ナビゲーションアプリの決定版「自転車NAVITIME」を徹底解説
ナビゲーションアプリの決定版「NAVITIME」。電車、自動車、バスなどの移動手段による道先案内を的確に示してくれることで定評があるサービスだ。自転車ルートも検索できるようになっているが、今回紹介するのは自転車での走行に特化したアプリ「自転車NAVITIME」である。音声案内やルートの高低差グラフをはじめ、距離や時間からスポットを探せたり走行ログ機能などを搭載。2011年の登場以降から改良が進められ、現在はiOSとAndroid両方の端末に対応している。
以下「自転車NAVITIME」の操作手順と多彩な機能をみていこう。
目次
手軽で多種のルート検索
まず出発地と目的地を入力。ともに、名称/住所/駅/バス停/電話番号に対応している。都合によっては経由地を設定することも可能だ。
そして検索ボタンを押すとルート結果が表示される。ルートは「推奨」「距離が短い」「坂道が少ない」「坂道が多い」「裏通り優先」「大通り優先」「サイクリングロード優先(有料プレミアムコースのみ)」の7種類を選ぶことができるようになっている。
特筆すべきは「坂道が多い」ルート。自転車のトレーニングやダイエットを目的に、あえて選ぶ人もいるだろう。そんな自転車乗りのハートをしっかりつかんでいるのが「自転車NAVITIME」なのだ。また、高低差グラフでそれぞれのルートの起伏を比較し、走行ルートを選ぶこともできる。
そして「ルート検索条件」では上記7種類を選ぶ他、速度も5km/hから40km/hまで設定できるので、そこから算定された消費カロリーや到着までの時間、距離や獲得標高も同時に表示される。
地図は一般的なタイプと「高低差」「航空/衛星写真」の3種類を選ぶことができる。しかし「航空/衛星写真」はバッテリーを激しく消費するので注意。また、天候情報(降雨レーダー)を画面上に表示することもできる。
実際に走ってみよう
ルートが決定し、いざ走り出そうとするときに押すのが案内開始ボタン。ログを取得するときは画面上に表示されている「REC」ボタンをオンにする(有料プレミアムコースのみ)。案内が開始されると画面上のロードマップに矢印があらわれ、音声ガイドとともに進行方向が指示される。緑色の路線が走行ルートだ。
曲がる交差点が近づくと、矢印のナビゲーションと同時に交差点名を読み上げ、右か左への誘導が行なわれる。うっかり曲がるところを間違えても、オートリルート機能により設定ルートへの復帰が可能だ。また、ナビゲーション中でも現在の位置を高低差グラフで確認できるため、適切なギアチェンジやペース配分などの参考にもなる。
無事に目的地周辺に到着したら、画面上と音声ガイドでその旨を伝えてくれる。そうしたらナビを終了させ、ログを取っているならば「REC」ボタンをオフしよう。
バッテリーの消耗対策は?
心配なのはスマートフォンのバッテリー。GPSを使うことにより、バッテリーは思った以上に減りが早い。そんな心配に対応するのが「ポケットモード」と「節電モード」。長距離のライドにも対応できるように、電池の消耗を軽減する機能である。前者は端末をポケットに入れて使う際、iOSならば近接センサーにより画面表示をオフにする。後者は節電ボタンを押すことで画面をブラックにして走れる。どちらも音声案内は継続されるので、ナビゲーションが止まることはない。
らくちんなスポット検索
指定した距離や走行時間から、その付近にあるコンビニ、カフェ、ラーメン店、自転車店などのスポットを検索することができるのも「自転車NAVITIME」の特長のひとつ。自分がいる現在地点を中心に距離ならば1kmから150km、走行時間ならば約10分から約9時間40分までを選び、見つけたスポットを目的地として設定することが可能だ。
仲間と情報を共有するシェア機能
検索して示されたスポットや走行ログをメールやTwitter、Facebookなどで仲間と共有できる機能も備えている。ツーリングの待ち合わせ場所や目的地を通知したり、おすすめのスポットやお気に入りのサイクリングルートを共有しよう(走行ログの共有のみ有料プレミアムコースの登録が必要)。
走行ログを取得しよう
自転車乗りは走行ログを取るのが大好き。この「自転車NAVITIME」にも有料プレミアムコースに登録することで、走行ルートや距離、平均速度、消費カロリーなどを記録・閲覧できる機能がある。実際に自転車で走ったルートを地図で見ることができるので、サイクリング後も楽しくライドを振り返ることができる。
サイクリングロードを走るなら……
全国の人気サイクリングロードをピックアップして、コース全体図や立ち寄りスポットなどを写真付きで紹介する特集コンテンツも搭載。掲載しているのは、ちば里山若葉コース、ちばベイサイド美浜コース、瀬戸内しまなみ海道、安芸灘とびしま海道、荒川サイクリングロード、江戸川サイクリングロード、多摩川サイクリングロード、Cycle Aid Japan 2013(全12コース)。
気になる料金は?
アプリのダウンロードは無料。サイクリングロードを含めないルート検索、スポット検索、走行ログを除いたシェア機能は、無料のまま十分に使うことができる。また、サイクリングロードを含めたルート検索、走行ログ、走行ログを含めたシェア機能を加えて、より高機能な使い方をしたいときは有料のプレミアムコースに登録しよう。iOSならば月額250円(税込)から、Androidならば月額200円(税抜)から登録可能だ。詳しいプランは下記リストを参考にしてほしい。
まとめると……
ナビゲーションアプリやナビゲーション機能付きのサイコンは数多くあるが、使ってみての感想は「さすがNAVITIMEから派生したサービス」というのが第一印象だ。ユーザーインターフェイスは簡易で扱いやすく、初めて使っても戸惑うことがない。走行中でも画面の地図を見ることなく、音声案内によりナビゲーションしてくれるのも重要だ。そうした高い機能性と安全性を兼ね備えたものが「自転車NAVITIME」なのである。ぜひ一度、ダウンロードして試してほしい。決して後悔はさせない。
自転車NAVITIMEとは
日本国内で唯一の自転車専用のナビゲーションアプリ、自転車NAVITIME。7種類のルート検索、音声ナビ、ルートの高低差グラフ、走行の振り返り、多彩な地図表示、サイクリングコース、コース作成などのさまざまなサイクリングシーンで利用できる機能が充実している。まずは無料プランをお試ししてみてはいかがだろう。
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提供:株式会社ナビタイムジャパン
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