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デニムがロードバイクのウェアとして「すごくイイ」理由

デニムだと街に馴染みやすい

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皆さんはロードバイクやMTBなどスポーツバイクに乗るときに、デニムという選択肢はあり? それともなし?

いつもガチなわけじゃない、デニムでロードに乗ってもいいんじゃないか


▲デニムにも似合うGIROのシューズ

スポーツバイクに乗るための服であるサイクルジャージ+レーシングパンツ(レーパン)のほうが、遥かに快適で走りやすいのは知ってます。ただスポーツバイクに乗る時、いつもガチで人里離れた峠を200km走ったりするわけではないですよね。だから、「走るTPO」に合わせて、いろいろなウエアの選択肢があってもいいかな、と思うのです。

実はデニムを結構な頻度で履いているライターのマキタです。私はあえてデニムを「ジーパン」と呼び、インスタグラムで#ジーパンサイクリストってハッシュタグつけて発信したりしています(ぜひ検索してみてください)。

検索結果に出てくるのはほぼ自分と友人達ですが、#ジーパンサイクリストというハッシュタグを普及していきたいと秘かに野望をいだいています(笑)。

デニムだとロードバイクユーザーがもっと増える!?


▲デニムだと街の風景に馴染みやすい

私がロードバイクを始めようと思った数年前、「???」と多くの疑問と違和感を抱いたのがウェアでした。ネットで検索し倒した挙句に、直球のサイクルジャージではなく・・・ランニングウェアっぽいような・自転車乗りっぽいような中途半端な格好でスタート。

実は多くの初心者が、ロードバイクのウェアであるぴったり身体の線が出るサイクルジャージとレーパンを着るまで、恥じらいと葛藤があるのではないでしょうか。輪行の時など電車や街でも浮きますし。

初心者の間は私も、多くの疑問を持ちつつ「周りは皆ジャージ・レーパンだし、郷に入っては郷に従え」と思うばかりで、「デニムでロードバイクに乗る」とか、全く頭になかったのです。が、いろいろ経験を重ねた今、「デニムで乗る」が選択肢として普及すればロードバイク・スポーツバイク人口が増えると勝手に思っております。

「デニムでロードバイク」向きのTPOとは


▲#ジーパンサイクリスト、揃い踏み(笑)

どういったシーンならデニムでロードバイクに乗るのがOKなのか?以前FRAMEで挽きたてコーヒーを飲むライドという記事を書いたのですが、その時の走行距離は参加者のうち、遠い人でも50kmぐらい。ほぼ20km〜30kmがの人が多かったせいもあり、しめし合わせたように全員がデニムで参加だったのです。

ルールブックやマナーブックがあるわけではないので、これは私個人のTPOですが

  • 距離50km以内
  • 平均速度20km以下
  • 気温20度以下
  • 平坦メイン
  • 街中がコースに入っていて目的地でまったり

以上の場合にウェアにデニムを選んで走ってる確率が非常に高いです。

ロードバイクにはどんなデニムを選べばいいか


▲ジーパンライドに選ぶジーパンとは

周りのジーパンサイクリストが履いているデニムは、基本的には卸したてではなくある程度履きこなして生地が柔らかく馴染んだパンツです。

また、ピタピタのスキニータイプではなくワンサイズ大きめや股上の深いジーンズを選んでいます。股上が深いとペダリングの邪魔にならず脚もスムーズも回せるし、ワンサイズ大きめだとジーパンの下にパット付きのインナーパンツなども履けます。

私が最もオススメなのはテーパードスタイルのデニム。裾に向かって細くなっていくスタイルなので、裾の巻き込みも防げる上、腰回りや太ももはゆったりしており、ペダリングもしやすい。更に言えば脚も長く見える(笑)ので、乗ってる時のシルエットが美しいです。

