの負荷が増える、ということを意味しているようです。今回のコースは下り基調ながら、走ってみるとアクセントのように登り坂が含まれていました。意識して坂道を選びたい時には便利な機能だと感じました。
ダンジョンに迷い込め!「裏通り優先ルート」
復路は「裏通り優先」で検索。すると、総距離は推奨ルートの16.8kmに対して、約1割増しの18.5kmに。交通量の多い大通りはのんびりと走れないので、多少距離が長くなっても静かなコースを走れるのは大歓迎です。
走ってみると、これが面白い。スタートして多摩川沿いを11kmほど走った後、ナビタイムに導かれるまま、調布市と府中市の住宅街に分け入っていきます。複雑に入り組んだ路地を右へ左へ、普段だったら絶対に走らないようなマニアックなコース選び。ダンジョンかよ!
何しろ、自宅からさほど離れていない市街地のはずなのに、見たこともない風景が次から次へと展開していきます。戸建住宅の群れの中にこつぜんと現れる細い路地、水路、田畑や雑木林、古い家。そうかと思うと高速道路の高架に踏切も。変化があり過ぎます。
少し大げさな物言いですが、日ごろ見慣れた風景になじみ切っている=見たいものしか見ていない自分の認識の枠組みが揺さぶられる、とでもいいましょうか。スマホアプリのナビ機能で、よもや日常の外に連れ出されるような体験が味わえるとは思っていなかっただけに、これは意外でした。
そしてゴール目前、「何か甘いものでも」とつい和菓子屋さんに寄り道。普段なら見過ごしてしまいそうな場所に立ち寄ってしまったのも、「裏通り優先」ならではのハプニングといえるでしょう。
ナビタイム有料機能の月額料金は200円から*。コスパ十分の楽しさですが、ナビゲーション中は電力消費が激しいので、くれぐれも充電切れにはご注意を。
*補足:iPhone版のプレミアムコースは月額250円(税込)、30日期間250円(税込)、180日期間1,200円(税込)、365日期間2,200円(税込)の4種類のコースが存在する。
またAndroid版のプレミアムコースは支払い方法によって価格が異なりドコモSPモード決済とauかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いの場合は月額200円(税抜)、Googleウォレット決済の場合は278円(税抜)で利用することができる。
自転車NAVITIMEとは
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提供:株式会社ナビタイムジャパン
[PR]企画・制作 株式会社自転車創業 info@bike-startup.co.jp
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/