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MTBライダー垂涎、蔵を改造した「CHROMAG(クロマグ)」ショールームに行ってきた

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信州は安曇野。北アルプスの山々に抱かれ、夏はマウンテンバイク天国となるこの地に「仲間達とご機嫌なトレイルで最高の時間を過ごすこと」を第一に考えて作られたMTBフレームとパーツで人気のCHROMAG(クロマグ)のショールームが期間限定オープンすると聞き、訪問してきました!

クロマグってどんなブランド?

世界的にもマウンテンバイクが盛んなカナダ・ウィスラーで誕生。「トレイルを登って下りる」というシンプルかつ究極のMTBの楽しみ方を追求したクロモリハードテイルバイクを多数提案しています。一見するとオールドスクールと思われがちなクロモリとハードテイルの組み合わせは、実際にトレイルを走るスタッフからだからこそ生まれるアイデアが随所に盛り込まれた、実に新しく魅力的なフレームとなっています。
また、思わず手に取りたくなる美しいアルマイト加工が施されたパーツ類は、気持ちを上げるだけでなく強度や重量面でもライダーをしっかりとアシストしています。

外観は趣のある古い蔵

長野自動車道・安曇野インターほど近くの住宅街。
スマホのナビゲーションに従い、細い道を進んでいくと雰囲気のある蔵が現れます。クロマグのイメージとのミスマッチに、え?ここであってる?と一瞬不安になるも、壁際にズラリと並んだバイクたちを見てほっとしました。
今回は8月11日~13日の3日間限定のプレオープンということでしたが、多くのファンが続々と訪れていました。
外観からはMTBのショールームとは思いもよりません!

右から クロマグジャパン海上浩幸代表 神戸から来た加藤さん 仙台から来た安藤さん クロマグライダー西脇仁哉さん

画像:Chromag Japan
マスコット犬のカムイくんとサニーちゃんがお出迎え

蔵独特のナマコ壁の前にクロマグの試乗車がズラリ!

クロマグのテストライダー/フリーライダーの西脇仁哉さん。爽やかイケメンです。

中はこだわりだらけの素敵な空間!

1階はパーツ・アパレルコーナー

靴を脱いで引き戸をくぐると、板張りの部屋に色鮮やかなクロマグのパーツ類が所狭しと陳列されています。きらびやかなアルマイトのパーツたちを間接照明が優しく照らし、渋い木造の雰囲気と絶妙にマッチ!

入ってすぐ右手には2017年最新モデルのアルミハンドルバーを並べたタワーが。

味のあるアンティークのショーケースは、この蔵の雰囲気を活かすために、益子の古家具店で買い付けたとのこと。

キャップも充実!目移りしちゃいます。

こちらのサドルとハンドルはお買い得なアウトレット品!ショールームで購入可能です。

キャップやサドル、ハンドルなどの展示棚はショールームマネージャーのショーコさんとスタッフの畠山さんの手作りだそう。

2階はフレームコーナー

奥の階段を上ると正面に飾られているのがターコイズブルーのハンドルとサドル。
マットハンターとトーマスバンダーハムのサイン入りです!

いきなりのお宝に先制パンチを食らいつつ、2階の展示コーナーに入ります。
こちらは畳敷きの8畳ほどの部屋。家具職人お手製のオリジナルフレームスタンドに飾られたフレームたちが並びます。

窓の感じがたまらなくいいですね!

2階には秋冬物のアパレルも並んでいました。

カナダ製ハンドビルドフレームで特別製造モデルのGypsy65/ジプシー65 もありますよ。

家具職人がひとつひとつ手作りしているウォールナット製のフレームスタンド。
問い合わせも多く好評につき近日販売予定とのことです。販売予定価格は¥15,000(税抜)問い合わせはクロマグジャパンまで。

こだわり聞かせてください!Q&A

このショールーム、なんと内装レイアウトを女性2人だけで手掛けられたそうです。
クロマグジャパン・海上浩幸代表と、奥様でショールームマネージャーでもあるショーコさんにお話を伺いました。

右がマネージャーのショーコさん 左はスタッフの畠山さん

-なぜこの場所にショールームを開設したのでしょう?

海上代表(以下、K):クロマグジャパンを始める以前はカナダに住んでいました。帰国してしばらく東京にいたのですが、もっとマウンテンバイクを楽しむのに環境の良い場所を求め、長野県松本市に移住しました。ですので、首都圏ではなくこの地域にショールームを出すのは自然なことだったのですが、決め手はこの蔵ですね。

-物件ありきということですか?

ショーコさん(以下、S):はい、一目惚れでした♡どうしてもこの蔵が良くて、不動産屋さんにすぐ連絡したんですよ。

-たしかにとても雰囲気のいい建物ですよね。展示に当たってのこだわりはありますか?

S:ショーケースを古家具で揃えたり、工房風花さんという家具職人の方にウォールナット製のフレームスタンドを特注して木材をふんだんに使用し、金属の塊である自転車との調和を考えました。自転車に興味のない方にも親しみやすいように自転車と関係のない物をどれだけ飾れるかにこだわっています。

-こっそりクマやカエルが隠れてますよね(笑)

S:そうなんです!気づいていただけましたか?(喜)たとえば、自転車が趣味の旦那さんに付き添ってご来場された、自転車に興味のない奥様やお子様にもこの場所を楽しんでいただけたらいいなと思っています。
ボクを見つけてね!

-小物の選定も女性らしい細やかな気配りですね。

S:ありがとうございます。あの手ぬぐいは私のコレクションの中の一枚で、季節ごとに楽しんでいただく予定です。今回のブドウ柄はこれからの季節に合わせてと、オープンにあたり「実り多いものになりますように」との願いを込めました。

ドライフラワーや陶器がさりげなくあしらわれています。

階段脇に飾られている手ぬぐい。どんな柄が登場するか楽しみです。

-今回は3日間の限定オープンでしたが、今後の予定をお聞かせください。

K:グランドオープンは9月上旬の予定です。毎日オープンするのではなく、しばらくはクロマグジャパンがオープン日を指定してご来場いただくことになりますが、いずれはお客様からご予約をいただけた日はオープンできるような態勢にしていきたいと考えております。オープンに関する詳細はホームページ公式facebookにてお知らせしますので、ぜひチェックしてくださいね。

-ショールーム周辺は自転車に乗る環境に恵まれていますが、試乗車などはありますか?

K:ブースト規格と更なるロングトラベルフォーク装着前提によりジオメトリーにも変更がありました2017最新モデルは、人気のStylus/スタイラスをはじめ、カナダ製ハンドビルドで29erと27.5PlusホイールとのコンバーチモデルのSurface/サーフェスやPrimer/プライマー、27.5の定番Wideangle/ワイドアングル、その他2016モデルのStylus/スタイラス(27.5ホイールのみ)なども用意しております。

-最後に、これからの展望をお聞かせください。

K:私たちはカナダでマウンテンバイクに出会いトレイルを楽しんできました。これまでの経験を生かして海外のトレイル情報等をみなさんに発信していきたいと思います。ただフレームやパーツを展示販売するだけではなく、MTBを愛する人たちや、そのご家族・ご友人も楽しめる交流の場として育てていきたいですね。安曇野インターから近いので、白馬や岩岳の帰りにふらりと寄っていただけたら嬉しいです。

おわりに

渋い蔵の中は、MTBを心から愛するクロマグスタッフの細やかな配慮と熱い情熱に満ちた空間でした。9月に入れば北アルプスの山々は足早に秋の装いに山肌を変えていきます。最高の季節のオープンが待ちきれないですね!

B!

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