専門スタッフがおすすめする【通勤通学を快適にする】自転車アイテムを紹介

10~15km以内の近・中距離を中心に、自転車通勤・通学をする人が増えています。自転車での通勤・通学には、ウェアはもちろん、荷物を入れるバッグも自転車に適したものを選びたいですよね。バッグ以外にも、自転車で安心・安全に走るために、必要なアイテムもあります。

今回はワイズロード新宿ウェア館の山本さんに、自転車での通勤・通学におすすめのアイテムを紹介してもらいました。

自転車通勤・通学におすすめのバッグ

自転車用バッグを2選、カジュアルに背負えるものを2選、ご紹介します。

VAUDE(ファウデ)ROOMY

VAUDE(ファウデ)ROOMY

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  • 販売価格:税込12,100円
  • サイズ:12+3リットル
  • カラー:ファントムブラック、セーラーブルー

ドイツのアウトドアブランドVAUDE(ファウデ)が、自転車用に作ったバックパック。VAUDEは登山用品で定評があり、ハイキングやトレッキングに適したさまざまなタイプのバックパックを展開していますが、自転車用バックパックが手に入るのは、ワイズロードだけです。

ROOMYは、ものづくり大国ドイツブランドらしい凝った作りが特徴。自転車用ならではの機能がいたるところに盛り込まれています。

VAUDE(ファウデ)ROOMYはここがすごい!

①背面メッシュ

背面メッシュ

自転車専用ということで、注目したいのが背面メッシュ。背中に密着する部分にメッシュ生地のパネルがあり、背中とバックパックの間に空間ができるため、背中が蒸れたり汗でベタついたりすることがありません。

前傾姿勢をとった際も、パネル部分が背中のラインにフィットするので安定感が抜群。体にかかる圧力が分散されて、疲れにくいこともメリットです。

②肩紐の長さを調整できる

肩紐の長さを調整できる

メッシュ部分の中にマジックテープがついており、この部分をぐっと引っ張ることで肩紐の長さを調整可能。S、M、L、XLと自分の身長に合わせて細かく調整できるので、しっかり背負えます。

③ウエストベルト

ウエストベルト

自転車に乗るときは、ウエストベルトをすることで、荷物の背負いやすさが違ってきます。まず骨盤と肋骨の間のやわらかいところでウエストベルトをしっかり締めたら、肩紐の下にある調節用のベルトをぎゅっと引っ張り、バックパックを体に密着させます。肩が落ちてくるようなら、ハーネスも留めましょう。

バックパックを体に密着させることにより、前傾姿勢をとったときにも安定して走れる。

バックパックを体に密着させることにより、前傾姿勢をとったときにも安定して走れます。通気性がよいので、体に密着させても汗による不快感を感じずに済みます。

④サイドの小物入れ

バッグの中は2つに別れており、荷物が増えたときはマチを広げれば容量がアップする。

バッグの中は2つに別れており、荷物が増えたときはマチを広げれば容量がアップします。

サイドにちょっとした補給食や小銭、家の鍵などを入れられる小物入れ付き

サイドにちょっとした補給食や小銭、家の鍵などを入れられる小物入れ付き。家を出る時や鍵をかける時、帰ってきたなど、スムーズに鍵を出せるのはうれしいですね。

⑤レインカバー付き

レインカバー付き

急に雨が降ってきたときに便利なレインカバーが付属。反射板付きなので、天気の悪い日や夕方・夜間も安心です。

⑥ヘルメットホルダー付き

ヘルメットホルダー付き

ヘルメットを引っ掛けて持ち運ぶことができます。自転車用ならではの機能です。

Pearl Izumi(パールイズミ)バックパック

Pearl Izumi(パールイズミ)バックパック

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  • 販売価格:税込13,200円
  • サイズ:17リットル(本体:14リットル、ポケット:3リットル)
  • カラー:ブラック

