自転車からワクワクをひろげよう

  1. ホーム
  2. プロダクト
  3. いつかはZIPP!決戦用・憧れホイールのディープな世界をナビゲート

いつかはZIPP!決戦用・憧れホイールのディープな世界をナビゲート

あわせて読みたい!
こちらの記事もチェック!

プロレースにおけるTTステージでお馴染みになった、ディープリム・ホイールに憧れる人は多い。サイクリングコースでも派手なデカールのディープリムをよく見かけるようになった。
ホイールメーカーがこぞってリムの高いモデルをリリースしているが、その総本山がZIPP(ジップ)。アマチュアレースやヒルクライムの「決戦用」ともされているラインナップだが、今回はそうしたディープリムの世界へあなたを誘おう。

ZIPPホイール=決戦用!特別な存在である理由


初心者が完成車ホイールから初めて履き替えるのには少々敷居が高いZIPP。イメージはまさに決戦用、憧れの一品である。
軽くて見た目も良いカーボンホイールだが、高額な値段に加えて初心者は気にしておきたい点もある。
例えばディープリムなら横風の影響を受けやすく、バイクコントロールが難しくなること。ブレーキングフィールもアルミリムと少し違うし、ヒルクライム用などの超軽量モデルはデリケートであるがゆえに、悪路での破損、長過ぎる下りでのブレーキングで焼けてしまう可能性があること。

リスクも負うことにはなれど、それらを上回る魅力を持つのがZIPPを筆頭とするカーボンホイールの世界なのだ。
そのイメージを裏付ける確かな品質はどこから生み出されているのか、まずはZIPPの背景から魅力に迫っていく。

F1カーから着想を得たカーボン・ディスクホイール

ZIPPは1988年、米国のインディアナポリスで創業された自転車用品メーカーだ。創業者であるリー・サージェントは、英国のウィリアムズF1チームのエンジニアとして活躍していた。当時F1ドライバーが使っていた自転車に取り付けられたアルミ製ディスクホイールのあまりの重さに驚いたサージェントは、チーム解散後にF1カーのコックピット周りと同じハニカム構造を持つカーボン・ディスクホイールを作製。現在市場に出回っているホイールと大きく変わらない1150gのディスクホイールを、およそ30年前から開発していた歴史を持つ。

アイアンマン世界選手権で使用率No.1に君臨し続ける実力

近年、エアロダイナミクスが重要視され、製品開発の重要な要素となっている風洞実験を最初に用いたのもZIPPだった。軽量性に加えエアロダイナミクスという新たなオプションを手に入れた同社は、トライアスリートから絶大な人気を誇る。ハワイ・コナで行なわれるアイアンマン世界選手権では、2006年から10年以上、使用率No.1なホイールブランドとして他社を大きく圧倒している。

ZIPPが本拠地を置くインディアナポリスはモータースポーツが盛んに行なわれており、カーボンや樹脂など様々なサプライヤーが多く拠点を置く。ZIPPの製品開発では、同社のエンジニアだけでなく、サプライヤーからの知識も結集して、その時代ごとに最高のホイールを開発している。

苦い経験から得た「耐久性」を持つカーボンホイール

ひとつのターニングポイントとなったのは2010年、クラシックレースの女王と称される「パリ〜ルーベ」で、カーボンホイール「303 TUBULAR」が初めて勝利を獲得したのである。
そこに至るまでは未知だった。遡ること4年前、ZIPPは厳しい石畳で有名なアレンバーグで、サポートしていた「チームCSC」のライダーによる実走テストを行なっていた。結果は15分で20本ものリムを壊されるという散々なもの。そこで開発チームは試行錯誤の末、ホイール外周部にケブラー繊維を採用し、大幅な耐久性の向上に成功。以降、今日まで続くカーボンホイールの礎を手に入れることができたのである。

今もNESTではZIPPの最新ホイールが生み出されている

▲米インディアナポリスにあるZIPP本社
出典:About Zipp|ZIPP

現在、3万平米の敷地を持つZIPP本社内には、最高のホイールを製作するために作り立てのカーボンシートを保管する冷凍庫や、研究開発室、レイアップやプレス、焼き上げなどが行なわれる工場施設、ホイール試験場などさまざまな部門を設置。「NEST」と呼ばれるこの敷地内で、最新のテクノロジーと熟練の職人たちにより、製品が作られている。

