中古の5千円フレームでロードバイクを組んでみた!? バイチャリ赤い店長の自転車紹介
Twitterで話題の赤い店長って知ってますか?赤い店長とは、バイチャリYouTube店の店長さん。今回は動画クリエイターの今田イマオさんが、自転車買取販売専門店 バイチャリ浦和ベースを訪問、赤い店長の愛車をご紹介します。
赤い店長の愛車は予想通りの赤!「赤いですね!」とイマオさん。どうやら見たことのないフレームのようですよ。
「これは去年の最後に組んだ自転車です」と店長。赤い店長はなんと去年だけで自転車を7台乗り換えているとのこと。
「店で気に入ったフレームがあったりとか、個人でヤフオクとか他のお店とかを見て気に入ったものがあれば探して来て、ほぼほぼ自分でいじる」んだそう。「自転車愛を感じますね」とイマオさんは感心しきりです。
目次
フレーム:PEUGEOT PERFORMANCE 600
「PEUGEOTってあの車の?」とイマオさん。「PEUGEOTは結構自転車出してるんですよ」と店長。
赤い店長のこだわり
「自転車屋ですので乗る時や買うときに注意する事がいくつかあるんですよ」という店長のこだわりとは?
- まず第一印象で「これなんだ」って言われるもの
- 目が赤い物を追ってしまう→赤を基準に選ぶ
今回はお店で一目惚れしたフレームに、赤を基準に選んだものを組み合わせたそうです。
「率直にみんな気になってると思うんですけど、お高いでしょって」とイマオさん。「よくぞ聞いてくださいました」と店長。なんとフレーム金額は5000円だったそうです。
フロントフォーク:WOUND UP Road X Fork 1
「毎年組み替えてるんですけど、その中で趣味嗜好が偏っている部分があって」と店長。クロモリフレームを組むときは基本的に1インチのあるアヘッドのフォークを使うのがマイルール。中でも1番大好きなのはフロントフォークだそうです。
「ここだけアクセントで赤使ってないのがオシャレですね」とイマオさん。
「若いときは全部赤くすればかっこいいと思ってた時期もあった。でも気づいたんですよ。それだけだとただ訳わからない自転車になるなと思って」と店長。今は「赤が好きじゃない人でもかっこいいと思ってくれる自転車」を目指しているそうです。
- 歴史関係にかかわらずかっこいいものはかっこいい
- そしてちゃんと現行でも乗れて戦える自転車を作りたい
と熱く語ってくれました。
こだわったパーツ
シートポスト:MICHE SUPERTYPE RED 27.2mm
「フレークが入っててちょっとテカリのある赤に対して同色に近いシートポストを使うことによってここのラインが赤く1本通るんですよ」と店長。「遠くから見ても目立つしね」とイマオさん。
一番こだわるのは色合い
「カーボンとかの黒いカラーで締めて足周りは黒系で締めた上で同じ金色のKMCのチェーンを使うことでこの赤と金っていうのをさりげなくアピールする」と店長。「統一感がちょっと出てるね」とイマオさん。
ハンドル周り
- ステム:3T ARX TEAM
- ハンドル:3T ERGONOVA LTD
「赤い店長なのに赤いバーテープ使わないのかよ」って言われそうですけど、赤のバーテープ使うときは拘りがあってエナメルの赤しか使わないです」と店長。
「決まってるんですね」とイマオさん。自分の基準をはっきり持つことが大事だとわかりますね。
ホイール:NOVATEC カーボンクリンチャーホイール50mm
「NOVATEC自体はすごく性能がよくて、クリンチャーなんですよね」
マシンネーム「真っ赤な通勤」
「コンセプトとしては通勤でつかいたいんですよ」と店長さん。「比較的お値段お安いカーボンのディープリムというので、不意にパンクとかのトラブルが
あったときにすぐ対処しやすいクリンチャーを選ぶ」「今話題のワイドリム25Cが使えます。」
シフター:CAMPAGNOLO ATHENA 11S ウルトラトルク
「生粋のCAMPAGNOLO狂でして。ブレーキもこの辺もCAMPAGNOLOで、使い勝手がいいようにATHENAで統一していて。」
クランク:ROTOR D&Q-RINGS
「この楕円とメカメカしい感じがこのルックスからくると「お?」っていうインパクトに繋がる」「インパクトに繋がりますよ本当に」
「ローターのさりげない受けも赤にしてるんですね」
サドル:SELLE SMP EVOLUTION
「SELLE SMPが大好きすぎて」と店長。「EVOLUTIONとかそんなにソールがないこれでも、通勤で往復30kmくらいなんですけど全然乗れます」とのことですよ。
乗り心地は実際どうですか?
「ちょっと持っていいですか?」とイマオさん。「そんないうて重たい感じもしないですね」とのこと。何もない状態では8.7キロと、十分な軽さです。気になる乗り心地については
- ホイールもカーボンのリムを使っているのもあってそこそこ剛性もあるので意外と乗り味はちゃんと進みます
- フレーム自体はしなりがあるので乗り味は通勤としてもいい感じの乗り味
「いいですね!通勤にも使えてちょっと走りでも使える」イマオさんもすっかり気に入ったようです。
気になるお値段は?
「最後にこのフレーム5000円だったんですけど、大体どのくらいで組めるのかって多分みんな知りたいと思います」とイマオさん。気になるお値段は動画でご紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。店長さんの愛車はもちろん、自転車愛溢れるトークは必見ですよ。
「だって真似したいですもん。かっこいい!」「クロモリでこのディープつけて、でも山とか行けちゃうみたいなのをやりたい」とイマオさん。バイチャリでは店長さんが、カスタマイズの相談にも乗ってくれます。店長さんの愛車を真似するのも全然OKだそう。誰とも被らない、カッコイイ自転車に乗りたい方はぜひ動画をチェックしてみてください。
あわせて読みたい!
WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/