自転車用でもうひとつおすすめなのがPearl Izumi(パールイズミ)のバックパック。背負いやすく、自転車通勤・通学にうれしい機能が充実しています。

パールイズミ バックパックのおすすめポイント

①背面のベンチレーション

背面に凸凹のフレームを配置。背中との間に空間が確保されて、夏場も蒸れずに快適に使えます。

②複数ポケットで収納しやすい

複数ポケットで収納しやすい

パソコンや書類、着替えなどが問題なく入る大容量が魅力。内部は2室にわかれており、複数のポケットを備えているので、小物もちゃんとしまえます。

③レインカバー付き

急に雨が降ったときも、ポケットからさっと取り出して被せるだけでOKです。


自転車用のバッグは背負いやすくて機能的ですが、もっとカジュアルに、ライトに背負いたいという方もいらっしゃるでしょう。自転車通勤・通学のときもオシャレに決めたい方におすすめなのが、ORTLIEB(オルトリーブ)。カジュアルな服装に合わせやすいデザインが魅力です。

ORTLIEBはサドルバッグで有名なドイツの鞄メーカー。完全防水の自転車用バッグの製造で知られています。

ORTLIEB (オルトリーブ)コミューターパックシティ

ORTLIEB (オルトリーブ)コミューターパックシティ

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  • 販売価格:税込23,100円
  • サイズ:21リットル
  • カラー:ブラック

ORTLIEBのおすすめポイント

ORTLIEB (オルトリーブ)コミューターパックシティ

コミューターパックシティももちろん完全防水。急な雨のときも、レインカバーをつける必要はありません。種類ももうひとつあり、カラーバリエーションも豊富です。

ORTLIEBはカラーバリエーションも豊富。

ORTLIEB (オルトリーブ) ヴェロシティ

ORTLIEB (オルトリーブ) ヴェロシティ

  • 販売価格:税込15,180円
  • カラー:ウルトラマリン、ブラック、ホワイト、アスファルト

コミューターパックシティ、ヴェロシティはどちらも収納力の高さが魅力。十分なスペースがあり、パソコンはもちろん、書類やテキストなどもしっかり入ります。ループにはリアライトを取り付け可能。メッセンジャー的な要素のあるデザインで服装をじゃませず、逆にファッションの一部としても使えそうですね。

ループにリアライトを取り付け可能
ループにリアライトを取り付け可能

自転車通勤・通学に取り入れたいアイテム

自転車通勤・通学を始めたばかりの方に、ぜひ取り入れて欲しいアイテムを2つ、ご紹介します。

グローブ

乗り慣れないうちはグローブを着けない方もいると思いますが、自転車に乗るときは、衝撃で手が疲れてしまうことも多いもの。グローブには衝撃を吸収して疲れを緩和してくれる役割があるのです。

また、万が一転んでしまったときも、グローブをはめていれば、手をついたときケガをせずに済みます。

  • 衝撃と疲労の緩和
  • 怪我の防止

の面でも、グローブを着けることをおすすめします。

INTRO ( イントロ ) 指付きグローブ STINGER6

INTRO ( イントロ ) 指付きグローブ STINGER6

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  • 販売価格:税込6,050円
  • サイズ XS、S、M、L、XL
  • カラー:ピュアホワイト、ブラック

ショートフィンガーのグローブで指先だけが日焼けする「ポッキー焼け」は、ローディーあるあるのひとつ。特にビジネスマンは、名刺交換のとき、恥ずかしい思いをすることになってしまいます。

指先が爪の先端しか出ない九分丈

手を日焼けしたくない方におすすめなのが、INTRO 指付きグローブ STINGER6。指先が爪の先端しか出ない九分丈となっており、ポッキー焼けを防げます。指先が出ているのでスマホの操作もしやすく、ハンドルの操作性がよいことも魅力です。カフ部分も長めなので手首のUV対策もバッチリ!アームカバーとの隙間焼けも防げます。

手のひらに極厚パッドを配置

手のひらに8箇所の極厚パッドを配置

また、ハンドルを握る手のひら側には8箇所の極厚パッドが配置されており、衝撃をしっかり吸収してくれるので、手の疲れや痺れを軽減できます。

ANTARES ( アンタレス ) YS-03 COMFORT 指切りグローブ

ANTARES (アンタレス) YS-03 COMFORT 指切りグローブ

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  • 販売価格:税込3,278円
  • サイズ:S、M、L、XL
  • カラー:ブラック、ブルーカモ

