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シガーソケットからコンセントへ変換!おすすめのカーインバーターランキングTOP15|選び方・注意点も解説

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近年になって、カーインバーターに注目が集まっています。スマートフォンやタブレットPCがひとり1台単位で普及し、移動中に充電する場面が増えたことが大きな要因です。

オートキャンプや車中泊、災害時まで活躍するアイテムが見直されるようになった今、どのカーインバーターを選べば良いのでしょうか?

今回は選び方や注意点をはじめ、おすすめのカーインバーターをランキング形式で紹介します。

目次

シガーソケットを家庭用コンセントへ変換できる「カーインバーター」とは?

かつてカーインバーターというのは、どちらかと言えばニッチなアイテムでした。仮にテレビを見るにしても、カーナビやフリップダウンモニターという手段で対応できたため、ACコンセントは不要だったのです。

ライフスタイルの変化によって、家やオフィス以外でも電力供給のニーズが高まっています。移動するクルマの中もそのひとつです。スマートフォンであれば、シガーソケットに挿して使うUSB変換アダプターでも対応できるでしょう。

一方でAC100Vコンセントがクルマで必要となる場面も。一部のノートパソコンではUSB type-Cから充電できる機種もありますが、ACアダプターしか使えないパソコンもあります。またキャンプや車中泊がブームになった際にも、電化製品を車内で使う場面が増えました。

クルマの発電機であるオルタネーターは交流発電機ですが、発電機から出力される際にはDC12Vに変換されており、この状態では交流を使うAC100Vコンセントの製品は使えません。つまりもう一度DC12VからAC100Vへの昇圧と変換を行う装置が必要……それが今回ご紹介するカーインバーターです。

日頃の充電だけでなくキャンプや災害時にも

カーインバーターがあればスマートフォンやパソコンの充電・給電など、万が一の備えとしても利用できます。

モバイルバッテリーではスマートフォンを数回充電できる程度ですが、カーインバーターならバッテリー残量を気にする必要もありません。


たとえば被災後に停電してしまったら……。

緊急時こそ必要になるスマートフォンをクルマで充電することもできる。

いつ起こるか分からない災害や、落雷による停電。こんな時にもカーインバーターが役に立ちます。ほかにも旅行やキャンプなど、お役立ちシーンは日常的な使用にとどまりません。いろんな場面で活躍してくれるでしょう。

カーインバーターの選び方・注意点

カーインバーターは、シガーソケットに挿すだけで使える小さなものから、キャンピングカーに使われるサブバッテリーシステム構築向けの大型タイプまであります。

使用する状況を想定してカーインバーターを選ばないと、使用したい機器が使えない場合も。ここでは、カーインバーターを選ぶ際に知っておきたいポイント・注意点について解説します。

選ぶ基準となるポイントは5つです。

  1. 波形の種類
  2. ワット数
  3. コードの長さ&出力端子
  4. 対応電圧
  5. その他の機能・ポイント

1. カーインバーターの「波形」には種類がある

カーインバーターが出力する波形は大きく分けて3種類あります。

①正弦波(せいげんは)
②修正正弦波
③矩形波(くけいは)

このうち一番安全に使えるものが「①正弦波」です。
日本の家庭用コンセントの電圧はキレイな曲線が描かれた山と谷となり、これが正弦波(せいげんは)と呼ばれる波形です。

しかし正弦波をキレイに作るのは難しく、カーインバーターでは正弦波を出力する製品は多くありません。カクカクした波形を出力する「②修正正弦波*」や「③矩形波(くけいは)」と呼ばれる波形もあるのです。
*)調整矩形波や疑似正弦波とも呼ばれる

「②修正正弦波」や「③矩形波」は、ノイズが発生しやすいという特性を持っています。特に医療機器やオーディオ類はノイズなどを嫌います。正弦波でなければ上手く動作しなかったり、故障につながったりする電化製品もあるのです。

そういった意味で「①正弦波」を出力するカーインバーターが一番安全なのは確かです。ただ製品としての精度が高く、高価になる傾向にあります。

2. 出力電力(ワット数)

カーインバーターにはさまざまなワット数があるため、自分が使いたい電化製品の消費電力に合わせて選ぶ必要があります。たとえばノートパソコンですと、充電時の消費電力は50~120W程度と言われており、余裕を持って定格出力150W程度は欲しいところです。

また消費電力には「定格消費電力」と「最大消費電力」があります。多くの電化製品は、電源を入れた瞬間にもっとも高いワット数を計測し、特に顕著なのがモーターを使った製品(冷蔵庫・電動工具・ドライヤー・ポンプ・コンプレッサーなど)で、定格出力の5~10倍を瞬間的に要求する製品もあるのです。つまり、瞬間最大出力も考慮したうえでカーインバーターを選ぶ必要があると言えるでしょう。

加えて、接続している機器の消費電力の把握も重要なポイントです。カーインバーターでは変換ロスが生じるため、製品に表示されたワット数よりも実際に使用できるワット数が低くなります。つまり、ワット数が足りているのに充電できなかったり、使いたい電化製品が動作しなかったりする場合があるのです。ロス分を考慮したうえでカーインバーターを選ぶことをオススメします。

3. コードの長さ&出力端子

意外と見落としがちなのが「コードの長さ」です。シガーソケットにしてもバッテリーからにしても、どこに設置したいのかで必要なコードの長さが変わります。

ダッシュボード付近なのかシート下なのか、後部座席なのか。たとえばシガーソケットにつなげてシート下に設置するなら1m以上は欲しいですし、後部座席なら1.5mあれば安心です。とはいえ、車種やシガーソケットの場所によっても、必要なコードの長さは変化します。

もしくは市販の延長コードを使用するという方法も。カーインバーターの出力側(AC100V)に延長コードを挿せば、ミニバンやSUV車といった車内が広いクルマにも対応できます。