まとめると

  • ある程度履きこなして馴染んだもの
  • スキニータイプではなくワンサイズ大きめもしくは股上が深め
  • 裾に向かって細くなっていくテーパードスタイル

この条件に当てはまるデニムを選ぶのがよいでしょう。

デニムでこんな乗り方ができる

デニムは元々作業着として広がったものだから、ちゃんと足が回るデニムなら、街中だけじゃなく、いろんなライドを楽しめます。

デニムでシクロクロスをする人たちもいる


▲デニムでシクロクロス

ジーパンサイクリストはのんびり走るだけかと言えば、実はそうでもないのです。昨年行われた秋ヶ瀬の森バイクロアでは(公園内のダートコースを走るシクロクロススタイルのレース)DEEPER’S WEARさんプレゼンツの「デニムクラス」というカテゴリがあり70~80人の方がジーパンなどデニム素材の衣類を着用してレースに参加しました。レース=サイクルジャージではない、とても新しいスタイルです。

広島 ・尾道でもしまなみ海道をデニムで走るイベント「デニムラン尾道」というイベントが2016、2017年と開催されてます。

MTBでトレイルライドも


▲マウンテンバイクのトレイルライド

先日はマウンテンバイクのトレイルライドもデニムで行ってきました。もともと作業着だったジーンズ。汚れに強いし、トレイルで転倒しても厚手の生地がケガ防止にもなる。ストレッチ性の高いモデルであればトレイルでも全く問題なしです。

キャンプツーリングもデニムでGO


▲キャンプツーリングなどにもデニムライド

アウトドア活動であるキャンプにもデニムはおすすめです。デニムだと、一般のお客さんもいるキャンプ場や海岸その他で服装が浮くことはありません。

デニムのトップスには何を着ればいい?


▲デニムの上に何を合わせたらいいか

デニムでロードバイクに載る場合、上半身は何を着たらベストか?

意外と・・・というかデザインによってかなり相性が良いのがサイクルウェア。上の写真のウェアはCafe de Cycliste (カフェ・ド・シクリスト)のウインタージャケットですが、バランスが良い。


▲ジージャンとジーパンでロードバイク

もちろんジージャンとのセットアップなども、クロモリロードに映えます。

ロードに乗るための「おすすめデニム4選」

DEEPER’S WEAR HIGHKICK ジーンズ


DEEPER’S WEAR HIGHKICKジーンズ

さきほどデニムでロードに乗るためのデニムの条件を挙げましたが、ガチガチのおろしたてのデニムでスポーツバイクを漕ぐのはキツイというか無理です。私が今履いているのは前述のDEEPER’S WEARさんのHIGHKICKジーンズ。

「簡単にハイキックができそうなくらい履きやすい」というコンセプト通り、伸縮性がスゴくてロードバイクを漕ぐにあたって全くと言っていいほどストレスがありません。

DEEPERSWEAR HIGHKICKJEANS

ヴィンテージジーンズに見える生地なのに伸縮性が高いという所がオススメです。フロントにボタンが二つ付いてるので前傾姿勢の多いライド中は調整可能。
このジーパンと出会ってからロードバイクとデニムが結びつきました。

LINK:ALL YOURS(オールユアーズ)[旧Deeper’s Wear(ディーパーズウエア)]

Levi’s Commuter


▲リーバイスコミューター

ジーンズと言えば・・・のリーバイスからも街中サイクリスト向けにコミューターシリーズが出てます。このシリーズもストレッチ性が高く、反射材やU字ロック用ホルダーが付いててオススメ 。

リーバイスコミューターシリーズ 541 アスレチックフィット

前傾姿勢用に股上が深くつくられているのと、腰回りから太ももがゆったりしていて足首に向けて細くなっているテーパードスタイル 撥水性のある生地が使ってあるのも特徴。

LINK:Levi’s

テラソンスリムテーパードリジット

Amazonでテラソンスリムテーパードリジットを見てみる

本格的なUSA製のデニムです。後ろの股上にゆとりがありテーパードスタイルなのでサイクリング向けなのですが、少し固いので、ロードバイクに乗る前に普段使いで履き慣らしていわゆる「デニムを育ててから」がオススメ。

番外編 ユニクロ レギュラーフィット

ユニクロのジーンズは生地がわりと短期間で柔らかくなり履き心地が良くなります。ほとんど股上が浅いモデルなので選ぶならレギュラーフィットで
LINK:ユニクロ

デニムでロード乗りに行こう

まだまだスポーツバイク業界ではマイノリティなスタイルかもしれません。でも、もっと自由にロードバイクやスポーツバイクを楽しむためにも、デニムでロードバイクに乗るジーパンサイクリストが増えたら良いなと妄想しています。

B!

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