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ロードバイクで集合場所まで自走? 輪行? それともトランポ?

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今回は「大人の車輪行(トランポ)」について、「」があることで「ロードバイクの楽しみ方」が今まで以上に広がるトランポのメリット、デメリットについて紹介します!

車輪行(トランポ)ってなんですか!?

▲車にロードバイクを載せて「さぁ出発だ!!」

トランポって言葉をはじめて聞いた!?」という方も多いはず!!

トランポとは、トランスポーター(荷物を運搬する人)の略であり、モータースポーツにおいてレーシングマシンを運ぶ際に、車両にバイクや機材を載せて運搬することをいいます。

また、アウトドアやマリンスポーツ、サイクリング(ロードレース)など、車に必要な道具や機材を載せて移動する時にも使われる言葉です。

集合場所に向かう手段としては、他の動力には頼らず、自身の動力だけで走る「自走」や「公共交通機関(鉄道、船、飛行機)」を使って、自転車を運ぶ「輪行」に分かれます。

それでは「どんな車ならトランポできるのか」説明します!

どんな車ならトランポできるの?重さは?高さ?


ロードバイクを積載できれば、どんな車でも構いません。普通免許の場合、車両総重量3.5トン未満、最大積載量2.0トン未満までなら車両に載せることができます。

普通自動車の場合

  • 免許の種類:普通自動車
  • 車両総重量:3.5トン未満
  • 最大積載量:2.0トン未満
  • 乗員定員:10人以下
  • 受験資格:18歳以上

積載物の大きさ

▲車の屋根にルーフを取り付けるタイプは「高さ制限」に注意!!

   1)長さ……自動車の長さにその長さの1/10の長さを加えたもの
   2)幅……自動車の幅
   3)高さ…3.8メートルからその自動車の積載する所の高さを減じたもの

※3輪の普通自動車と660㏄以下の普通自動車(軽自動車)については高さは2.5mになります。
※普通自動車、軽自動車などの場合、高さは地上から3.8mとなっています。

車を所有しなくてもトランポはできる!

▲シェアカーを有効活用しよう!!

若者の「車離れ」が社会的にも問題になっていますが、最近ではカーシェアリングサービスが発展したおかげで、車を所有していなくても「車+自転車」を楽しむことができます。

カーシェアリングサービスとは、一般に登録を行った会員間で特定の自動車を共同使用するサービス。

「車+ロードバイク」があると、どんな楽しみ方ができるのか、実際にトランポを活用している3名のサイクリストに色々とメリット、デメリットについてお話を聞いてきました!

みんなとわいわいできる時間を共有できる

▲メカニックYUさん
  • 名前:メカニックYUさん
  • ロードバイク歴:ロードバイク歴4年(スポーツバイク歴10年)
  • 持っている自転車数:6台
  • ドライバー暦:10年
  • 車の種類:メルセデス・ベンツEクラス型式s211(普通自動車)
  • トランポ形態:ルーフタイプ(最大5台まで可能)

トランポをしようと思った理由はなんですか!?

▲車があると同じ空間で仲間と楽しめる!

「車内なら周りに迷惑を掛けずに、「友達や仲間とわいわいできる!」「一緒に楽しい時間を共有できる!」という思いからトランポをするようになりました」

トランポのメリットを教えてください


「電車などの輪行と比べると車だと荷物に制限がありません。電車だと持っていける荷物が最小限になるので、経験が物をいう場面に出くわしますが、車ならそのようなストレスが少なくて済みます」

「また、ロードバイク以外にマウンテンバイクをやるんですが、マウンテンバイクは荷物が本当に多いんです。走り終わった後は、バイクや衣服もドロドロに汚れることもあり、さすがに公共交通機関の利用は迷惑をかけるのでできません」

「それを考えると電車の方が負担が大きく、車なら着替えもでき、汚れた物をそのまま車に載せて持ち帰ることもでき楽なんです!」

トランポのデメリットを教えてください


「車の場合だと渋滞の可能性を考えないといけません。確実に時間に間に合うようにするなら電車の方がいいです」

「あとは遊んだ帰りは疲れているので、運転手の負担が大きいです。もちろん小まめな休憩を取りますが、仲間同士で運転交代できると負担も少なくなります」

「電車輪行の場合だと、スタート地点Aから目的地Bまで行って途中で帰ることもできますが、トランポの場合は、必ずスタート地点とゴール地点が同じじゃないといけません。途中離脱やコース変更によって帰るということができないので、その辺は気をつけないと帰ってこれなくなります」

トランポの魅力について教えてください

▲ここからの眺めが好きなんですと語ってくれました

「完全に自己満足になるんですが、車内から自分のロードバイク、マウンテンバイクを眺める瞬間が好きです。「所有欲に浸れる時間がいいですね(笑)

