「ジャパンエコトラック」とは
トレッキング・カヤック・自転車といった人力による移動手段で、地域の歴史や文化、自然を体感し人々との交流を楽しみながら旅をする。そんな新しい旅のスタイルが「ジャパンエコトラック」だ。
統一されたデザインの公式ルートマップをベースに、ルート情報、協力店の情報、地域の魅力を発信し、受け入れ態勢を整備することで、旅行者の快適な旅をサポートしている。
この春、新たに4エリアが登録され、エリアやルートの情報が公開された。
- 奥久慈街道(福島県)
清流久慈川を中心に、八溝山系、阿武隈山系に囲まれた自然豊かなエリア
- 九頭竜川・荒島岳(福井県)
九頭竜川の流れが育んだ、悠久の歴史と自然を巡るエリア
- 東三河(愛知県)
奥三河の山々から遠州灘まで、豊かな山河と海の恵みを体感できるエリア
- 鏡野(岡山県)
中国山地が育む豊かな森や清らかな渓谷、田園風景が点在するエリア
全国のジャパンエコトラック登録エリアはこちらから確認できる。
ジャパンエコトラック推進協議会について
2015年秋に設立理事会が開催され、ジャパンエコトラック推進協議会が正式に発足した。代表理事に東京大学名誉教授の養老孟司氏、専務理事にモンベルグループ代表の辰野勇が就任し、各界のそうそうたるメンバーと共に事業を推進していく。
設立趣意
2009年より始まった環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」。カヌー・自転車・トレッキングといった人力による移動手段で自然を体感するというコンセプトは、開催地域の観光資源の再認識や発見につながり、地域社会の活性化に新たな可能性を見いだした。
その「SEA TO SUMMIT」のコンセプトをもとに、365日いつでも、自然を体感し、地域の歴史や文化を味わい、人々との交流をはかりながら、人力で移動する新しい旅のスタイル「JAPAN ECO TRACK」を提唱し、推進する。
現在、いくつかの地域でアウトドアスポーツツーリズムでの旅行者の来訪を目指し、受け入れ体制の整備が進められている。「ジャパンエコトラック推進協議会」は、そのような地域と連携し、それぞれの特性を生かした旅のルートを国内外に広く発信し旅行者の来訪を促進することで、地域の活性化と自然環境の保全に寄与していく。
LINK:モンベル