憧れホイールたり得る「ZIPPテクノロジー」


ラインナップの紹介の前に、ZIPPのホイールに詰め込まれたテクノロジーを整理しておこう。

Flow Separation

V字型の形状や表面がフラットなリムの場合、ホイール周辺の気流はリムに触れた直後に分離し、抵抗となるドラッグや乱流を発生させてしまう。そこで「Firecrest」特有の幅広で丸みを帯びたリム形状やリムに刻まれたディンプル加工により、気流が分離するのを極限まで遅らせてドラッグの発生を抑制。同じ出力でより速く、より長く走ることを可能としている。

Center of Pressure

走行中に風から受ける横方向の作用点を、ホイール上の最も強度を持つ部分であるステアリング軸に近づける特性を発揮する「Firecrest」のリム形状。横風の中でもニュートラルで安定したハンドリングを可能としている。
さらに、ホイールの不安定感の要素のひとつである「バフェッティング」と呼ばれる分離流が原因で発生する不規則な振動に対しても効果を生み出す。また、空気がホイール前面に当たった後に放出される気流のひとつひとつの渦を小さくすることで、ハンドリングに与える悪影響を最小限に抑え、より高い安定性を得ることができる。

ABLC


新開発された「ABLC」ディンブルテクノロジーは、リムの表面にゴルフボールのような小さな溝加工を施したもの。リム周辺の空気の流れを強制的に整流させ、最も抵抗の少ない状態でホイールの後部から空気流を分離させる。

Showstopper


「NSW」シリーズにのみ採用された、硬度、耐熱性に優れる炭化ケイ素を配合したブレーキ面。片面317本の溝がリムから水を一掃し、特に雨天時のブレーキング性能を向上させている。その性能はアルミリムに匹敵。気象条件や下りの長さに関係なく、常に最高のストッピングパワーとコントロール性を高めている。

SawTooth


下記に紹介する「454NSW」と「858NSW」の可変ディープリムに与えられた技術名称。生態模倣学(バイオミメティスク)を利用し、自然界で最もエレガントなデザインソリューションを取り入れて開発されたリムは、従来のエアロホイールとは一戦を画す空力性能を獲得している。

Carbon Blidge

最も衝撃を受けやすいリムのタイヤベッド部分に、カーボン繊維の3.5倍の耐衝撃性を持つケブラー繊維を採用。最小限の重量増で耐久性を大幅に向上させることに成功している。

COGNITION HUB


全部の「NSW」シリーズに採用されているハブセット。フランジにかかる負荷をベアリングから遠ざける方向に分散されるように設計している。リアハブには分離型のラチェット機構を採用。ホイール空転時にはラチェットを離して接触抵抗を低減する。ペダリング時はネオジウム磁石により素早くラチェットが噛み合い空転することはない。

77/177 HUB


クラス最高の耐久性を獲得した新型ハブ。スターフランジデザインとストレートスポークを採用し、ハブフランジにかかる負荷をベアリングから遠ざける方向に分散されるように設計。スポークテンションにかかわらず、最高の回転性能を発揮する。ハブシェル自体の剛性も向上しており、ベアリングのプリロードも不要となった。

ZIPP最新ホイール全25モデル

ZIPPのホイールは名称に202、303、404、808というリムハイトに応じたナンバーがつけられているが、2018年モデルから454、858のふたつが加わった。また、搭載された機能により、さらに「NSW」と「FIRECREST」というカテゴリーがある。