メカニックYUさん愛用サイクルキャリアはこちら

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トランポで遊び方の選択肢が増える!!趣味を最大限に活用

▲多趣味な965さん
  • 名前:965さん(クロコさん)
  • ロードバイク歴:2年
  • ミニベロ歴:10年
  • 持っている自転車数:2台
  • ドライバー暦:20年
  • 車の種類:HONDA N-BOX+ custom(軽自動車)
  • トランポ形態:室内(最大3台まで可能)

トランポの魅力について教えてください

▲軽自動車の中でも車内が広くて人気のHONDA N-BOX+ custom

トランポだと遊び方が色々できるのが魅力的です!趣味が波乗り、自転車、アウトドア、車中泊など多趣味なんですが、車だと機材を一つにまとめて載せて遊びにいけるのがいいです」

「例えば、今日のメインは「波乗り」だと思って海まで行ったとします。しかし、自然が相手なので予報と違って海が荒れているときがあったりします…。普通ならせっかく準備してきたのに遊べずに帰ることになるんですが…そこに、自転車も車に載せておけば、その日の予定を変更させてサイクリングに切り替えることができるんです!!」

▲軽自動車でもゆったりスペースで車中泊もできちゃう

「そうすると、遊びを諦めずに充実した1日になります。そこで、車中泊をして翌日は波乗りして帰る!」とか色々な遊び方ができるのがトランポの魅力です

「あとは車があることで、温泉に行ったり道の駅に行ったりできる楽しみ方もあります!」

トランポにも最適!遊べる軽自動車HONDA N-BOX+

▲遊べる軽自動車HONDA N-BOX+

「燃費が良く軽自動車の中でも車内が広いタイプなので「遊べる車」としても人気があります。ロードバイクなら3台まで室内載せることができます」
▲ロードバイクを収納するのも簡単!!オプションのフックに紐を通すだけで簡単に固定ができる

「また、車中泊するのにシートを倒すとフラットになる設計なのも、良く考えられて作られていると実感しています。本当に一台あるだけで便利に遊べます!」

輪行の不安やストレスがない!?トランポは初心者でも安心

▲電車輪行を一度もしたことがない自転車Youtuberこちょさん
  • 名前:自転車Youtuberこちょさん
  • ロードバイク歴:5年
  • 持っている自転車数:いっちょ前に2台
  • ドライバー暦:悲しい事に28年
  • 車の種類:ハイエース(小型貨物自動車)
  • トランポ形態:室内(5台まで乗せた経験あり。工夫をすればもっと収納可能)

※トヨタハイエースには「バン、ワゴン、コミューター」の3種類があります。最大積載量や車両総重量は問題ありません。しかし、14人乗りの「ハイエースコミューター」は乗員人数の限度10人を超えるため普通免許で運転することはできません。注意しましょう!

トランポをしようと思った理由はなんですか!?


「自分の住んでいる地域では、車があることが当たり前で生活の足としてなくてはならない乗り物です。どこか行く際には必ず車で移動しますし、その延長で近所のサイクリングロードに行くのにもロードバイクを車に載せていきました!」

トランポにはデメリットはない?

▲前輪を外しSTIとハンドルレバーの間にポールを挟んでみたら固定ができたので、それ以来やっています!

「実際に電車で輪行したことないので、想像になりますがトランポにはデメリットはないと思っています!サイクルジャージのまま電車に乗るのは恥ずかしいですが、車なら着替えなくても人目を気にせずサイクルジャージのまま帰れます!」

「また、ハイエースなら前輪を外すだけで車内にロードバイクを載せることが簡単にできます!車なら途中で降りて観光もできます!室内環境も快適で夏はクーラー、冬は暖房を炊けるので快適なんです」

高価なロードバイクを室内に入れておける安心感もあります!あえてデメリットといえば、都心だと駐車場を見つけるのが大変なくらいです!?」

若者の車離れについてはどう思いますか?


「自分は車も好きなので、若者の車離れは残念に思います。地域によって必要性は変わってくると思いますが、車はドライブする楽しさもあるので若い人に知ってもらいたい気持ちはあります」

「ただ住んでいる場所によっては、駐車場が高かったり公共交通機関が整って入れば車がなくても不便じゃないですし、住んでいる地域次第な部分もあると感じています」

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最後に

いかがだったでしょうか!?

異なる3名のサイクリストの方々にトランポの魅力についてお聞きしました!!

「車」があることで「遊び方」が広がり、電車を使った輪行とは一味違った「大人の楽しみ方」ができます。私も途中で温泉に寄ったり、道の駅に行ってみたいと思いました!

車の種類によって燃費や保管方法が大きく変わってきますので、どのような用途で使うのか検討してから購入またはレンタルするといいです。

実はお得かも自動車保険の自転車特約

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