グラベルロードの主要なメーカー紹介。各社の代表的なモデルは何?
砂利道と舗装路両方を走れるロードバイクの一種『グラベルロード』は、近年多くの自転車メーカーから販売されています。各社最新技術を盛り込んだモデルを販売する中から、グラベルロードを販売する主要メーカーを代表するモデルについて取り上げます。
目次
入門者にもおすすめ GT Bicycles
アメリカ・カリフォルニア生まれの自転車メーカー『GT Bicycles』は、BMXやマウンテンバイクなどを主に製造するメーカーです。こちらのメーカーからも、グラベルロードが販売されています。
圧倒的なコストパフォーマンスを提供
GT Bicyclesの大きな魅力は、コストパフォーマンスの高さです。他メーカーの同価格帯のグラベルロードと比較して、圧倒的な高い機能性を持つコンポーネントや油圧ブレーキを搭載しています。
未舗装路はもちろん、舗装路での走行も快適にこなすことができるモデルです。
さまざまなラインナップから選べる GRADEモデル
GT Bicyclesのグラベルロード『GRADE』シリーズの最新モデルは、全3種類がラインナップされています。機能性や価格帯により選べるほか、低価格のエントリーモデルも揃っています。
アドベンチャーツーリングなら JAMIS BIKES
アドベンチャーツーリングでグラベルロード乗りたいのであれば、『JAMIS BIKES』のモデルがおすすめです。
アメリカの有名老舗メーカー
JAMIS BIKESも、アメリカ生まれの老舗自転車メーカーです。ビーチクルーザー製造から始まったこちらのメーカーは、その後マウンテンバイクやピストバイクなどの製造もスタートしています。
2015年より販売するグラベルロード『RENEGADE』は、JAMISが長年培ったロードバイクマウンテンバイク製造の経験を活かしたモデルです。
ツーリングも快適走行 RENEGADEモデル
RENEGADEの特徴は、さまざまなタイヤサイズに対応していることです。こちらのモデルは40Cまでのタイヤを装着できるので、用途や身長にかかわらず、最適なハンドリングと乗り心地が実現します。
タイヤはチューブレス化も可能で、台座を接地できるので、ツーリングのための自転車としても活躍するでしょう。
RENEGADE Series – レネゲイド シリーズ / Jamis Bicycles – ジェイミスジャパン
玄人向けから一般向けモデルまで cannondale
3番目に紹介するcannondaleも、アメリカ発の総合スポーツメーカーです。アルミフレーム製造に強みを持ち、軽さと速さを兼ね備えた自転車に定評があります。
世界的に優れたアルミフレーム製造技術力
cannondaleではカーボンフレームの製造も行っていますが、特筆すべきはアルミフレーム製造の高い技術力です。アルミの持つ特性を最大限に活かし、世界最軽量のアルミフレームを製造するなど、『カーボンキラー』と称されるほど、高い評価を受けています。
cannondaleでは、『SLATE』『TOPSTONE』の2種類のグラベルロードを販売しています。
一般向け万能グラベルロード TOPSTONEモデル
cannondaleが販売するグラベルロードの1つであるTOPSTONEは、3種類のモデルが展開されています。SLATEと比較すると一般向けといえ、よりリーズナブルな価格も魅力です。
オフロードでの安定した走行が可能な上、通勤・通学でも利用しやすい1台です。
ロードバイク – Topstone | Cannondale Bicycles
世界最高技術であらゆるシーンに対応 GIANT
『GIANT』は、高い技術の元でリーズナブルなロードバイクを生み出す、コストパフォーマンス最強とも言われる台湾のメーカーです。
GIANTのグラベルロードは、あらゆるシーンに対応する、バランスの優れたタイプになります。
世界No1のブランド力
世界最大のメーカーと言われているGIANTは、世界で唯一自社工場内でカーボンフレームの一貫生産ができるメーカーです。カーボンの仕入れから加工、フレームの組み立てまで、すべて自社向上で行っています。これにより、低コスト化を実現しています。
また、GIANTが開発した独自のフレーム『スローピングフレーム』は、軽量かつ高い剛性を兼ね備えた、他のメーカーでも採用されているほどロードバイクの定番となっているフレームです。
カーボンと最新技術をフル投入 REVOLTモデル
『REVOLT』は、GIANTの高い技術力をフル投入したグラベルロードです。
グラベルでの長距離走行における快適性や効率性を考えて設計された、グラベル特化のREVOLTは、あらゆる地形での走行にも対応する、完全新設計モデルです。
2019年モデルのREVOLTはフルカーボン化し、長距離ライドに対応したまったく新しいカーボンフレームを採用しています。
2019 Giant Bicycle [ BIKES ] X-ROAD PERFORMANCE
まとめ
今回取り上げた自転車メーカーでは、本格的なモデルから街乗り、初心者でも乗りやすいエントリーモデルまで、複数のモデルから選択できるグラベルロードもありました。
主要メーカーに限ってもグラベルロードの種類は多彩なので、用途や利用シーンを考えて選んでみましょう。
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/