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自転車で行く島旅のススメ ~神楽坂つむりのおすすめスポットはここだ!~

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こんにちは、ブログ「つむりの悠々自適ライフ」を書いている神楽坂つむりです。

さて、前回は自転車で行く「島旅」の魅力について語らせていただきました。
今回は私が日本全国を巡った中で特に印象的だった島旅スポットを紹介していきます。
本当に良いところばかり!と胸を張っておすすめできます。

(こっそりと大事におっておきたい気持ちもありますが、やはり良い場所なので皆さんにも是非訪れていただきたいのです。)

島の外周部は走りやすい道が続きます。一周するだけならば、レンタサイクルでも十分なコンパクトさも魅力の一つです。photo:神楽坂つむり

日間賀島(ひまかじま)(愛知県)

愛知県の知多半島からフェリーで渡ることができる三河湾に浮かぶ離島です。
島全体が三河湾国定公園に含まれています。

もちろんアクセスはフェリーで。フェリーに乗り込むこの瞬間もわくわくして楽しくなっちゃう時間です。photo:神楽坂つむり


近くには他にも佐久島、篠島と隣接していて、フェリー乗り場ではそれらを周遊するお得な切符を購入することもできます。
東海地方から行ける離島としてはブッチ切りでおすすめの雰囲気の良さですが、他の離島と違って比較的観光地化が進んでいるのもポイントです。

普通、離島と言えばどこか侘しい雰囲気があったり寂れていたりすることが多いですが、日間賀島は結構な賑わいを見せてくれるので、観光気分で走っても楽しいですね。

どこか懐かしくレトロな雰囲気を色濃く残す日間賀島。ロードバイクで駆け巡るというよりは小径車やグラベルロードでゆったりとポタリングを楽しみたい!photo:神楽坂つむり

 

島の外周部は走りやすい道が続きます。一周するだけならば、レンタサイクルでも十分なコンパクトさも魅力の一つです。photo:神楽坂つむり

栄えているのは、もちろん島の一部のみの話で、それ以外の場所はちゃんと島らしいゆったりとした雰囲気で過ごしやすく走りやすいです。
この賑わっているところと落ち着いたところのバランスの良さが日間賀島の魅力でしょうか。
外周部の距離も短いので、ロードバイクだけではなくクロスバイクや小径車でも十分に回ることができます。

淡路島(あわじしま)(兵庫県)

淡路島は関西のサイクリストであれば、一度は走ったことがあるという人が多いのではないでしょうか。

サイクリストに慣れている島だけあって本州は明石から出ているフェリーにはサイクルラックが完備されています。photo:神楽坂つむり

1周150kmと走りごたえ十分ですが、一方でショートカットをすれば100km、70km、40kmというようにコースアレンジが出来るのも魅力の一つですね。
もちろんおすすめはフルコースの150kmです。大阪や岡山から程近い離島で十分に島の雰囲気を味わいつつ、ガッツリと練習気分で走るもよし、ゆっくりとサイクリング気分で流すもよし。

日本最大級の橋「明石海峡大橋」は淡路島一周のシンボル的存在にもなっています。橋は自転車通行禁止なので要注意です。photo:神楽坂つむり

また、島の南側はそれなりの山岳地帯になっていて、それまでの平坦区間から一転してヒルクライムを楽しむことができるようにもなっています。
総合的に見て懐の深い島ですね。

美しい海を眺めながらのライド。島の西側は交通量が少なく、海が近いと言うこともあって特に気持ちが良いセクションです。photo:神楽坂つむり

兵庫県に含まれていますが、場所としては愛媛県と本州のちょうど間に位置しています。
本州側からは明石港からフェリーでアクセスできますが、四国側からは現在のところ車に乗って移動するしかアクセスできないという点が要注意です。
有名な明石海峡大橋と鳴門大橋はどちらも自転車走行不可なのでこちらも合わせてご注意を。

 

海鮮料理を楽しむことができるのもうれしいポイント! 関西都市圏からアクセスも良いので休日は大賑わいです。photo:神楽坂つむり

 

似島(にのしま)(広島県)

所在地としては広島市内に分類される小さな離島です。
なんと1周たったの10kmですから、頑張ったらランニングで1周することもできちゃいます。
自転車ならば30分もあれば1周できますが、景色が良すぎて私は毎回倍以上の時間がかかってしまいます。

広島宇品港からフェリーで30分弱とアクセスが良いのも嬉しいところ。photo:神楽坂つむり

小さな離島ですから、交通量は極端に少なく、1周する間に車と一切すれ違わないことが多いです。そもそも道幅が狭いので私なら車で走りたくはありません・・・・。
広島の宇品港からフェリーでたった30分で渡ることができるアクセスの良さや島のコンパクトさ、景色の綺麗さなどから、ちょっとした癒しを求めて気軽にサイクリングするのにおすすめです。

道幅はこんな感じ。なので車が滅多に来ないサイクリングパラダイスと化しています。是非ともこのゆるさを体感していただきたい! photo:神楽坂つむり

ちなみに島内にコンビニは無く、個人商店が数軒あるだけなので、補給には注意した方が良いタイプの島です!

