ロードバイクを始めて3ヶ月、初心者まるだしの私が先日5月14日にグランフォンド軽井沢に参加してきました!
いっぱい食べても痩せるんじゃないか、と乗り始める
グランフォンド軽井沢とは、毎年5月に長野県軽井沢で行われる124.1km、獲得標高2424mの山岳コースのファンライドで、他にもグルメフォンド、タンデムフォンド、ハーフなど複数のカテゴリが用意されている大会です。
初心者なのに、初心者ゆえに、大変さをよく分からず、ロードバイク購入したての高揚感と軽井沢というリゾート的なワードに惹かれて、勢いで申し込みました。
そもそもロードバイクを購入したのは、旦那さんの趣味がトライアスロンなのですが、自転車の練習のたびに今日は1000kcal消費したぜと、もりもりご飯を食べるのが羨ましかったからです。私は基本運動神経が悪く、走るのも嫌い、泳ぐのも嫌い、でも自転車(ママチャリですが…。)は、苦にならなかったので、ロードバイクを始めれば、いっぱい食べても痩せるんじゃないかと完全に食い意地ゆえです。奥さんや彼女と一緒に自転車をやりたいという男性のみなさんは消費カロリーをアピールするといいんじゃないでしょうか?
ちなみに私は練習しても消費した分だけ食べるので全然痩せません。
軽井沢までに練習した内容は
- 尾根幹 (走行距離80km)
- 榎本牧場 (走行距離100km)
- 都民の森(走行距離70km)
- 近所かローラー台 週0回~2回(走行距離20km)
- 強いホイールに交換
↑最後は練習じゃないね!
あまりの登れなさに見かねて旦那さんが勝手に付け替えてくれました。これでいくらか登れるようになりました。しかし、普通の人からしたらレベル低低です。
軽井沢直前のGWには一回も自転車に乗らず、
なんでグルメフォンドにしなかったんだろー
という会話を5回くらいしたと思います。
いざ軽井沢へ!
不安を抱えながら前泊で新幹線で軽井沢へ。しかし移動日はなんと雨。東京駅まで自走しようと思っていましたが断念し、電車で行くことに。
雨の中、ロードバイクを2台持たされるかわいそうな旦那さん。(最寄りの駅着いてからはちゃんと自分でもちましたよ)
2台分のロードを組み立てる旦那さん。
ごめんなさい、解体も組み立てもできません…。
スタート時点は霧だらけで微妙に雨も。大量の自転車が集まる光景に緊張してがちがちになりながら、6時にいよいよスタート!
走るとかなり寒いです。薄着だと低体温症でリタイアレベル。皆さんも服装には気をつけて!
スタートから10分たらずで激坂ポイントがあるのですが、登りきれず、いきなり足をついて歩いちゃいました…。今回の目標として、①完走する、②足ついて歩かないということを心に決めていたのですが、目標のひとつをしょっぱなで断念。
坂が続きます。ヒルクライムの大会なので当たり前ですが、上り坂か、下り坂ばかりです。ホイールを交換して本当によかった。強いホイールは正義!脚が強くなったのではない!ホイールが強くなったのだ。
第1エイドで食べたもの
そんなこんなでようやく第1エイドへ到着。
さすが軽井沢!チーズが美味しかったです。エイドで元気を取り戻して、先を進みます。
嬬恋のキャベツ畑の横を疾走。
第2エイドで食べたもの
奥にどこまでも続く上り坂がみえますでしょうか。心が折れそうなのを我慢。旦那さん曰く自転車はメンタルだそうです。
第2から第3エイドまでは、長い下り坂がつづきます。こんなに長く下り続けるのは今回が初めてだったのですが、ウヒョーという風を切る快感は最初だけ、基本びびりの私はスピード出るのが怖くて、ブレーキかけまくりなので、長時間つづくと手が痛いよ、前傾姿勢もつらいよ、楽しいと思っていたダウンヒルが地獄のようです。
第3エイドで食べたもの
はやく終われ終われと思いながら、第3エイドに到着。
快調に走行中、道路に散らばったガラスの破片が前輪タイヤに刺さって、パンクしてしまいました。停止してガラスを取るのが正解だったのに、自然に取れるまで放置してもうた。ロードバイク買ってから初めてのパンクです。
第4エイドで食べたもの
第4エイド直前に激坂が出現します。第1エイド前の坂を登れなかったので、今度こそはと踏ん張ります。意地で登り切ると第4エイドに到着。
旦那さんは先に行ったので、写真を撮ってくれたかなと思いきや、登れないと思っていたらしく、私の写真はありません。
人からできないと思われていることをやりきるって楽しいですよね。しかし、この激坂で足を使い切って、足が死亡。
もう足がパンパンですが、先を急がないとまずいです。頑張らないと制限時間にまにあわないかも。
第4エイドからは大きな上りや下りはないものの、疲れでもう気力だけで走ります。
そしてコレが最後の補給食
第5エイドからは市街地に入っていきます。信号で休めるっていいね!信号は偉大。疲れすぎて信号のたびに、あと何キロ?あと何キロ?と聞き続ける始末。ゴールのフラッグがみえたときは本当に安心しました。
制限時間11時間の中、ぎりぎりの10時間でゴールでした。