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夏のサイクリングウェア|基本コーデとおすすめアイテム11選!

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湿気が多くて蒸し暑い梅雨。太陽が照り付ける真夏。サイクリングウェアも一番快適なものに更新しなければ!
今回は夏のサイクリングのコーディネートや対策、編集部のおすすめアイテムまで、情報満載でお届けします。

夏の自転車コーディネイト


暑い日のサイクリングは、どんなウェアを着たらよいのでしょうか?
「暑い日のサイクリング」といっても、気楽なサイクリングなのか、ヒルクライムやロングライドなのかなど、シチュエーションやレベルによっても異なります。

基本は「半袖サイクルウェア+サイクルパンツ」

短時間のサイクリングであればカジュアルウェアで大丈夫ですが、ロングライドなど長い時間乗る場合は、サイクルウェアの半袖ジャージ+サイクルパンツが快適でおすすめです。

暑い日の基本は、トップスは「半袖」、ボトムは膝上までの「パンツ」が一般的です。

真夏こそアンダーウェアは必須

暑いから夏はアンダーウェアはいらないんじゃない?という方もいるかもしれませんが、逆に暑いときこそ、高機能のアンダーウェアがおすすめです。
身体から素早く汗を吸い上げ、放出する機能をもつアンダーウェアを着ると、汗冷えから身体を守り、長時間のライドでも快適に過ごすことができます。

CRAFT(クラフト) ノースリーブメッシュスーパーライト(Amazon)¥4,510(税込)

▲通気性・速乾性の高いモンベル 「ジオラインL.W.VネックTシャツ(Amazon)」 ¥4,862(税込)

▲「ファイントラック ドライレイヤークール タンクトップ(Amazon)」¥5,670(税込)

▲「ドライレイヤーベーシック ブラタンクトップ WOMEN’S(Amazon)」¥6,490(税込)

日焼け絶対NG!アームカバーやレッグカバーを

半袖に膝上パンツ……特に女性は日焼けが気になりますね。絶対に日焼けしたくない人は、UV対応の「アームカバー」や「レッグカバー」をプラスしましょう。乗る時間が長い場合は、日焼け止めを塗るだけでは不十分です。
またボトムが膝上までの「ハーフパンツ」や膝下までの「カプリパンツ」など肌が露出している部分があれば、その部分だけ日焼け跡が残る可能性があります。日焼けを気にするなら丈にも注意しましょう。

ボトムに常時レッグカバーをプラスするなら、最初から夏用の「ロングタイツ」にしてしまった方が楽な場合もあります。

全身ピチピチに抵抗があるなら

季節を問わず、サイクリングの快適性を一番に考えるならやはり専用のサイクルジャージが一番です。
とはいえ最初は、いかにも自転車乗りという「ピチピチ」ジャージに抵抗がある人も多いです。その場合は各メーカーからカジュアルラインも出ているのでチェックしてみると良いでしょう。
ほかにも、トップスをサイクルジャージにするだけでも全然違います。コーディネートの参考にいかがでしょうか。

画像出典&LINK:KAPELMUUR

夏のウェア選びのポイント

コーディネートのイメージがわいたところで、アイテム選びのポイントを伝授していきましょう!

素材は「吸湿速乾性」を重視


吸湿速乾性の高いポリエステルなどの化学繊維がおすすめです。
コットン素材は汗で濡れると乾きにくいので、ただでさえ汗をかきやすい夏は避けた方がよいでしょう。

一般的に販売されているサイクルウェアなら、ほぼ吸湿速乾性の高い素材が使用されています。たとえばパールイズミなら、UVカット機能を備えながら太陽光を遮蔽して衣服内温度の上昇を抑える「コールドシェイド」という素材が使われていたりします。

コールド シェイド メガ タイツをAmazonで見る

色は白系?黒系?


夏は、黒やネイビーなど濃い色系のウェアは、日に当たると熱を持ちやすいです。暑い日はUVカット効果のある白っぽい、明るい色のウェアをトップスにすると、暑くなりにくくおすすめです。
ただし生地や柄によっては、汗や雨に濡れると透けやすいものがあります。アンダーウェアの色の組み合わせに注意しましょう。

ユニクロは使える?

気楽な街乗りや短時間のサイクリングなら、サイクリングウェアでなくても、吸湿速乾性のあるウェアを応用することはできます。

自転車アパレルメーカーの夏ウェア

パールイズミ

シェイプされた細身のデザインの半袖ジャージです。吸汗速乾性と紫外線対策が施され、ファスナー付きのバックポケット、夜間の視認性を確保する再帰反射、ずり上がり防止加工の裾と、使いやすさも嬉しいジャージです。

パールイズミの定番パンツ。UVカット機能&太陽光を遮蔽する「コールドシェイド」を採用。吸汗速乾性とストレッチ性に優れ快適なはき心地です。こちらはWomen’sですがメンズもあります。


