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クロモリロードバイクで行く「ゆるキャン」、初心者はどんな装備を準備すればいい?

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初心者にオススメの「ご近所でゆるーく自転車キャンプ」、かなり楽しい


▲広島の河川敷でゆるーくキャンプする自転車乗りたち

先日「ゆるキャン△」というアニメを教えてもらい、Amazonプライムで視聴しあっという間に夢中になってしまったライターのマキタです。

▲「ゆるキャン△」原作マンガも面白い

女子高生(JK?のほうが伝わるのか?)がキャンプをするという設定もさることながら、ビビッと来たのは登場人物の1人=志摩リンが第1話で小径車にキャンプ用品を積んでソロツーリングをするという設定。一気に共感してしまいました。

とはいえ、重いキャンプ用品を積んで(「ゆるキャン」の志摩リンのように)山間のキャンプ場へ獲得標高1000m以上も上っていくのはツライですし、自転車キャンプへのハードルが上がってしまいますよね。そこで、これから自転車キャンプを始めてみようという人にオススメしたいのが「ご近所キャンプ」です。

野外活動自体が面白いから、場所がご近所でも楽しさは変わらない


▲サーリーのストラグラーと1人用のテント

実は私も「ゆるキャン△」とはだいぶかけ離れたおじさん中心の面子で昨年からキャンプを行っております。それぞれ仕事があり休みが違ったり都合がなかなか合わないので、みんなが手軽に行ける所なら・・・という流れでのご近所選択。月1開催の「ご近所ゆるキャン」です。

広島ローカルネタですけど、太田川(オオタガワ)の河川敷で行なっているので略して #otg_camp インスタでハッシュタグ検索したら出てきますw  コンセプトは「いつ来ても、いつ帰っても良い」。テント泊する日もあれば、焚き火だけ楽しんで帰ったり、ラジコンしたり、望遠鏡で月を覗いたりしています。ちなみに私のフォロワーは誰でも参加OKですのでご興味あったらぜひ。


▲サーリーでトレーラーを引くガチパターンのキャンプメンバー


▲サーリークロスチェックにパニアバッグやサドルバッグで参加

そんな我々の「ゆるい自転車キャンプ」での装備をご紹介していきます。

ゆるい自転車キャンプにはこんな装備で出かけます

今回はあくまでも「ゆるい自転車キャンプ=4月~10月ぐらい/寒さ的に関東あたりまで/1泊の自転車ツーリングキャンプ」に持ち込んでいる装備と、その装備を運ぶためのクロモリバイクの紹介です。

ゆるい自転車キャンプのための装備


▲1泊自転車ツーリングの持ち物

私がキャンプに持ち込んでいるの実際の装備、ちなみに4月〜10月ぐらいのシーズン用を並べてみました。

左から

  • イスカの寝袋 タトパニX
  • モンベルのクロノスドーム1型(1~2人用)
  • サーマレストのマットレス
  • ボトル 水筒 コップ類
  • サンダル
  • ジェットボイル
  • ウーコのLEDランタン
  • クッカー
  • アルミのローテーブル

手前

  • ヘリノックスの折りたたみチェア

  • メッシュシートの焚き火台

この装備に後は、シーズンによって防寒対策のアウターなどの着替え 
食事はお湯を使って調理可能なカップラーメンやフリーズドライです。
インスタントコーヒーなどあれば尚良しです。


▲以上のキャンプ用具を車載するとこんな感じになります

自転車キャンプに適しているのはクロモリバイク


▲サーリーのストラグラー

自転車キャンプで使う自転車の車種についてですが、「ゆるいキャンプ」とはいえ写真のような量の荷物を車載するわけですがから、なかなか普通のロードバイクではハードルが高いのです。特にカーボンバイクは積載重量に限界があるので、フレームの素材はクロモリがベストだと私は考えています。車載に必要なリアキャリアをつけるためのダボ穴が付いている車種がオススメです。

キャンプで使うクロモリバイクの中でも、特に私がおすすめなのは、Surly(サーリー)のストラグラーです。シクロクロスも走れグラベルロードも走れ、さらにはキャンプなどのツーリングにも使える万能型のクロモリロード。

サーリーにはクロスチェックというモデルもあり、こちらも人気ですが、写真のようにかなりな荷物量になるのがキャンプツーリング。重い荷物を車載してブレーキをかけるとなかなか止まりにくいのですが、サーリーのストラグラーは制動力の高いディスクブレーキを搭載しているのがポイントです。完成車もフレーム売りもあり自分好みのスタイルが楽しめのもいい。

フレーム売りだと税込86,400円(2018年3月現在)わりとリーズナブル(←あくまで個人の感想です)。


▲フラットハンドルにして前カゴ付けたり、自由度が高いサーリーストラグラー

バッグ類はどういうものを準備したらよいか


▲ナイスラックの上部

さきほど紹介させて頂いた装備は写真のようにほぼフロント部分に収まっています。フロントキャリアはサーリーのナイスラック。

ラックマウントのある26インチから700cの自転車に取り付け可能なクロモリ製ラックで、最大積載量は36kg。パニエバッグの取り付け位置も上下に移動可能なので写真のようにパニエバッグの上にマットレスが挟めたりして便利です。

サーリーナイスラックの上部には、モンベルのクロノスドーム1型とメッシュシートの焚き火台をストラップで固定します。ハンドル部分はスイフトインダストリーのハンドルバーバッグが付けてあり、財布やLEDライトなどの小物類が収納可能です。ちなみに今回はサドルバッグもスイフトインダストリーズ のもの。


▲オルトリーブのパニエバッグ

フロントに付けているパニアバッグはオルトリーブのスポーツローラークラシック。
オルトリーブの特徴は何といっても防水性の高さ。生地そのものが防水性も高いのですが更に強度や防水性を高める為に縫い合わせせずに溶接で貼り合わせてあります。さらに独自の装着システムにより市販のあらゆるキャリアーにも対応しています。


▲オルトリーブの中

片方のオルトリーブのバッグの中に、ヘリノックスのチェアーとジェットボイル、更にイスカのシェラフを入れてます。パニアバッグの内部に小物入れ用のポケットもあるので、よく取り出す物を入れておきます。もう一方のパニアバッグに衣類や食材を詰め込みます。


▲アピデュラのフレームバッグ

キャンプをより快適に楽しむには、いろいろな装備を持って行けばいくほど快適になります。取り付け可能な所には全てバッグを・・・という事で、アピデュラのフレームバッグも付けておきたいところです。キャンプ場の近くで水を補給する手段がない場合は、ウォーターバッグに水を入れてパニアバッグに入れておきましょう。ボトルケージにはもちろんボトル、あるいはクリーンカーティーンなどの保温ボトルがオススメ。


▲キャンプにはクロモリロードがオススメ

クロモリロードだと(人によるので断言は出来ませんが)カーボンロードのように早く山は登れません。
でもまぁそもそも速く走ることは必要ないのです。少し太めのタイヤを履いてグラベルを走ってキャンプ場へ行く、そんな楽しみ方が最高です。

B!

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