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第2回「プレミアムバイクインプレッション」@大阪レポート

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4月16日の日曜日、大阪のど真ん中、中之島公園にて、昨年に続いて第2回目となる「プレミアムバイクインプレッション」というスポーツバイクの試乗イベントが開催されました

大阪でスポーツバイクの試乗会というと、つい先月も大阪吹田の万博公園で「サイクルモードライド大阪2017」という試乗会が開催されたばかり。今回の主催者は自転車雑誌『バイシクルクラブ』『バイシクルプラス』を出版しているエイ出版。サイクルモード幕張・大阪や名古屋サイクルトレンド、埼玉サイクルエキスポと比べると、出展ブランドも少し、というかかなり少なめではありましたが、当日の様子をレポートしてみたいと思います。

掘り出し物も見つかります。
今話題の定価16000円と価格破壊なパワーメーターも展示

このイベントはブースの見学だけであれば無料ですが、試乗は有料となります。前売り券が1000円、当日券が1500円。当日受付テントで、チケットと試乗の誓約書を提出し、腕輪をつけてもらいます。腕輪に付けられた番号を試乗スタッフに提示すれば、説明を受けて試乗することができます。

試乗コースは約1キロ。サイクルモード幕張のように、展示会場内の滑りやすい床ではなく、実際のアスファルトの道路です。完全に封鎖されたほぼストレートの往復コースで、警備員の方も配置されております。試乗コースは続けて2周目に入れないようなレイアウトになっており、1周走り終えると自動的に出口に向かい、終了。出展エリアでは乗車禁止で、自転車は押し歩きが徹底されていました。

時速20キロ程度でゆっくり走ったとしても、1周するのにほんの数分です。スタート地点にはエイ出版のスタッフがメガホンを片手に、試乗コースが混雑しないように調整されていました。そのため、試乗コースに極端に人が多いところは見られず、ゆっくり低速でバイクの乗り心地を確かめることができました。

主催者から正式な参加者の数は発表されておりませんが、試乗受付に列ができていたのは最初の5分ほどで、そのあとは混雑することはありませんでした。サイクルモードライド大阪の時は、人気のブランドの試乗車は常に出払っていて、いつも自転車は空っぽという状態でしたが、今回は逆に常に残っているという状態。お昼くらいでもほぼ待ち時間なしでトレックのハイエンドモデル、マドンやドマーニが試乗できました

主催者としては一人でも多くの方に集まってほしいのは当然ですが、会場のキャパシティとしてはあまり多くの方に集まると、警備の都合上困ることもあるようで、ジレンマですね。エイ出版というメディアが主催者であるため、当然ながらライバル雑誌や競合する自転車メディアにも事前告知はされておらず、それが集客数に影響していたものと思われます。

実際に出展していたスタッフに聞いてみると、混雑していないのでひとりひとりのご質問にしっかりとお答えすることができたそうです。たしかにサイクルモードなどでは、人気ブランドのハイエンドモデルなどは、午前中の早いうちにその日の整理券がすべてなくなってしまい、まるでディズニーランド状態でしたので、逆にねらい目だと思います。

このイベントはゴールデンウィーク中の5月7日、東京都・明治神宮外苑 絵画館前でも開催されます。試乗コースは大阪よりも少し長めの1.2km。参加予定メーカーも大阪よりも大幅に多くなります。その代わりかどうかはわかりませんが、チケットが前売りが1000円と同じですが、当日は2000円と大阪より500円アップです。必ず参加するという方は、ぜひ前売りチケットを購入しておくとよいと思います。

大阪・東京ともに駐輪場はありますが警備員などはつきませんので、自転車で行く方は丈夫なカギを用意するなど、くれぐれもご用心ください

最後に、試乗会のマナーとして定着させたいことが一つ。すでにスポーツバイクに乗っているという方は、自分のバイクのサドルの高さを計測しておいてください。試乗スタッフは毎回サドルの高さを変更しますが、サドルの高さを数値で言っていただければ、一発です。そうでないと、少なくとも2~3回は高さ調整の為の時間がかかります。

試乗コースの途中で、やっぱり高さが合わないからと、持参したMy工具でサドルの高さを再調整される方もよく見かけます。どちらの時間も、バカになりません。その時間の積み重ねで、待ち時間が長くなったり、試乗できる人数が減ってしまいます。試乗会に参加する際は、ぜひサドルの高さを試乗スタッフに言えるようにしておいてくださいね。測り方は、前のギアの中心から、サドルの真ん中までの長さです。ミリ単位でもセンチ単位でも構いませんが、大体60cmから70cmくらいの間に収まると思いますよ。

B!

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