私・林檎と「弱虫ペダル」のかかわり
皆さんこんにちは! 林檎蜜紀(りんご・みつき)です。
簡単に自己紹介をさせてください。
私の本業はモデル、コスプレイヤーで、休日はホビーサイクリストです。
2013年にアニメ「弱虫ペダル」を見てロードレースに興味を持つようになり2014年になってすぐにロードバイクを購入!サイクリングの世界の扉を開きました。
最近は自転車のレースやイベントMCや自転車雑誌などで活動中です。
2015年から、霞ヶ浦ロングライド、富士ヒルクライム、その他さまざまなレースイベントに挑戦しています。
2016年2月には自転車競技連盟(JCF)審判3級を取得しました!
2017年は1月からアニメ「弱虫ペダル NEW GENERATION」も始まり、毎週の楽しみが増えました。
2~3月には舞台「弱虫ペダル 新インターハイ篇~スタートライン~』の上演がありました。
ドラマ「BSスカパー! オリジナル連続ドラマ 弱虫ペダル」の続編の製作もはじまっているみたいですし、今年もまだまだ弱虫ペダルが熱いです!
私も、今年もロードバイクで沢山のコースを走ったり、IHコースの聖地巡礼に出かけたりしたいなとわくわくしています!
皆さん、道であった時はどうぞ声をかけてくれたらうれしいです!
荒北靖友くんの誕生日を祝います!
さて、本日4月2日は弱虫ペダルの人気キャラクター、荒北靖友くんの誕生日です!おめでとうございます!
そんなわけで今回は、荒北くんと箱根学園チームの魅力や、弱虫ペダル世界の広がり、新生箱学チームの魅力など、盛りだくさんでお送りしたいと思います!
ちなみに、「その1」では、弱虫ペダル3期第1話感想や、新生チームと日光インターハイの魅力、1月のいろは坂についてレポートしています。こちらも合わせてご覧ください!
荒北靖友くんの魅力について
東堂尽八くんの大ファンの私から見ても、荒北くんには色々な魅力がつまっていて凄いなと思います……!
荒北くんは、まず、一見すると言葉遣いが荒くて、態度もぶっきらぼうで、怖い人に見えます。でも、なんだかんだで同級生や後輩をほっとけない、面倒見が良いところがあります。そういうギャップって素敵ですよね。
過去に挫折を経験して、そこからはい上がってきたから、とても腹がくくれている人です。走りでも、例えば、コーナリングの鋭さとか、ダウンヒルを恐れず攻めていけるところとか、すごく度胸があるなと思います。私なら怖くてできません!
レース中は、エースアシストとしての姿が一番印象に残っていますが、他の場面でも冷静に状況を判断していたり、さりげなくチームメイトをサポートしていたりもするんです。
チームを支えて、必要とあらば自己犠牲も厭わない。そういう仕事人な姿勢がとても格好良いです!
チームメイトや敵チームとの会話も魅力的です。相手への気持ちが変わると名前の呼び方が変わるところなんか、好きです!
福富くんのことは、出会ってすぐ、反発するばかりだった時は「鉄仮面」と呼んでいたんですよ。それが、一緒にレースに出て、福富くんに背中を押してもらってゴールした瞬間に「福ちゃん!!」って……!熱いですよね!
ちなみに、主人公の小野田くんも「細メガネ」や「ビクビクくん」だったのが、認めた瞬間に「小野田チャン」になります。
弱虫ペダルの世界では、キャラが自分や相手をどう呼ぶかに、色んな気持ちが込められています。自分に言い聞かせる時にフルネームになったり、勝負中のここぞという時に相手を苗字でなく下の名前で呼んだり。そういう気持ちの高ぶりを見ていると、読んでいるこちらも釣られて熱くなってしまうんです!
荒北くんや東堂くんの世代は、原作ではもう箱根学園を卒業してしまっています。でも、ファンには嬉しいことに、弱虫ペダルの世界は連載中の「今」だけでなく、「過去」や「未来」にも広がっています!
その中でも、洋南大学に進学した荒北くんと金城くんは、大学の部活で出会ってエース&エースアシストの凸凹コンビを結成していることや、部活中や講義中の会話など、卒業後の姿が特に詳しく描かれています。
荒北くんの高校時代のチームメイトの福富くんと新開隼人くんはライバル校に進学したので、かつての敵が仲間になり、かつての仲間が敵になる、これまた熱い展開になっています!!
