春から新社会人になった、へなちょこホビーレーサーの「まんじゅん」です。
社会人になって仕事も大切だけど、これまで続けてきた自転車も大事にしたい。今までは授業後や週末をトレーニングの時間に充てられていたのに、社会人になってからというもの平日は朝から夜まで仕事だし、待ちに待った週末も疲労や悪天候で走れない。出たいレースはあるのに十分なトレーニングができない。
私だけでなく、社会人サイクリストの多くは、このような悩みを抱えているのはないでしょうか。
そこで、シェアしたいのが、室内ローラーの Wahoo KICKR ! Wahoo KICKR を手に入れてからは時間のない私でも満足のいくトレーニングができるようになりました。
「別に室内ローラーならWahoo KICKRじゃなくても・・・」
「Wahoo KICKRって高くて買えないし、中古をネットで探すよ・・・」
と思っているそこのあなた! メルカリやヤフオクで中古のローラーを買うのも選択肢のひとつですが、結局、1年後には今持っているのより良いのが欲しくなるのが私たち自転車乗りの性(さが)ですよね?
今すぐにとは言いません。自分の自転車ライフを豊かにする1つのアイテムとしてWahoo KICKRを見ていってください。
目次
Wahoo KICKR とは
ローラー台の種類としてはダイレクトドライブ式。自転車のリアホイールを外しローラー台に付いているスプロケットに装着させて使用するタイプです。
普段使用しているホイールやタイヤを固定しないので、タイヤがすり減ることやホイールへのダメージがありません。重量は20kg程度と持ち運びには不便な重さですが、その分安定感は強く感じられます。
詳細スペックはこちら
Wahoo KICKRの魅力
室内ローラーの特徴である
- 思い立った時にすぐに乗れる
- ボトルなどの補給がなくなってもすぐに補給できる
- ライドが終わればすぐにシャワーを浴びられる
- 利便性が高い上に強度の高いライドもできる
といった特徴も当然ながら、Wahoo KICKRだからこその魅力を紹介していきます。
①「本当に動いてる!?」と疑うほどの静音性
ダイレクトドライブ式の室内ローラーの比較記事やレビューでも取りあげられていますが、Wahoo KICKRの静音性はとても高いと思います。ローラーを回していると自転車のチェーンの音の方がうるさいと感じるほどです。
よく検証動画やレビュー記事でローラーが回る時の重低音が響くと表現されますが、Wahoo KICKRではそのような重低音は気になりません。
以前FRAMEのYouTubeチャンネルでもレビュー動画をあげていますが、あの時からマイナーチェンジを経て、ケイデンスを上げた時の高音や床に響くような重低音は改善されたように感じます。(動画内でレビューしている商品は2016年モデル)
もちろん最新モデルも多少の音はしますが、部屋中に響き渡ったり、近隣への騒音になったりすることはまずないでしょう。
②負荷調整機能による実走感
負荷の変化の仕方としては、斜度の変化の合わせ負荷が自動で調整されていきます。特にZwiftと連携してバーチャルでライドをしている時は斜度の変化が負荷として感じられ、ヒルクライムコースで斜度が10%以上の激坂ではズッシリとペダルが重くなり、より実走感を感じられます。(ちなみに、この自動負荷調整機能をERGモードと言います。)
せっかく室内ローラーを導入しても乗る機会が少なくなり、埃をかぶるといった悩みの原因の多くは、外を走っている時と比べあまりにも実走感がないという点が挙げられると思います。
レースの動画を見る、ドラマやアニメ、音楽を流すなど色々な工夫をして単調なローラーでの練習にメリハリをつけようと対策を講じている方も多くいるでしょう。
しかし、実走感を感じられないことを紛らわすのではなく、自動負荷によって限りなく外を走っている感覚に近いローラー台を使用した方がモチベーションも上がると思いませんか??
Wahoo KICKRはそれが標準で搭載されていています!
もちろん、FTPを計測するテストライドの際や、その他のワークアウトを行う時はERGモードを切ることはできます。トレーニング内容に合わせて切り替えができるので、斜度の変化に違和感を感じるのであれば使用しない手もあります。
③ライドまでの手間が少ない。いや、限りなくゼロ!
Wahoo KICKRを購入し自宅に届いたら、ローラー台には既にスプロケットが付属しており開封してからすぐに使用することができます。
そしてWahooの製品を使っている方は実感していると思いますが、KICKRもBluetoothの接続時間のタイムラグがほとんどなく、自転車に乗る前の余計なストレスが限りなくゼロ。さらに、KICKR本体は電源ボタンやBluetoothのスイッチもなく自動で連携してくれるためセットアップが楽です。もちろんANT+規格にも対応しています!
走る準備はできているのにローラー台とアプリの接続ができない、各種機材の電源を付け直してペアリングされるのに時間がかかる、といった出鼻を挫かれることはWahoo KICKRにおいてはほとんどありません。
実際にWahoo KICKRを導入して変わったこと
1ヶ月ほど Wahoo KICKR を利用していると、生活に大きな変化がありました。
変化① 「平日の夜練が日課に」
平日でも必ず1時間は練習時間を確保できる。これは最大のメリットです。
19時あたりに帰宅してからスーツからサイクルジャージに着替えすぐにzwiftでワークアウトを開始。距離の目安としては30~40㎞・時間は1時間~1時間半程度。社会人になりたての慣れない環境で、翌日に疲れを残さないためにも上記の距離と時間を目安にしています。
変化② 「練習の意識が距離から強度へ」
Wahoo KICKRに搭載されているERGモードのおかげもあり、練習の強度の調整が容易になりました。Wahoo KICKRのアプリやZwift内のワークアウトを利用すればその日のコンディションに合わせてトレーニングの強度を調整できます。
理論派の方ならデータに基づいてトレーニングプランを決めることも可能です。理論よりも実践の中でトレーニングしたい方はバーチャルでレースに参加したり、コースの時々に存在するスプリント区間やKOM区間でTTをしたりと自分にあった方法で1回のライドの強度を調整できることもメリットだと思います。
変化③ 「外を走るのが億劫になる」
これはあまり良い変化とは言えませんが、室内ローラーとして利便性がとても高く機能面も申し分がないために、休日にまとまった時間があってもわざわざ外に行かなくなることが多くなりました。
室内ローラー、特にWahoo KICKRは良くも悪くも安定感があるので定期的に外に出てバイクコントロールの感覚を取り戻さないとペダリングがおかしくなる可能性もあります。私自身この変化にはちょっと気をつけたいと思います。
まとめ
今回はWahoo KICKRのレビューをしました。
Wahoo KICKRに興味がある方は、レースという競技面に関心がある方が多いかと思います。Wahoo KICKRはトッププロも使用しており、その性能は折り紙つきです。決して安くはない商品ですが、使ってみれば値段以上の満足感は得られるはずです。
この機会にWahoo KICKRの導入を検討してみてはいかがでしょうか。目先の中古のローラーよりも最新のハイスペックなローラーの方が気持ちも上がりますよ(笑)。
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画像提供:Wahoo