  • NSW
    接触抵抗の少ないラチェット分離式の最新ハブを採用して回転性能を向上。サメ肌のような表面加工を追加し、ディンプルの整流効果をより高めることに成功した。さらにこれまではデカールタイプだったロゴを廃止してホイールに直接ロゴをプリント。僅かな空気抵抗でさえも徹底的に削減した。
    リムブレーキ用は研磨材などに用いられる炭化ケイ素をブレーキ面に配合し、耐熱性、耐久性、耐摩耗性が向上。雨の日でも確実なブレーキングを提供する。
    リム側にブレーキ面が存在しないDISCブレーキ用は、リム全体にディンプル加工を配置。チューブレスレディとしても使用可能で、少ない路面抵抗、安定したグリップ力、快適な乗り心地を提供する。(858NSW DISCと454NSW DISCはチューブレス非対応)
  • FIRECREST
    2010年の登場以来細かなマイナーチェンジを重ね、今なお世界最高レベルのエアロダイナミクス、リム剛性、回転性能を誇る。2016年にアップデートされた現行モデルの5代目は、ハブの構造を根本から見直し優れた回転性能と耐久性を獲得。
    NSWには存在しないチューブラーモデルもラインナップされており、プロライダーの使用率が高い。
    DISCブレーキ用はチューブラーモデルとクリンチャー/チューブレスモデルが選択でき、レースでの使用やグラベルライド、シクロクロスなど用途に合わせて幅広いラインナップから選択ができる。
    リムブレーキ用/DISCブレーキ用共にロゴデカールを採用しており、別売りのカラーデカールへの交換も可能。バイクに合わせたカラーコーディネートが楽しめる。


▲カラーデカールで好みのコーディネートを

続いて各ラインナップをみていこう。

858 NSW CLINCHER


「454 NSW CLINCHER」と同様のリムデザインを取り入れ、これまでのスーパーディープリムでは考えられなかったコントロール性能、さらに効率的なエアロダイナミクスを獲得。軽量で剛性感のあるリムは、まるでロープロファイルホイールのような反応性を備え、クイックなハンドリングを実現している。

リム幅:フロント24.4mm、リア23.7mm
リム高:77-82mm
重量:フロント808g、リア942g
価格:264,500円(フロント/税抜)
   316,500円(リア/税抜)

858 NSW CLINCHER DISC


NSWシリーズ専用の「Showstopper」が最高の制動力を提供するディスクブレーキ・バージョン。先進的なエアロダイナミクス、安定性、応答性の高いハンドリング、比類のないブレーキングは従来の不可能を覆している。

リム幅:フロント23.7mm、リア23.7mm
リム高:77-82mm
重量:フロント850g、リア984g
価格:264,500円(フロント/税抜)
   316,400円(リア/税抜)

454 NSW CLINCHER


開発にあたってZIPPのエンジニアたちが注目したのは、ザトウクジラの水中での素早く優雅な動き。それを地上での走行に転化し、ヒレ部分の特殊な形状とサメ肌のような質感により水中を泳ぐように華麗でダイナミックさを持ち合わせたのが本機だ。波打ちされたリムの高さは低い部分が53mm、高い部分が58mmの可変モデル。

リム幅:フロント27.8mm、リア27.8mm
リム高:53-58mm
重量:フロント690g、リア835g
価格:238,600円(フロント/税抜)
   290,500円(リア/税抜)

454 NSW CLINCHER DISC


上記「454 NSW CLINCHER」のディスクブレーキ仕様。最も印象的かつ機能的に革新なのがノコギリ形状の「Sawtooth」リムだ。加えて「ABLC」ディンプルがリムの内径に沿って空気の流れを生み出し、従来のホイールでは不可能だったレベルでのドラッグ抑制と、あらゆるヨー角(向かい風と横風が合わさった相対的な風の角度)でのサイドフォースを低減することに成功。

リム幅:リア27.72mm
リム高:53-58mm
重量:フロント765g、リア850g
価格:238,600円(フロント/税抜)
   290,500円(リア/税抜)

808 NSW CLINCHER


より大きな空力効率と安定性を得るために開発された「NSW」シリーズの雛形となる本機は、これまでZIPPが蓄積してきたノウハウをすべて注ぎ込んで開発された画期的なホイールセット。その回転効率は高く、高速巡航性に優れている。

リム幅:27.8mm
リム高:82mm
重量:フロント830g、リア980g
価格:196,100円(フロント/税抜)
   247,100円(リア/税抜)