世代が変わって先輩同士の人間関係が変わったように、いずれは「今」のインハイを走っている後輩たちも、卒業して敵味方が入れ替わるのでしょうか……まだ先の未来も気になってしまいますね!
そんな「未来」だけでなく、「過去」の掘り下げもあるのが、弱虫ペダル世界の魅力です。
レース中に回想シーンとして明かされる、それぞれの過去と想い。
荒北くんは、箱根インハイ3日目にスポットライトがあたりました。野球での挫折、箱根学園への入学、荒れていた日々、福富くんとロードレースとの出会い、そして箱根インターハイへ……読みながら、ぐっと荒北くんに引き込まれたところです。
卒業生の過去を描く番外編『スペアバイク』もあります! 1巻では巻島くんと東堂くん、2巻では荒北くんと金城くん、3巻では石垣くんの物語でした。
他のキャラの連載も進んでいますし、次は誰の物語になるのか、そわそわしながら待っています(笑)。
現役としてインハイを走る「今」だけじゃなく、「過去」も「未来」もある。おかれた状況が変わるたびに、成長し、変化する、「生きた」キャラクターたちがそこにいるって、本当にすごいです。
連載中の日光インハイにも、重要な場面に卒業した先輩たちの姿があって、いつ・どこに・誰がくるか、ドキドキしながら読んでいます。
なかなか原作で姿を見られなかった東堂くんが再登場した時は、本当に、本当に嬉しかったです…!!
荒北くんはまだ未登場なので、どんなタイミングで出てくるのか楽しみです。
これからの「弱虫ペダル」
さて、連載中の「今」の日光インハイでは、荒北くんたちの後輩の新生箱根学園チームが健闘しています。
荒北くんや福富くんの世代の箱学チームは、惜しくもラストでは敗れてしまいましたが、絶対王者にふさわしく、とても「強い」チームでした。
そんな福富くん世代と比べられてしまうのが、世代交代後の新生箱学チームにとって難しいところですよね……。
前年度から引き続きレギュラーメンバーに入っているのは、泉田くんと真波くんのみ。
他のメンバーが去年の「2軍」から昇格したように思えてしまっていたので、私も、最初は泉田くんが「ボクは強い!!」と言うたびに、なんとなく違和感を覚えていました。
でも、新生箱学チームも、日光インハイでスペシャリスト集団として各自の役割を全うして、勝ちを収めていきました。
各ステージで活躍する新キャラにスポットライトがあたるたびに、どんどん、キャラが好きになっていきました。
銅橋くんが逆境を乗り越えてきた姿は力強かったですし、後輩のイメージが強かった泉田くんが先輩として指導している姿も新鮮でした。
新チームの指導体制を作るエピソードでは、泉田くん・葦木場くん・黒田くんの同級生の絆に感動しました。主将とエースと司令塔が別々の、福富くん世代とは異なる「箱学史上最も情熱的なチーム」が、ここから誕生したんだなって。
新開悠人くんのエピソードでは、弟目線で語られる兄・新開隼人くんのとの兄弟間の葛藤がとても面白かったです。あと、先輩や同級生相手だと天然なところがある葦木場くんが、後輩の悠人くんから見るととても頼りがいのある先輩だったのも、びっくりしつつ、納得してしまいました…!
去年があるからこそ、「今」の成長した姿が輝くんですよね!
いつのまにか、新生箱学チームへの不安感は消えていて、今は一ファンとして応援したい気持ちでいっぱいです!だって、新生箱学チームも「強い」!
弱虫ペダルの連載では、日光インハイ3日目のスタート早々、熱い闘いで魅せてくれています。
手嶋くん&青八木くんのチーム2人vs呉南の決着は!?
先行した箱学、京都伏見、総北はどうなっているのか!?
2017年もまだまだ弱虫ペダルから目が離せません!
そんな熱い気持ちを乗せて、今年もたくさん自転車に乗っていきたいです。
雪が溶けて暖かくなったら、絶対に日光IHのコースを走りたいですね!
その様子もどこかでお伝えできれば嬉しいです。
また、どこかの道でお会いしましょう!
Text&Model: Mitsuki Ringo