とにかくコスパ最強!ロンドンスポーツ×おたふく手袋で極める、1万円以下コーディネート

自転車で楽しく、快適に走るために必要なものってなんでしょう?

自転車はもちろん必要ですね。あとは、お財布とスマホとドリンクぐらいですか?

走りたいときに気ままに走るのも悪くありませんが、ある程度準備をしておいた方が楽しく、快適に走れます。準備の中には走るコースや所要時間などの「計画」、携帯工具や替えチューブなどの「装備」、ドリンクやサプリメントなどの「補給」、最後に身に付ける「ウェア」です。

でも、サイクルウェアって高いんですよね。有名ブランド品だと上下で5万円を超えることもあるので、なかなか手が出ません。かと言って、ユニクロの上下だとちょっと手抜きっぽい感じがしますし、他の人とかぶったりするので、手を出しづらいですね。

お手頃だけど、しっかりしたウェアなんて、あるんでしょうか?
今回は、安売りで有名な東京・御徒町のアメ横で探したスポーツウェアと高コストパフォーマンスで名高いおたふく手袋のウェアを組み合わせて、サイクルウェアとして使えるかを試してみます。

安売りで有名な東京・御徒町のアメ横で探したスポーツウェアと高コストパフォーマンスで名高いおたふく手袋のウェアを組み合わせて、サイクルウェアとして使えるかを試してみます。

激安ウェアと言えば、「ロンドンスポーツ」

アメ横のロンドンスポーツ。

アメ横で訪れたのは、ロンドンスポーツです。激安ショップの多いアメ横でも、スポーツウェア専門に扱っているショップで、アメ横に7店舗、神田小川町に1店舗、五反田に1店舗あります。

年末年始でなくとも、大にぎわいのアメ横。

どの店舗もTシャツ、ジャージ上下、シューズなどを扱っていますが、さらにゴルフウェアが揃っていたり、水着があったりと、お店によって特徴があります。でも、どのお店にも共通しているのは、そのお値段と売り方です。

スポーツウェアといえば、普通はハンガーにかけてあって、サイズやデザインで分類してありますよね。ところが、ロンドンスポーツの売り方は、ごった煮方式。サイズもデザインもお構いなしに大きなダンボールの中に山のように積んであるので、買う人は山の中から気に入ったウエアを探します。ウエアを「発掘する」という感じです

「発掘」を待つウェアの山。

外国からのお客様にも有名。

上手な発掘のしかた

段ボール箱に積まれているウェアのブランドは、アディダス、デサント、ナイキ、ルコックスポルティフ、フィラ、エレッセ……と有名なブランドばかりですが、サイズ、色、デザインが整頓されて陳列されていません。そのため、箱からひとつひとつ引っ張り出しては、サイズ、色などをチェックしなければならないのですが、これが意外と手間。気に入ったデザインでも、サイズが合わないことはよくあります

発掘しながらお気に入りのウェアを探すのも楽しいですが、「このデザインが欲しいけど、サイズが合わない」という場合は、店員さんに「これのLサイズないですか?」と聞いてみると、発掘を手伝ってくれます。ただし、この手はお店が忙しいときには使えないので、タイミングを見計らって頼んでみてください。

ウェアの山を「発掘」するのは一苦労。

また、段ボール箱のまわりにはハンガーにかかったウェアがサイズ別に並んでいます。ここで気に入ったウェアが見つかれば、すぐに手に入れられますので、まず自分のサイズでどんなウェアがあるのかを見てから、段ボール箱の発掘に取りかかると効率的です。

ハンガーにかかっているウェアも多い。

割引制度をチェック!

発掘作業が終わったら、レジでお金を払います。しかし、セールのときなどは割引がいくつも重なるので、トータルの値段がわかりにくいことがあります。そのため、気に入った商品が見つかったら、お店のお兄さんに「これ、いくらになりますか?」と聞けば、快く計算してくれます。

また、ポイントカードを持っていると、合計額からさらに10%割引してもらえます。ただ、このカードは何か買わないともらえないので、まずソックスなど安いものを買って、カードをもらい、それから高いものを買うとおトクです。

ポイントカードの他にも、メールアドレス登録割引やLINEのお友達登録割引もあるので、上手に使いましょう。

ポイントカードでさらに10%オフ。

60%オフで短パンをゲット

今回買ったアディダスの短パンは定価が6,990円、値札が3,980円、ここからさらに20%オフになりました。メンバーズカードがあると、さらに合計から10%オフになりますので、最終的には2,866円になりました。なんと60%オフ!

プライスタグの写真ですが、結果はさらにお得に。

ウェア以外にも見逃せないアイテムがずらり

ウェアが山になっているので、ついそちらばかり気になりますが、ウェア以外の商品もたくさんあります。おすすめしたいのがバッグ類。自転車でバッグを背負うと汗がしみてダメになりやすいですが、ここなら種類も多く、安く買えるので、1シーズン使い倒すつもりで買えますね。

店頭に並ぶバッグ類も見逃せません。

今回の戦利品はこちらになります!