808 NSW CLINCHER-TUBELESS DISC


上記した「808 NSW CLINCHER」のディスクブレーキ式チューブレス・モデル。すべての「NSW」シリーズに搭載されている「COGNITION」ハブセットは、ペダルを止めた際にラチェット機構を解放し、ハブシェルとフリーボディ間の抵抗を低減させる。

リム幅:26.4mm
リム高:82mm
重量:フロント910g、リア950g
価格:206,100円(フロント/税抜)
   258,000円(リア/税抜)

808 FIRECREST

下記「404」シリーズの持つ基本性能はそのまま、さらなるエアロ性能を追求したモデル。ホイール後端部に抜ける気流を研究し尽くし、リムハイト82mmながら他社の90mmハイトのディープホイールやディスクホイールまでを凌ぐ空力性能を得ている。

リム幅:27.5mm
リム高:82mm
重量:フロント855g、リア1030g
価格:137,100円(フロント/税抜)
   161,100円(リア/税抜)

808 FIRECREST-TUBULAR

ディープホイールながら横風にも強く、快適で安定した走りを実現。より広い用途での使用を考慮し、ワイドギアレンジ(10-42)対応のXDドライバーボディへの交換も可能だ。タイムトライアルやトライアスロンでの勝利が、その実力を証明する。

リム幅:27.5mm
リム高:82mm
重量:フロント770g、リア930g
価格:137,100円(フロント/税抜)
   161,100円(リア/税抜)

808 FIRECREST DISC


ディスクブレーキ仕様のロードバイクに最適化したクリンチャー・チューブレス、そしてチューブラータイプの2種を用意。チューブレスモデルはブレーキトラックを排して、リム外周部までディンプルを拡大している。ローターは6ボルト仕様に対応。

クリンチャー・チューブレス・ディスクモデル
リム幅:26.4mm
リム高:82mm
重量:フロント950g、リア1025g
価格:156,500円(フロント/税抜)
   179,900円(リア/税抜)

チューブラー・ディスクモデル
リム幅:27.5mm
リム高:82mm
重量:フロント820g、リア940g
価格:149,900円(フロント/税抜)
   173,700円(リア/税抜)

404 NSW CLINCHER


ZIPPのエンジニアは「808 NSW」の成功に続き、最も人気の強い「404」シリーズにも卓越した空力性能を持つ「NSW」を追加。単にリムを低くしたわけではなく、最も良い効率を模索すべく解析と風洞実験を繰り返して開発された。

リム幅:27.8mm
リム高:58mm
重量:フロント705g、リア850g
価格:181,100円(フロント/税抜)
   233,200円(リア/税抜)

404 NSW CLINCHER-TUBELESS DISC


軽量性と空力性能、剛性により、使用シーンを選ばないオールラウンダー。ヒルクライムからトライアスロン、路面の荒れたクラシックレースまで使用できるように設計されている。

リム幅:26.4mm
リム高:58mm
重量:フロント760g、リア840g
価格:186,600円(フロント/税抜)
   238,600円(リア/税抜)

404 FIRECREST

最高のエアロダイナミクスを提供する「FIRECREST」テクノロジーが、58mmハイトとは思えないほどの安定したハンドリングを可能とし、スプリントや高速巡航、アップダウンの激しいコースなど、様々なシチュエーションに対応できる。クリンチャーとチューブラーの2種タイプあり。

クリンチャーモデル
リム幅:26.53mm
リム高:58mm
重量:フロント755g、リア935g
価格:120,500円(フロント/税抜)
   144,100円(リア/税抜)

チューブラーモデル
リム幅:26.53mm
リム高:58mm
重量:フロント665g、リア840g
価格:120,500円(フロント/税抜)
   144,100円(リア/税抜)

404 FIRECREST DISC


上記「404 FIRECREST」のディスクブレーキ版。クリンチャー・チューブレス、チューブラーの2種タイプを用意している。

クリンチャー・チューブレスモデル
リム幅:26.4mm
リム高:58mm
重量:フロント800g、リア915g
価格:139,100円(フロント/税抜)
   162,400円(リア/税抜)

チューブラーモデル
リム幅:26.53mm
リム高:58mm
重量:フロント710g、リア835g
価格:133,300円(フロント/税抜)
   156,700円(リア/税抜)

