Wiggle(ウィグル)は、サイクリング・ランニングスイミング・トライアスロン用品を取り扱う日本でも人気のある、イギリスのオンラインショップ。
今回は2018年夏もっとも売れた自転車アイテムを紹介。パーツ編として、ハンドル、ホイール、サドル、サイクルコンピューター、ライトの5カテゴリーからTOP2の商品をご紹介しよう。
一部の商品はセール対象となっており、とてもお得に手に入れることができるようだ。品薄になってきている商品もあるので、
ハンドル
ハンドルは、アルミやカーボンのドロップハンドルの取り扱いが中心だ。通常はステムを介してフロントフォークと結合されるが、近年ではプロ用機材を中心にステム一体型のハンドルも登場している。
幅広いラインナップの中でこの夏もっとも人気を博したハンドルはこれだ。
Deda Zero 100 ハンドルバー
現代サイクリングに適した新しい形状 RHM (Rapid Hand Movement: すばやい手の動きを可能にする)を採用したハンドルバー。RHM (Rapid Hand Movement)コンセプトが採用することで、フラットからドロップまでの手の位置変更に対応できるよう作られている。
Fizik Cyrano R3 Road ハンドルバー
Cyrano R3は、最高級のアロイハンドルバー。素材はErgalアルミニウム (7075-T6) で、強度と軽さを兼ね備えている。また、フィジークの提唱するフィッティング理論 Spine Concept™ (スパインコンセプト)に基づき、最も快適なハンドルバーの形状に設計されているとのこと。
ホイール
高速巡航時の空力性能に優れたエアロホイールや、ヒルクライムに適した軽量ホイールなど、コースに応じてホイールを使い分ける方も多い。ホイールの置き場に困っている読者も多いのではないだろうか。
素材もアルミやカーボン、組み方も手組みや完組があり使用しているフレームとの相性や予算など考慮したカスタマイズが必要とされる。ホイールのアップグレードは費用対効果を感じやすく、完成車の鉄下駄といわれる重たいホイールから交換する人も多い。
Campagnolo Zonda C17 ホイールセット
C17の幅が広めな最新リムは、コーナーでのグリップや安定性を向上し、風の抵抗と転がり抵抗を軽減するタイヤ形状の効率性を高めた。幅の拡張は、それほど大きくないようにも見えるが、ライドを劇的に変化させるポテンシャルを持つ。どんなサイクリストでも、その変化に満足していただけるはず! 重量は1596g。
Fulcrum Racing 3 C17 ホイールセット
重量が1560gと軽量で、お買い得価格で購入できる機能性の高いホイール。 天気に関わらずトレーニングや毎日のライドにおすすめ。耐久性に優れ高品質のスチールベアリングを採用しており、トレーニング用バイクに適したホイールセットだ。
サドル
ロードバイクのサドルは、一般的なママチャリといわれるシティバイクと比べると薄く硬く、クッション性は低く乗り心地は良くない。この対策として、サドルの中央から後部に溝を入れたり、中央に縦に穴を空けたりし、尿道付近に圧力がかからないように工夫されている。
また最近では、女性ライダーの増加にあわせてサドルの後部を広くした女性用モデルも多く発売されている。
Fizik – Aliante (アリアンテ) R3 サドル (K:ium レール)
より多くのライダーにフィットするよう、2種類の幅をご用意。レギュラー (142mm) またはラージ (152mm) から選択可能。Spine Concept Evoシステムを使うと、自分にぴったりのモデルを見つけることができること間違いなし!
Selle Italia – SLR SuperFlow サドル (チタンレール付き)
SLR Super Flow は、ライドで快適なポジションがなかなか見つからない方におすすめのサドル。
サイクルコンピュータ
走行距離、積算距離、走行時間、ケイデンス、心拍数、消費カロリーなどが測定できる多機能のサイクルコンピュータ人気が高い。走行データを専用アプリに送信して記録できるタイプもあり、トレーニングやルート確認する際にも便利。
Wahoo-ELEMNT BOLT サイクルコンピュータセット
ELEMNT BOLTは、完全な空気力学に基づいた初のGPSサイクルコンピュータ! 特許出願中のデザインは、コンピュータとマウントが統合したシステム。無料のELEMNTコンパニオンアプリに対応し、データフィールドのセットアップ、プロファイルのカスタマイズ、パフォーマンスの記録、走行データの共有を簡単に行うことができる。
Cateye Padrone Smart+(パドローネ スマート プラス
接続中のスマートフォンの計測情報を表示する「ミラーモード」、センサーと直接接続して計測・表示する「センサーダイレクトモード」の2モードを切り替えて使用可能。ミラーモードではセンサーレスでスピード・高度の計測が可能、電話・メール・SMSやその他の着信をディスプレイに表示できストラバにも対応している。
ライト
自転車に必需品のライト。日が暮れてからはからはもちろんのこと、トンネルや薄暗い道など、昼夜を通してライトが必要な状況は多く存在する。ロードバイクはライトが標準装備されていないので、別に買ってハンドルや自転車本体に取り付けておく必要があるのでご注意を。前方のフロントライトだけではなく、後ろにリアライトも装着することを強くすすめる。
Cateye-Volt (ボルト) 800 RC フロントライト
Volt800RCフロントライトは、オンロードでもオフロードでも高い性能を発揮。
800ルーメンの最大出力と5種類の照射モードを特長とした、市場で最も多様性のあるフロントライトのひとつ。
Lezyne Strip Drive Pro 300
さまざまな用途に使える超強力なLEDリアライト。レンズと本体を共射出成形した構造は、軽量で防水性があり丈夫。エアロタイプと真円の両方のシートポストに対応する独自のデザインを採用しており、明るさも最大300ルーメンとリアライトとしては十分な明るさをほこる。
まとめ
ホイールはCampagnolo ZondaとFulcrum Racing3が圧倒的な人気! 最初に買うホイールとしても価格帯、性能、ブランドの信頼含めて買う人が多い。
また、サドルも人気ブランドのFizik、Selle Italiaがランクインしている。お尻のポジションに悩んでいる人向けの調整しやすいサドルに人気が集まっているようだ。
一番驚いたのは、サイクルコンピュータだ。往年人気だったCateyeよりも最近、話題を呼んでいるWahooのサイクルコンピューターが上位に!! ストラバと連動させたい人も増えていることから、Cateye含めてストラバと連携させられるサイクルコンピュータに人気が集まっている。
ライトは価格帯も安くなっていることから、Cateyeから出ているVolt800が売れている。リアライトはおしゃれブランドLezyne! 300ルーメンと強力なので、後方の安全性が高まるだけでなくデザインも洗練されている。
なお、パーツ交換は不慣れな方がおこなうと、思わぬ事故につながる可能性があるため、近くの信頼できる自転車ショップに依頼することを勧める。