運が良ければ島猫に会うことも。 photo:神楽坂つむり

 

生月島(いきつきしま)(長崎県)

長崎県の平戸島のさらに先にある細長い離島です。
離島ですが橋で繋がっているため自走でアクセスすることが可能です。
ここの見所は何と言っても「生月島サンセットウェイ」と呼ばれるワインディングロード。ひたすら海を望みながら断崖絶壁の真横を這うように伸びる道路が延々と続く様は日本離れしています。

まさにワインディングロード。こんな道がひたすら続きます。photo:神楽坂つむり


某有名自動車メーカーCMのロケ地として使われたこともあり、ドライブするにもツーリングするにもおすすめの場所です。
ここに至るまでが結構大変で僻地と言っても過言ではありませんが、その先にある「大バエ灯台」や「塩俵断崖」を含めて絶景の連続。満足度は保証します。

例に漏れず補給できるようなところは皆無なので要注意。万全の体制で思いっきり目の前の景色を楽しんでみてください。photo:神楽坂つむり
六角柱状が特徴の大バエ断崖。とても自然にできたとは思えないミラクルな造形です。迫力がものすごい!!photo:神楽坂つむり

屋久島(やくしま)(鹿児島県)

実は自転車で走っても楽しいのが屋久島です。
屋久島と言えばトレッキングが有名ですが、島の外周部を道路が綺麗に一周しているおかげで自転車でも走りやすいのです。
総距離はおおよそ100kmなので1日あれば十分に回ることができます。

12月の写真です。もう一度書きます。12月です。屋久島、ワンダーランドです。さすが一つの島に四季が詰まっていると言われるだけあります。photo:神楽坂つむり

 

島内の道路はよく整備されていてこれが走りやすい!photo:神楽坂つむり


何と言ってもその見所は自然の雄大さ。出来ることならトレッキングで森の中に入って見ることをおすすめしますが、自転車で外周部を走っているだけでもその雄大さはひしひしと伝わってきます。
御神木レベルの木が至る所に生えていますし、ものすごいスケールの滝が流れていたり、道路上に猿がいたりします。まさにワンダーアイランドです。
私の場合は1日目にトレッキングをして民宿に泊まり2日目にロードバイクで島を一周しました。

ものすごい水量の大川の滝。水質はものすごく綺麗です。一年を通じてサイクリングを楽しめる環境が整っています。photo:神楽坂つむり

鹿児島市内あるいは指宿からフェリーでのアクセスになりますが、本数が少ないので往復ともに時間に注意してください。

 

動物は普通に出てきます。photo:神楽坂つむり

 

知夫里島(ちぶりじま)(島根県)

来ました。本命中の本命です。

ここは秘密にしておきたい隠しステージみたいな存在なのですが、せっかくなので放出します。所在地は島根県、隠岐の島(おきのしま)と言った方が分かりやすいかもしれません。その隠岐の島諸島の中でも島前と言われるエリアにぽつんと浮かぶ島がこの知夫里島です。

なぜ私がこうまでしてこの島をおすすめするのかと言うと、とにかく絶景

この開放感! まるで海外に来たような錯覚に陥ります。ちなみにカメラの後ろには牛や馬がわんさかいたので三脚が倒されないか心配でした。photo:神楽坂つむり
牛です。すごく・・・・大きいです・・・・。photo:神楽坂つむり


個人的には今まで国内を旅してきて最も印象に残っている島と言っても過言ではありません。
島自体はとてもコンパクト。一周するのに1時間もかかりませんが、下手をすると半日くらい滞在してしまうかも・・・・。
丘陵地帯のように膨らんだ島の上の方からは、辺り一面に広がる草原を見渡すことができます。人工物はほとんど見当たりません。ひたすらの草原とそれを貫く細い道。あとは牛と、馬。草原も端っこまで歩くとガードレールはなく、そのまま海まで落ちる断崖絶壁です。

時間がとにかくゆっくり。人工物が極端に少ない。車でのアクセスも難しいので、実質自転車借り切り状態です。photo:神楽坂つむり

 

まるでグランツールのような景色がここにはあります。photo:神楽坂つむり


隠岐の島はどの島もSランクの眺望の良さが広がります。3日ほど確保して渡られることをおすすめします。
また、フェリーを利用する際には時刻表をきっちりと把握しておくこと。
フェリーが諸島内の重要な足になるのですが、それ故に乗りたい便を逃すと島から脱出することができなくなってしまいます…。

 

まとめ

島旅の魅力が少しでも伝わったでしょうか。
走ってみれば分かる、訪れてみればすぐに分かる、ストレートで分かりやすい魅力がたっぷりの自転車で行く島旅。
フェリーの時刻表をじっくりと確認した上で、是非訪れてみてください。

B!

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