自転車を高く売るには? 中古自転車店の店員さんに聞いた知っておくべき3つのポイント
まだ乗れるけど今は乗っていない自転車や使っていないパーツ、ウェア類はありませんか?バイチャリさんでは自転車と用品の買取を行っています。今回は動画クリエイターの今田イマオさん、丸井なみこさんが、バイチャリの赤い店長に、自転車を売る際にどうやったら少しでも高く買い取ってもらえるのかをアドバイスしてもらいました。
目次
査定時のチェックポイント
買取価格は状態などによって違ってきますが、買取の際にチェックするポイントは主に次の3つです。
- コンディション
- 消耗品の消耗具合(消耗品のチェック)
- 付属品などが揃っているかどうか
コンディション
乗っているうちに傷がついたりするのは仕方ありませんが、大切に扱ってた自転車と放置気味だったり、ないがしろにされていた自転車はコンディションを見ればわかります。自転車を売るときは、持ち込む前に掃除やクリーニングをしましょう。バイチャリさんの店員さんは、自転車が好きな人ばかり。持ち込まれるとき埃だらけで泥だらけのものを渡されるよりも、ちょっと古いかもしれないけど綺麗なものを渡される方が心象はよくなります。
消耗品の消耗具合(消耗品のチェック)
バイチャリさんでは買い取ったバイクを再販するにあたり、次に走るときに安全になるように整備・メンテナンスを行います。その際、タイヤ・バーテープ・チェーン・ワイヤー類など消耗しているものを交換しますが、比較的新しいものだったらそのまま使うこともあります。綺麗なものをベースに、交換が必要なものはマイナスになると考えるとわかりやすいでしょう。
同じ5年前のモデルでも綺麗な新古品のような状態のものと、メンテナンスなしで乗り続けてタイヤに穴が開いていたり、バーテープがボロボロだったり色んなところが錆びている状態では、もちろん綺麗な方がお値段は高くなります。
付属品などが揃っているかどうか
自転車の説明書や買ったときに付属していたものはしっかり保存しておきましょう。保管状態も大事ですし、消耗品や付属品の管理も大事という事ですね。
査定自体は無料
では、メンテナンスなしでずっと放置されていたり、パンクしていたりすると買い取ってもらえないのかと言えばそんなことはありません。住宅によっては外置きしていたり、事情もありますよね。そんなときは、気軽に相談してみましょう。査定自体は無料なので、査定金額をとりあえず知りたいという感じでもよいと思います。もちろん査定金額に納得できない場合は、そのまま持ち帰ってもOKです。
自転車を売る2つの方法
自転車の売り方は大きくわけて次の2つの方法があります。
- ネットなどで個人売買する
- 専門店で見てもらう
個人売買のメリット
個人売買のメリットはなんといっても手軽に売れることです。ただし、発送となると話は別。通常の宅配便で送ることはできないので、専用の箱に入れたり大きなものに対応した業者を探したりしていると手間がかかり、送料分を計算すると思ったほど利益が出ないことも少なくありません。
また、安全に乗れるコンディションにできていない場合は、トラブルに発展する可能性もあります。発送前のメンテナンスが難しいことは、個人売買のデメリットです。
専門店を利用するメリット
バイチャリさんのような専門店は、専門の技術者が物を見て、安全な箇所とか交換が必要な個所を確認したうえで買い取ります。次の方にも安全な状態で販売するので、売り手も買い手も安心な状況の取引が可能です。
選べる買取方法
バイチャリさんではお客様のニーズに合わせた3つの買取方法を用意しています。
- 店頭買取
- 出張買取
- 宅配買取
お店に持ち込む「店頭買取」のほか、地域によっても変わりますが自宅に取りに来てもらう「出張買取」、専用の自転車梱包キットで自転車を送る「宅配買取」があるので、遠方の方でも自転車を売ることができます。
個人売買は事前に写真を送ったり、やり取りしたりと意外に手間がかかるもの。専門店を利用すれば、むしろ自分で売るより手軽で安心です。
自転車を売るときに必要なもの
自転車を売る際には、防犯上の観点から、購入時の販売証明などの所有証明となる書類が必要となります。買う方も出所を確認したうえで買えるので安心。売り買いがWin-Winなことも、専門店を利用するメリットです。
パーツやウェアも売ったり買ったりできる
自転車はもちろん、自転車用品も買取対象になります。パーツ類・ウェア・フレーム・ホイールも中古で新品の価格から安価なものまで、今はもう手に入らないものも手に入ることが中古の魅力です。
パーツ類に関しては店頭に持ち込む以外に宅配買取も可能。ホームページから申し込めば、送料無料で買い取ってもらえます。
「ホイールで前後揃ってなくても良いですか?」とイマオさん。赤い店長さんは「はい!大丈夫です!」と力強く答えてくれました。
もちろん、前後揃っている方がお値段は高くなります。破損が激しいとお値段付かない部分などもあるものの、1個1個確認して、買取りできるものと出来ないものとわけてくれるそう。迷ったら持ち込んでみましょう。
決め手は自転車愛!?
自転車の場合、高額査定のポイントは、綺麗にする、消耗品の確認、付属品が残ってるかどうかです。これに「自転車愛」がプラスされれば完璧。「大切にしてきた自転車を、次の人に大切に使ってもらいたい」ーそんな気持ちを店員さんに伝えてくださいね!
お店に行く前に、ぜひ、動画もチェックしてみてください。
取材協力:バイチャリ浦和ベース
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/