サイクリング時の前傾姿勢やフィット性を考慮した、カジュアルなデザインのサイクルジャージです。

パッド付きのレーサーパンツやタイツなどとも組み合わせて着用できるショートパンツです。ストレッチ素材を採用しているため、ペダリングもスムーズに行えます。

メッシュ素材なので肌触りがよく、涼しさをより高めたインナーパンツです。歩行時も違和感がないスリムな「Cパッド」を搭載しています。

LIMK:パールイズミ

カペルミュール

ゆったり目のシルエットが着やすい半袖ボタンダウンジャージです。ネイビーベースのアロハ柄で、白のカペルミュールライオンがアクセントになっています。
UPF 20の優れたUVカット機能と速乾吸汗性のあるポリエステル製の高機能素材を採用しているため、暑い時期にも安心して着られます。
画像出典&LINK:KAPELMUUR

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▲UVカットレディースロングパンツ ブラック 11,880円(税込)
UVカットと透け防止機能をもつストレッチ素材を採用し、フラットシーマミシンによる縫製で肌へのストレスを軽減したタイツです。
パッドは、少し厚めで股ずれしにくい、縫い目のないイタリア製のサイクル用パッドを採用しています。

カペルミュール UVカットレディースロングパンツ ブラック をAmazonで見る

LINK:カペルミュール

ラファ

薄手で通気性が高く、すばやく汗を肌から引き離します。速乾性が高いので、夜洗って干しておけば、翌日のライドにも対応可能です。

ラファの最軽量ビブショーツで、脚を涼しく保つために太陽光の吸収を減らすColdblack™加工を施しています。ビブの部分はメッシュ素材、パッドはプロチーム ライトウェイト ビブショーツに使われているのと同じものを採用しています。

画像出典&LINK:Rapha

ルコックスポルティフ

▲3Dサマーレースフィットジャージ 14,000円(税込)
総メッシュに近い夏用サイクリングジャージです。すり鉢状の特殊組織で、風が通りやすい穴をたくさん配置した構造の素材「エアリークール®」を採用することで、クーリング効果が得られます。
ルコックスポルティフ 3DサマーレースフィットジャージをAmazonで見る

▲ビブパンツ 15,000円(税込)
「快適性」をコンセプトに設計されたビブパンツ。メッシュパネルを配置することで、通気性を向上させたモデルです。

ルコックスポルティフ ビブパンツをAmazonで見る

LINK:ルコックスポルティフ

サイクリングウェアについてはこちらもどうぞ
→「サイクリングウェア徹底解説|ロードバイク初心者必見!自転車にピッタリの服装とは

編集部おすすめ夏アイテム11選

FRAME編集部スタッフが買ってよかったおすすめアイテムを厳選しました。もちろん全員現役のサイクリスト、使ったからこそわかるおすすめポイントとあわせてご紹介します。

ウェア・インナー

キャニオンショーツ ― 撥水性の生地で携帯性も◎

モンベル キャニオンショーツ Men’s 5,100円(税別)

「撥水性の生地で、くるっとまとめれば小さくなるので輪行やちょっとした寄り道の時にさっと履けるのがいい。ベルトが必要ないのも良ポイントです。」

推薦者:サイクリングマン(寄るところでゆっくりすれば距離は関係なくそれはゆるポタ)

LINK:モンベル

ドライロングスリーブ ― 着るアームカバー

▲パールイズミ 118クールフィットドライロングスリーブ(レディースはW118)

「アームカバーの悩みどころは ” ずり下がり ” だと思いますが、これはその心配が皆無。アンダーウェアとしての機能も備えているので一石二鳥。言わば「着るアームカバー」ですね。」

推薦者:監修メカニック大場さん(一人ロングライドが好き!一日400km走ることも)

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LINK:PEARL iZUMi

キャミトップウィズブラ ― 登山アイテムはやっぱり優秀

▲モンベル ジオライン クールメッシュ キャミトップウィズブラ 5,076円(税込)

「さすがのモンベル。吸汗、速乾性抜群。薄手でたたんでも小さくなるし57gと超軽量。ブラトップなので、着るものが一枚減るのもGOOD!荷物を減らしたい旅行時など重宝します。」

推薦者:kiko

モンベル ジオライン クールメッシュ キャミトップウィズブラ ブラック Mサイズ 1107175

アイテム&小物

アームカバー ― そのままでも水で濡らしても涼しい

▲パールイズミ コールドブラック® アームカバー 4,320円(税込)

「木陰などではひんやりするくらい、着けている方が涼しい。ラッセルテープに変わってから以前のものより装着感やズレ落ちにくさがアップしています。」

推薦者:ayumi(グルメと絶景があれば坂は凹む)

パールイズミ コールドブラック® アームカバーメンズ をAmazonで見る
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手首長めのUVグローブ ― 手首の隙間焼け防止に

ルコックスポルティフ リストメッシュグローブ 4,600円(税別)

「デザインがシンプルでカラーリングが可愛い。手首までカバーでき、ベルクロやゴムではないので締め付けもありません。生地が柔らかく縫い目の位置が絶妙で装着感が良い。パッドに厚みはありませんが、ゴワつかないので逆にその点が気に入っています。」

推薦者:ayumi

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アイウェア ― 目からの紫外線も防ごう

▲ポック DO HALF Blade Hydrogen(White/Cannondale Green) 41,910円(税込)