ロンドンスポーツで買いました。ロンドンスポーツで買いました。

ロンドンスポーツで買いました。

今回買った3点です。写真左上はチャンピオンのTシャツ、写真右上がアディダスの短パン、写真下がエレッセのトレーナーです。

気になるお値段は、こうなりました。

チャンピオンTシャツ1,800円
アディダス短パン2,866円
エレッセトレーナー2,146円
合計(税込)6,811円

立派なブランド品でこのお値段なら、文句の付けようもありません。

快適インナーは作業着ブランドをチェック

スポーツ用のTシャツと短パンを揃えたとしても、自転車用としてはまだ物足りない点があります。テニスやゴルフと違って、自転車は屋外を移動しながらの運動という違いがあるので、寒さ、暑さ、風、日差しなどにうまく対処しないと快適には走れません。そこで大事なのがインナーウェアです

真夏の強烈な日差しの下で半袖、短パンで走れば、汗だくになり、日焼けも相当なものでしょう。こんなときに機能性のインナーウェアがあれば、汗が乾きやすくなり、日焼けも防げます。いろいろなブランドからインナーウェアが出ていますが、今回は高コストパフォーマンスで定評のあるおたふく手袋の製品を組み合わせてみましょう。

「え? おたふく手袋?」と、聞こえてきそうですが、自転車乗りの間ではここ数年、口コミで評判が広がっている働く人のための作業ウェアです。でも自転車ではどうなのかな? と思いながら、Amazonで防寒インナーを買ってみたら、ちゃんと使えるのでビックリ。いつの間にか夏用と冬用合わせて、5着も買っていました。

「おたふく手袋」は機能性ウェアの宝庫

おたふく手袋が作るウェアは、自転車で走る人が必要な性能を持ち合わせています。汗、日差し、暑さ、寒さへの対処です。カタログには、革手袋、安全靴もラインアップされていますが、自転車乗りにとってはインナーウェア、タイツ、アームカバー、ヘッドキャップなど、体に近い部分のウェアが特に便利です。


おたふく手袋 JW-602 BTデュアルメッシュ ロングスリーブ クルーネックシャツ
▲おたふく手袋のウェア。昔ながらの作業着のイメージとは異なって機能的

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おたふく手袋でうれしいところは、値段がお手頃なところですね。上の写真のインナーが1,635円、タイツが1,100円です。インナー上下で、2,735円はお買い得ですね。

この先、おたふく手袋が自転車用のジャージも作ってくれるとうれしいのですが、今のラインナップを見ると、おたふく手袋のウェアをインナーとして使って、その上にスポーツウェアを着るのがベストだと思います。


おたふく手袋 JW-601 BTデュアルメッシュ ショートスリーブ クルーネックシャツ

▲半袖ももちろんラインナップされています
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総額6千円!「ロンドンおたふく」激安コーデ

おたふく手袋の長袖インナーにチャンピオンのTシャツとアディダスの短パン。

今回の本題である、激安コスパ最強サイクルウェア
ロンドンスポーツのウェアとおたふく手袋を合わせるコーディネートに挑戦してみました。夏用コーディネートの例として、おたふく手袋の長袖インナーに、ロンドンスポーツで買ったTシャツと短パンを組み合わせてみました。

いかがでしょう。モデルの良し悪しは別として、サイクルウェアとしても使えそうな感じがしませんか。このコーディネートですと、Tシャツ1,800円、短パン2,866円、長袖インナー1,635円で、合計6,301円です。

安いのはいいけど、着用感はいかに?

おたふく手袋の長袖インナーはドライ性能が高いので、汗でベタつかず、サラッとしていて快適です。腕の日焼けも防げるので一石二鳥ですね。夏のサイクリングは直射日光をさえぎって、日焼けしないようにするのがポイントです。長袖インナーだけでなく、薄手のタイツやヘッドキャップを合わせて使うと、足や首筋の日焼けが防げるのでおすすめです

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▲腕の日焼けを防ぐアームカバー(650円)
▲腕の日焼けを防ぐアームカバー(650円)

画像引用:おたふく手袋

また、ロンドンスポーツで買ったスポーツウェアは自転車で使っても違和感ありません。体にフィットするジャージもいいですが、こういったラフな格好で自転車に乗るのもまた楽しいと思います。走る距離によっては、パッド入りパンツや自転車ジャージと組み合わせるのもいいですね。

「ロンドン×おたふく」はコスパ最高

ロンドン×おたふくのコストパフォーマンスは、侮れない。

今回は、激安スポーツウェアと、お手頃ワークウェアを組み合わせて、サイクルウェアとして使えるかどうかを試してみましたが、充分に使えることがわかりました。

ロンドンスポーツとおたふく手袋の組み合わせのメリットです。

  • コストパフォーマンスが高い
    1アイテムあたり2,000円程度ながら、充分に使えるものが揃います。
  • 組み合わせ、バリエーションが楽しめる
    一つ一つが安いので、違うデザインのものを組み合わせて楽しめます。
  • 機能性は充分
    おたふく手袋の製品はプロが使うものですから、ドライ性能や防寒性能はしっかりしています。

今回のロンドンおたふくは、お手頃ながら快適なサイクルウェアのひとつの例でしかありません。まだまだたくさんの商品がありますので、お財布に優しく、暑い夏、寒い冬でも快適に走れるウェアを探してみませんか。

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WRITTEN BYモモンガ

築地市場に水揚げされ、テニスやバスケットに夢中になっていたが、自転車に目覚めたのが40代の後半。それ以来、東京、長野を拠点に走る。ヒルクライムにはまって乗鞍などを上っていたが、今は、楽しく、安全なロングライドが大好物。

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