非日常的なキャンプは心身ともにリフレッシュできる体験のひとつ。キャンプは少しハードルが高くても、日帰りのデイキャンプなら気軽に楽しめます。今回は動画クリエイターのけんたさんと今田イマオさんが、初めての自転車デイキャンプにマストなもの、あったらよいものをご紹介。キャンプのルールやデイキャンプの楽しみ方についても触れていますので、初めての方に役に立つ情報がたくさん。会話の中で飛び出す名言とともにお楽しみください!
椅子
地面に直接座るのは、お尻が汚れたり濡れたりして気持ち悪いですよね。冬だと冷えてしまうこともあります。100均で買ったものでもいいし、キャンプ椅子でもよいですが、椅子はあった方が便利です。
イマオさんの椅子は100均で購入したもの。キャンプ椅子はAmazonなどで2,000円から3,000円で購入できます。安いものでよいので、ぜひ用意しておきましょう。
テーブル
自然の中での食事は、キャンプの醍醐味。地面に直接置くとガタガタしたり、料理をするときバランスを崩してしまったり危ないので、テーブルもあった方がよいでしょう。
今回、使っているのは1,000~2,000円くらいのお安いもの。コンパクトになるタイプがおすすめです。
コップ
食事をするときに欠かせないのが飲み物。特に冬場は、温かい飲み物があるといいですよね。キャンプ用でなくてもよいので、コップは持っていきましょう。
けんたさんのマグカップはCinelli(チネリ)。取っ手がカラビナになっていて、バッグなどに引っ掛けることができます。キャンプグッズも自転車メーカーのものを選ぶところに、けんたさんのこだわりを感じますね。
レジャーシート
椅子だけでなくレジャーシートもあると汚れないし、靴を脱ぐこともできます。ゴロンとしたりもできるので、持っていくことをおすすめします。
タープ
マストではありませんが、あってもいいのがタープ。あると雰囲気もキャンプっぽくなって、より豊かになります。夏場のキャンプは直射日光がきついですし、時期によっては風で肌寒く感じることもあるでしょう。そんなときタープがあれば、日除け・風除けに役立ちます。
コンロ
キャンプって言うとやっぱり「火」があるといいですよね。100均などで購入した使い捨てのでもいいし、ガス缶とミニコンロをつなぎ合わせたガチキャンプグッズ的なタイプでもいいですが、コンロもあると便利です。
自転車キャンプは持っていけるものが限られるので、少しでも荷物を小さくするには、五徳が折りたためるタイプがおすすめです。
コッヘルなどの調理器具
火があるならトライしたいのが料理。難しい料理を作る必要はありませんが、調理器具があるとより料理が楽しくなります。
特にコッヘルがあると汎用性が高くて便利。500ml程度のほどよい大きさのものがあれば、お湯を沸かすのにもいいし、ラーメンを作ったり、料理の幅が広がります。
コッヘルよりちょっと小さめのシェラカップに焼き肉のタレを入れて、お肉を焼きながら食べる、なんて使い方も。ガスコンロにのせて使う直火式のホットサンドメーカーも、上下が分離できるタイプを選べばウィンナーなどを焼いたりできるので便利です。
けんたさんのおすすめ
自転車キャンプ経験の豊富なけんたさんに、持っている道具の中で「これ、買ってよかったよ」というものを聞いてみました。
「デイキャンで言うならば、背もたれのあるキャンプ用の椅子。快適なのでおすすめです。ヘリノックスの椅子は高いけどマジでいいです。しかも超丈夫。これね、めっちゃ軽いの。500g。」
Helinox(ヘリノックス)はアウトドア・ファニチャーの世界的ブランド。ヘリノックスチェアは、独特の吊り下げ式デザインとすっぽり包みこまれるような安心感のある座り心地で人気があります。軽量でコンパクトながら、ミニサイズでも耐荷重は90kg、ほとんどのモデルで120~145kgとなっているので、大柄の男性も安心です。
「でも、こんなやつ買わなくても、いいと思うんですよ。」とけんたさんは言います。背もたれのあるキャンプ椅子もお手頃価格の物がたくさんあるので、Amazonなどで探してみましょう。
まとめると…
「自転車デイキャンプにマストなのは、テーブル、椅子、調理器具、コップ、コッヘル、コンロ、バーナー、ガス缶かな。タープなんかもあるといいですよね。」とけんたさん。キャンプは結局あるといいよねが無限にあります(笑)
ただし、コンロとバーナー、ガス缶は、使い捨てコンロで代用可能。100均などをうまく活用すれば、意外に安くできるんです。ご飯は難しかったら最初は出来合いのものを買ってくればOK。お湯を沸かして、コーヒー、紅茶を入れるだけでも十分キャンプ感を楽しめます。温かいものがあると全然違いますよ。
デイキャンプの魅力とは
あらためて考えてみると、デイキャンプの魅力ってなんでしょう?確かに面倒ではありますが、ひとつは遊び方が増えること。そして、半日だけでもぼーっとしていると、リフレッシュできること。とても贅沢なひとときを過ごせます。
キャンプのルール
デイキャンプに限らず、キャンプをするときにはルールがあります。もっとも厳しいのは、場所によっては直火禁止のところがあること。土の上で火を起こしてはいけない場所では、例えば焚火をするとき、焚火台などを用意する必要がでてきます。
タープを使う場合は、ペグもさしていいところ悪いところがあるので確認しておくとよいでしょう。テーブルを置いたり、調理をするときも、地面を傷つけないように配慮することが大切です。
自転車でのデイキャンプは、リュックひとつでもできます。余裕があればバイクパッキングしてみると、より楽しめます。
「チャレンジしてみたいけど、やっぱハードル高いなぁ…」そう思っている方も、意外に簡単なのでぜひ動画を見てチャレンジしてみてください!