アンタレスは、ワイズロードのオリジナルブランド。ワイズロードでしか手に入らないグローブです。

自転車競技をやっている人にとっては身近なグローブも、初心者にとってはややハードルが高め。通勤・通学では特に、自転車用品にそんなにお金をかけられないこともあるでしょう。

こちらのグローブは、コスパの良さが最大の魅力。パッドもしっかり入っているので、衝撃による手の疲れや痺れを防いでくれます。初心者の方におすすめのグローブです。

アイウェア

自転車に乗るときは、自転車用に設計されたアイウェアを着用することがおすすめです。

アイウェアが必要な理由

①目の保護

自転車に乗っているとき、虫やゴミが目に入った経験をお持ちの方は多いのでは?日差しがまぶしかったり、車が石を跳ね上げてきたりすることもあるでしょう。アイウェアを着用すれば、紫外線や粉塵、ホコリ、飛来物などから目を守ることができます。

②目の乾き防止

走行中は風が目にあたるので、目が乾燥しがちです。コンタクトの人は、とれてしまうことも。アイウェアを着けていれば、目の乾き防止にもなります。

調光レンズがおすすめ!

スポーツアイウェア

レンズはカラーにより、効果が異なります。日差しが強いときは色の濃いレンズ、夜間は透明に近いクリアレンズを選ぶのが基本です。

通勤通学では、朝は明るく、帰りは暗いですよね。そこでおすすめなのが、紫外線の量によってレンズの色の濃さが変わる調光レンズ。時間帯によって色が変わるので、アイウェアを付け替えたり、レンズを交換したりする必要がなく便利です。

UVEX(ウベックス)SPORTSTYLE 802 V

UVEX(ウベックス)SPORTSTYLE 802 V

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  • 販売価格:税込16,500円 (税込)
  • カラー ホワイト/オレンジ、ブルー/グリーン、ブラック/レッド

スポーツ使用に適した軽量のアイウェア。ウベックスは紫外線から目を守るレンズで定評のあるドイツの世界的なアイウェアブランドです。

紫外線があたると色の変わる調光レンズを採用しており、日中はレンズが黒くなって紫外線から目を守り、日が落ちてくるとレンズが透明になるので、ひとつ持っていれば1日使えます。

UVEX(ウベックス)SPORTSTYLE 802 V

海外ブランドは日本人の顔の形に合うのかも気になるところ。UVEX SPORTSTYLE 802 Vは、顔のカーブが日本人に合いやすいことも特徴のひとつ。テンプル(耳にかける部分)がやわらかいので、耳が痛くなることもありません。ノーズパッドも鼻の高さに合わせて手で簡単に調整可能。これらの工夫により、ピタッとしたフィット感とつけ心地のよさを実現しています。

OGK KABUTO (オージーケーカブト) 101

OGK KABUTO (オージーケーカブト) 101

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  • 販売価格:税込16,500円
  • サイズ S、M/L
  • カラー ホワイト(撥水クリア調光)、マットブラック(撥水クリア調光)

日本人に最適化された装着感のアイウェア。高性能撥水クリア調光レンズの採用により、従来品に比べて調光速度が大幅に向上。これひとつであらゆる状況に対応できます。ノーズパッドも自由に調整可能。フィット感があり、つけ心地もよくなっています。

今回ご紹介したアイテム

まとめ

政府が発表した「新しい生活様式」で、三密を避けるため、自転車の利用が提示されたことを受けて、国土交通省では自転車通勤を推進しています。

自転車に適したバッグや、グローブ、アイウェアがあると、安全・快適に走れますし、自転車通勤・通学が楽になります。ご紹介した内容を参考に、お気に入りのアイテムを見つけて下さい!


取材協力:ワイズロード新宿ウェア館
ワイズロード オンラインではネットで簡単にお買い物ができます。

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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