アウトドアメーカーとして有名なモンベル、実はサイクルギアも多数出していてどれも優秀だったりします。特に、輪行袋「コンパクトリンコウバッグ」が有名でしょうか。
今回はそんなモンベルのラインナップからコスパが超優秀なフレームバッグ「トライアングルバッグ」を紹介します。
そもそもフレームバッグってどんな時に使う?
フレームバッグとは、フレーム三角形の内側の空間を利用して積載量を増やすためのアイテムです。トップチューブとシートチューブに固定します。
こんな風に補給食なんかを入れられます。写真のトライアングルバッグはMサイズで容量は1.2L。ハンドタオルや薄手の衣類なんかも入ります(冬物やジーンズは厳しいです)。
いちばん活躍するのは、泊まり込みでのロングツーリング。
乗鞍山頂にある山荘へ泊まりに行ったときの装備がこちら。夏でしたが屋内ではストーブをつけるほど寒く、トライアングルバッグとサドルバッグに秋物の衣類を分けて積載しました。
一緒に行った友人はリュックサックを使っていましたが、リュックサックを背負っちゃうと、サイクルジャージの背中ポケットが使いにくくなりますし、ダンシングがしにくいので、書いてる人はトライアングルバッグをチョイス。
また、週末に補給ポイントが少ない長めのコースを走るときにも使います。たとえば、上掲のような山奥ライドなんかするときですね。
▲補給食満載でヒルクライム三昧。サイクリングコンピュータ給電用のモバイルバッテリーも搭載できるので、人気のない山奥にも安心して突撃できます。
フレームバッグはライドの幅をぐっと広げてくれる
モンベル(mont-bell) トライアングルバッグM ブラック
荒川サイクリングロードを100km以上走るときにも使っています。サイクリングロードを離れないとコンビニがなく、補給のたびに一般道に降りているとあまり走れないので。そんなわけで、トライアングルバッグを導入して、ライドの幅はぐっと広がりました。
そんなトライアングルバッグですが、いちばん嬉しいのは価格が税抜2,800円なこと。書いている人は1年ほど使い倒していますが、非常に頑丈で壊れる気配はなし。大手アウトドアブランドの製品らしく、多少ラフに扱っても安心して使えるのが最大の魅力です。
ただ、防水ではありません。雨天決行のライドの際はご注意ください。でも、それほど大きなデメリットではないと思います。雨予報だったらそもそも走るのを諦めることがほとんどではないでしょうか。また、防水が必要なもの(衣類など)はかさばるので大容量の防水サドルバッグにまとめたほうがいいケースがほとんどなんですよね。防水にするなら、サドルバッグのほうがいい気がします。
そんなわけで、トライアングルバッグは割り切った性能によって実現されたコスパを享受しやすい超お得な製品かと思います。初めてのフレームバッグとして買いやすいはず。気になった方は、ぜひお試しください。
ちなみに、Sサイズもあるので、大きさが気になる方やフレームサイズが小さい方はそちらを選ぶのもいいでしょう。
モンベルのフレームバッグの魅力を動画でも紹介しています!