303 NSW CLINCHER


他の「NSW」シリーズ同様、業界のベンチマークとなっている「FIRECREST」の次のレベルを目指すべく開発されたモデル。優れた空力性能と制動性能を持ち、ヒルクライム、クリテリウム、クラシックレースなどで、その性能を余すところなく発揮する。

リム幅:28.5mm
リム高:45mm
重量:フロント640g、リア785g
価格:181,100円(フロント/税抜)
   233,200円(リア/税抜)

303 NSW CLINCHER-TUBELESS DISC


ライダーがゼッケンを貼る日以外は、ホイールバッグの中にしまっておくようなものではない。日常のトレーニングでも使用できるように、強度を増して設計されている。世界標準の選手たちと石畳で有名なアレンバーグの森でテストを重ね、カーボンのレイアップを最適化してその信頼性を実現。

リム幅:28.9mm
リム高:45mm
重量:フロント720g、リア810g
価格:186,600円(フロント/税抜)
   238,600円(リア/税抜)

303 FIRECREST

プロツアーレースで最も過酷で有名な石畳の「パリ〜ルーベ」と「ロンド・ファン・フラーンデレン」で勝利を挙げた最初のカーボンホイール。幅広なリムは剛性を高めるとともにタイヤの形状も最適化され、転がり抵抗を低く保ったまま、より安定した走行を可能としている。クリンチャーとチューブラーの2種モデルあり。

クリンチャーモデル
リム幅:28.5mm
リム高:45mm
重量:フロント725g、リア900g
価格:120,500円(フロント/税抜)
   144,100円(リア/税抜)

チューブラーモデル
リム幅:28.5mm
リム高:45mm
重量:フロント605g、リア785g
価格:120,500円(フロント/税抜)
   144,100円(リア/税抜)

303 FIRECREST DISC


上記「303 FIRECREST」のディスクブレーキ対応モデル。バランスのいいリムハイトで、高速巡航やスプリント、ヒルクライムからクリテリウム、シクロクロスレースに至るまで、あらゆるシーンで活躍する高い汎用性が特徴だ。

クリンチャー・チューブレスモデル
リム幅:29.9mm
リム高:45mm
重量:フロント760g、リア885g
価格:139,100円(フロント/税抜)
   162,400円(リア/税抜)

チューブラーモデル
リム幅:28.5mm
リム高:45mm
重量:フロント640g、リア760g
価格:133,300円(フロント/税抜)
   156,700円(リア/税抜)

202 NSW CLINCHER


ヒルクライムに特化したホイール。軽量さは非常に重要だが、山は登ったら下らないとならない。本機はカーボンの積層を従来より変更し、耐久性を落とすことなくホイール外周部の重量を低減。下りでも安定した走りを獲得している。

リム幅:25.4mm
リム高:32mm
重量:フロント615g、リア760g
価格:181,100円(フロント/税抜)
   233,200円(リア/税抜)

202 NSW CLINCHER-TUBELESS DISC

のこぎり状に配置した「ABLC」ディンプル、ホイールに直接プリントする「ImPress」グラフィックにより空力性を向上。

リム幅:28.9mm
リム高:32mm
重量:フロント695g、リア780g
価格:186,600円(フロント/税抜)
   238,600円(リア/税抜)

202

グランツアーでの山岳ステージで数々の勝利を得ているヒルクライム用。チューブラーモデルは低いリムによる横風の影響の少なさと軽量性を鑑みて、幅広の「Firecrest」形状ではなくトロイダル形状を採用。ZIPP最軽量となる前後ペア1180gで、優れた登坂能力を発揮する。汎用性を重視したクリンチャーでは「Firecrest」形状を採用し、より空気抵抗を低減。巡航性能にも優れて、ヒルクライムからブルベ、ロングライドで活躍するだろう。初心者が履き替えるホイールとしては少々高額だが、それ相応の走りのパフォーマンスを発揮してくれる。

クリンチャーモデル
リム幅:25.4mm
リム高:32mm
重量:フロント635g、リア815g
価格:120,500円(フロント/税抜)
   144,100円(リア/税抜)

チューブラーモデル
リム幅:22.61mm
リム高:32mm
重量:フロント510g、リア670g
価格:120,500円(フロント/税抜)
   144,100円(リア/税抜)