「柔らかいプラスチックを使っているので長時間着用していても痛くならない。カールツァイス製レンズを使用しているので非常にクリアで美しい視界を獲得する事ができます。また、クリアレンズが付属するので夜間の走行で強風から目を守ることが出来ます。ちなみにこの配色はキャノンデール乗りにはたまりません!」

推薦者:マツムラ(最近FRAMEチャンネルに出ているぽっちゃり、山は下るものだ)

ポック ドゥハーフブレード サングラス(ホワイト/キャノンデールグリーン)をAmazonで見る

LINK:POC

キャップ ― 汗止め、ヘアスタイルのカバーにも

「肌ざわりとフィット感がよく、長時間かぶっていても頭がいたくならない。サイドから見た時のデザインの美しさはさすが「Rapha」。生地に伸縮性があって薄手なのに頑丈。」

推薦者:kiko

画像出典&LINK:Rapha

手ぬぐい ― シンプルだけど多機能なスグレモノ

▲【注染 てぬぐい】自転車 じてんしゃ 34 90 cm 日本製(水色)

「小さく畳めて軽くて早く乾く。夏は氷をいれて首に巻いたり、休憩時に氷嚢袋代わりにして頭やわきの下を冷やせば熱中症対策になります。荷物が増えればくくってサコッシュ代わりにもなるし、緊急時は破いて包帯や雑巾がわりにするのもアリ。」

推薦者:kiko

手ぬぐい【注染 てぬぐい】自転車 じてんしゃ 34 90 cm 日本製(水色)をAmazonで見る

保冷ボトル ― 生ぬるいドリンクなんて飲みたくない

▲サーモス 自転車用ボトル 3,600円(税抜)

「自転車用のアルミ製の水筒です。飲み口がストローになっているなど、自転車用っぽくはないですが、これが意外と飲みやすい。」

推薦者:今(FRAMEディレクター)

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LINK:THERMOS

スティックタイプの日焼け止め - 登山家監修の信頼感!

▲OUTDOOR UV

「スティックタイプで液漏れの心配がなく、手も汚れにくい日焼け止めです。香りのよい天然精油の虫除け成分入り。紫外線吸収剤・パラベン・アルコールフリーなので敏感肌の人にもおすすめです」

推薦者:ayumi

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LINK:OUTDOOR UV

トップアスリートのための日焼け止め - 絶対焼きたくないときに

▲アグレッシブデザイン Top Athlete Sun Protect “Fighter”

「メンテナンスオイルでおなじみの和光ケミカルが、そのノウハウを活かしトップアスリートのために作った日焼け止め。3~4時間程度なら絶対焼けない安心感で、レースやヒルクライムなど途中で塗り直せない場合に重宝します。ただし専用クレンジングでないと落ちないので注意。」

推薦者:ayumi

アグレッシブデザイン Top Athlete Sun Protect “Fighter”をAmazonで見る

LINK:Aggressive Design

隙間焼けに気を付けて

日焼け止めを塗る際は、「隙間焼け」も要注意です。ジャージとアームカバーやグローブの隙間、タイツとソックスの隙間、フェイスカバーとアイウェアの隙間など、油断すると日焼け跡がついてしまうことも!ウェアの隙間を作らないように注意しましょう。
また顔や首、手足の他にも、首の後ろや耳の上や後ろにも忘れずに塗ることもポイントです。

暑い日のサイクリング4か条

真夏の暑い日でも、走り方を工夫することで、楽なサイクリングへと変えることができます。

  1. 涼しい時間に走る
    真夏には平地なら朝8時で既に暑くなります。
    走る時間を調整できる場合は、昼間よりも早朝や夕方の時間帯に走るようにすると楽になります。
  2. 紫外線の強い時間帯は避ける
    紫外線の強いのは10時から14時になります。紫外線にあたると身体が疲れますし、日焼けも気になります。できれば、この時間帯は避けて走るようにしましょう。
  3. 日陰や木陰の多い場所や、清流の傍のコースを選択
    何も遮るもののない川沿いのサイクリングロードよりは、日陰や木陰の多いところの方が涼しく走ることができます。また、流れの良い川沿いの道も涼しく走ることができます。
  4. 水で濡らして気化熱で冷却
    首筋やアームカバーなどに水をかけて走ると涼しくなります。夏はアームカバーはしない方もいると思いますが、アームカバーを濡らして走った方が涼しくなります。

また、夏でも天候が不安定で夕立や濃霧が発生するときは身体が冷えてしまうときがあります。小さく携帯できるウィンドブレーカーをサドルバック等に忍ばせておくと不意の雨にも役立ちます。

▲手のひらサイズに収まるポケッタブル仕様のモンベル EXライトウインドジャケット・パーカ

モンベル EXライトウインドジャケット・パーカ メンズをAmazonで見る
LINK:モンベル

おわりに

季節が変わるとウェアの組合せも迷うもの。夏は「半袖ジャージに膝上パンツ」という軽装化を基本として、効果的なアイテムをいろいろと試してみてください。夏が来るたび、サイクリングの快適度がアップロードされるはず!

B!

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