コギコギ「COGICOGI SMART! 」を鎌倉湘南で2017年11月1日より開始。ユーミーらいふグループ、halettoとも業務提携。
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コギコギ株式会社、シェアサイクル「COGICOGI SMART! 」を鎌倉湘南で2017年11月1日より開始。
ユーミーらいふグループ、haletto(株式会社CHINTAI)とも業務提携。
シェアサイクルサービス「COGICOGI SMART!」を運営するコギコギ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島幹彰、以下コギコギ)は、国内3都市目の展開として2017年11月1日より鎌倉湘南エリアにてサービスを開始する。
シェアサイクルとは、複数のサイクルポートの好きな場所で自転車を借り、好きな場所で返すことのできる自転車のレンタルサービスである。世界では、パリ、ロンドン、ニューヨークといった大都市から中小規模の都市でも導入が進み、近年では中国でのポートレス型のシェアサイクルが試行されるなど、世界各地で様々な取り組みがされている。
日本では、シェアサイクルはコミュニティサイクルとも呼ばれ、1980年頃より自治体主導で補助金を活用した実験が各地で行われており、近年では神奈川県横浜市の「ベイバイク」や、東京都港区の「港区自転車シェアリング」、東京都千代田区の「ちよくる」が有名だ。一方で、ほぼ全ての事業が黒字化を実現できず、補助金の終了とともにサービスを終了してきた歴史がある。
「COGICOGI SMART!」は自社開発のスマートロックを活用し、スマートフォンのアプリ上で登録・貸出・返却が簡単にできるIoT型のシェアサイクルサービス。2015年4月より東京エリアでサービスを開始し、代官山T-SITE(代官山)、SHIBUYA CAST.(渋谷)、Nagatacho GRID(平河町)など、ライフスタイル、カルチャー、シェアリングエコノミーを牽引する施設をつないでいる。
2016年に「COGICOGI SMART!」は東京エリアの黒字化を実現、国内2都市目として2017年7月より福岡エリアでの展開を開始し、キャナルシティ博多などでサービスを提供している。福岡は順調に利用が拡大していることから3都市目の展開を検討してきた。
鎌倉湘南エリアは、古都鎌倉が日本有数の観光地であることに加えて近年は鎌倉高校前が訪日観光客の来訪場所として定番化するなど、観光都市としての存在感が増しています。一方で、車道の渋滞、江ノ電の混雑が居住者の住環境を阻害していることから、交通が最大の観光課題になっている。
コギコギでは、こうした鎌倉湘南エリアの交通の課題の解決および、鎌倉湘南エリアを一体とした観光体験の提供に取り組むべく、国内3都市目として鎌倉湘南エリアでの展開を行うことを決定した。
COGICOGI SMART!の鎌倉湘南エリアは、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市を横断した東西15km圏内を展開エリアとし、鎌倉の燕CAFE、藤沢のユーミー藤沢センタービル、腰越のhaletto houseの3ポートから開始、近日中に20ヶ所への拡大を予定している。
また、湘南最大手の不動産企業グループであるユーミーらいふグループとは、今回のポート設置のみならず、ユーミーらいふグループの管理物件入居者向けの優待プランや、入居者専用のシェアサイクルの展開なども検討して行く。
コギコギについて
コギコギは、自転車用スマートロックの企画開発と、そのスマートロックを利用したシェアサイクルサービスを運営するスタートアップ。2017年10月現在、東京都(都内10区)、福岡市でサービスを運営している。
会社概要:コギコギ
会社名 :コギコギ株式会社
代表取締役 :中島 幹彰
事務所 :東京都渋谷区桜ヶ丘町14−1 ハッチェリー渋谷3F
設立 :2011年4月
資本金 :1億円(資本準備金含む)
主要株主 :中島幹彰、COENT Venture Partners PTE LTD、シェアリングエコノミー1号投資事業有限責任組合
事業内容 :シェアサイクル事業およびシェアサイクル支援事業
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haletto houseについて
haletto houseは、長い間空き家となっていた物件を借り上げ、halettoのプロデュースのもとリノベーションし、宿泊施設として運営を行う株式会社CHINTAIの事業である。
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/