202 FIRECREST DISC


上記「202 Firecrest」のディスクブレーキ仕様。チューブレスモデルはブレーキトラックを排して、リム外周部までディンプルを拡大している。

クリンチャー・チューブレスモデル
リム幅:28.9mm
リム高:32mm
重量:フロント705g、リア825g
価格:139,100円(フロント/税抜)
   162,400円(リア/税抜)

チューブラーモデル
リム幅:25.4mm
リム高:32mm
重量:フロント615g、リア715g
価格:133,300円(フロント/税抜)
   156,700円(リア/税抜)

SUPER-9


▲CANYON/SRAMカラー*

ラインナップされたZIPPブランドの中で最高の速さと剛性を併せ持ち、ペダリングのパワーを確実に路面へ伝えることができるディスクホイール。ツール・ド・フランスのプロローグなど短距離でのタイムトライアル、トラックレース用に開発され、トライアスロンでも数々の勝利を得ている。

クリンチャーモデル
リム幅:27.5mm
重量:1175g
価格:325,600円(リア/税抜)

チューブラーモデル
リム幅:27.5mm
重量:995g
価格:291,500円(リア/税抜)

クリンチャー・ディスクブレーキモデル
リム幅:27.5mm
重量:1175g
価格:325,600円(リア/税抜)

チューブラー・ディスクブレーキモデル
リム幅:27.5mm
重量:995g
価格:291,500円(リア/税抜)

*)CANNYON/SRAMカラー
リム幅:27.5mm
重量:1155g
価格:340,600円(リア/税抜)

900 DISC TUBLAR


フリーボディを含めても935gの軽量さで、世界のトップレーサーたちが使用するのに必要な剛性を確保している。何よりも軽く速いディスクホイールを製造するために立ち上がったZIPPだが、それから30年。どんなシチュエーションでも「完璧な機材をサイクリストに提供する」という設立当時の決意を反映するのが本機だ。

リム幅:21mm
重量:935g
価格:229,900円(リア/税抜)

302 CLINCHER


クラシックレースを制覇した「303 FIRECREST」をベースにした、まったく新しいカーボン・クリンチャー。上位グレードと同じくインディアナポリス製カーボンリムを使用し、抜群の制動性能と耐久性を備えている。

クリンチャーモデル
リム幅:25.6mm
リム高:45mm
重量:フロント740g、リア905g
価格:84,600円(フロント/税抜)
   107,800円(リア/税抜)

クリンチャーディスクモデル
リム幅:25.6mm
リム高:45mm
重量:フロント785g、リア910g
価格:84,600円(フロント/税抜)
   107,800円(リア/税抜)

30 COURSE CLINCHER

シリーズ唯一のアルミモデル。舗装路、砂利道、泥……どんなコースでもスピード、安定性、快適性を犠牲にすることなく走破できるように設計されている。オールマイティに使える高強度なアルミの良さを持ちながら、上位機種譲りのリムプロファイルは優れたエアロダイナミクスを発揮する。また21mmに設計された内幅はタイヤ内のエアボリュームを増加させ、コーナーリングのグリップと快適性を向上。

クリンチャーモデル
リム幅:25mm
リム高:26mm
重量:フロント700g、リア870g
価格:48,200円(フロント/税抜)
   59,700円(リア/税抜)

クリンチャーディスクモデル
リム幅:25mm
リム高:26mm
重量:フロント770g、リア880g
価格:48,200円(フロント/税抜)
   59,700円(リア/税抜)

憧れのZIPPをいつの日か!

ディープ! ディープ! ディープ! 最高80mmオーバーのディープ・リムハイトを持つホイールがズラリと並ぶラインナップだ。初心者には性能、価格ともに高嶺の花かもしれないが、憧れの機材としてZIPPのホイールはある。いつかはZIPP……そんな気持ちを持ってトレーニングと貯金に励み、憧れを手に入れる努力を積み重ねよう。

B!

あわせて読みたい!

関連記事を読む

広告を表示できません。

最新記事を読む 同じカテゴリーの記事を読む
モバイルバージョンを終了