また、カーインバーターには出力端子がAC100V以外にUSBポートが付いた製品もあります。この端子の個数・種類も選ぶ際にポイントとしてチェックしてみてください。


出力端子としてUSBポートがあるとケーブルをそのまま使えて便利

USB Type-AだけでなくType-Cにも対応した製品もある

4. 対応電圧(クルマのバッテリー12Ⅴ・24V)

一般的な乗用車は12Vのバッテリーひとつです。一方で、多くのトラックやバスは、12Vのバッテリーをふたつ直列につないだ24V車となります。

この電圧の違いで問題になってくるのが、シガーソケットから電力を取る場合です。24V車の場合は当然24Vを基準にして設計していますので、シガーソケットも24Vです。ここに12V専用カーインバーターをつなぐと、カーインバーター内のヒューズが切れる場合があります

そのため、24V車には24Vに対応したカーインバーターを使います。なかには12/24V兼用というカーインバーターもありますが、そのような製品は稀です。別で24Vを12Vに変圧する機器を使って12Vカーインバーターを使うという方法もありますが、変換するたびに熱が発生して効率が悪くなるため、必ず使用する電圧に合わせた製品を選んでください。

5. その他の機能・ポイント

  • ON/OFFスイッチの有無

    カーインバーターは電源が入っている間はずっと電力を消費しています。手元でON/OFFの切り替えができるスイッチがあると便利。

  • 冷却性能/ファンの静音性

    カーインバーターは電源ONの間は発熱しています。冷却性能や、搭載しているファンの音量も気にしたいポイント。

  • 周波数

    最近は機器側で50Hz/60Hzの両方に対応していることが多く、あまり気にしなくても良いでしょう。周波数に指定がある機器の場合は、周波数の切り替え機能があるカーインバーターをチョイスしましょう。もしくは両対応の55Hz仕様もあります。(60Hz出力なら50Hzの電化製品も使用できると言われています)

  • 日本製にこだわりたい

    日本メーカーでカーインバーターを販売しているのはセルスター・大橋産業・ジャパンアベニューなど。日本メーカーにこだわりたい人はこれらのメーカー製品がおすすめです。

おすすめのカーインバーター|ランキングトップ15

カーインバーターは各種メーカーからたくさんの種類や製品が販売されています。シガーソケットに挿すだけで使える手軽なものから、バッテリー接続を前提とした大容量タイプまでさまざまです。

そんなカーインバーターから、おすすめ商品を15点ランキング形式で紹介します。

【1位】LST カーインバーター 500W

LSTのカーインバーターは、定格500Wというハイパワーに加えて正弦波を出力するカーインバーターです。出力端子はAC100Vが2口、USBが2口(各2.4A)、さらにUSB PD(Power Delivery)に対応したUSB type-Cが1口、オーディオジャック1口と幅広いニーズに応えています。

シガーソケット以外にも、バッテリーに直接つなげられる鰐口(ワニクチ)クリップも付属。バッテリー単体を用意すれば車外でも使うことが可能となっており、ポータブル電源のような使い方も可能です。

さらに製品の作りが良くてデザインも◎。現代の充電ニーズを満たしており、すべてを兼ね備えたカーインバーターと言えるでしょう。そして安心の3年保証付きです!

  • メーカー:LST
  • 定格出力:500W
  • 最大出力:-
  • 出力波形:正弦波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:7,490円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【2位】GIANDEL カーインバーター 300W

GIANDELが販売する正弦波カーインバーター。頑丈で放熱性の高いアルミ製ボディが特徴です。GIANDELのカーインバーターはレビューでの評価も高く、信頼性と実用性はバツグン。

出力端子はAC100Vが2口、USBは2口とも急速充電可能な2.4Aを出力します。もちろん、電源ON/OFFスイッチもシッカリと装備しています。

搭載する冷却ファンは、ケース温度が約40℃になったり消費電力が100Wを超えたりすると起動する機能性の高いファンです。18ヶ月の保証付きも見逃せないポイント!

  • メーカー:GIANDEL
  • 定格出力:300W
  • 最大出力:600W(1秒以内)
  • 出力波形:正弦波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:5,980円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【3位】BESTEK カーインバーター 300W

正弦波を出力するBESTEKのカーインバーター。定格300Wのハイパワーでパソコンやスマートフォンはもちろん、精密機器でも安心して使用できるでしょう。

出力端子はAC100Vが2口、USBは2口(各2.4A対応、合計5.0A)の4ポート構成。電源ON/OFFスイッチ付き、6つの保護機能、50Hz/60Hz両対応という充実の機能を備えています。

見た目もカッコよくてタフ。価格・機能性の面で非常にバランスの取れたカーインバーターと言えます。

  • メーカー:BESTEK
  • 定格出力:300W(別売りバッテリー接続ケーブル使用時)
  • 最大出力:380W/瞬間最大600W
  • 出力波形:正弦波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:6,580円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【4位】LST カーインバーター 200W

車内に馴染みやすいブラック基調で、見た目もカッコいいカーインバーターです。AC100Vは2口で両方アース付き3ピンに対応、USBは4口(QC3.0 × 2、2.4A × 2)で性能も十分です。また保証期間が3年の長期保証となっています。ディスプレイにはバッテリー電圧やUSB電流値を表示する機能も搭載。

コードの長さが80cmですので、座席の下付近での設置となるでしょう。放熱用のファンも静かというレビューが多く、騒音に悩む心配が少ないというのもポイントです。

  • メーカー:LST
  • 定格出力:200W
  • 最大出力:250W
  • 出力波形:修正正弦波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:2,850円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【5位】f-innovation カーインバーター 120W

12/24V対応で乗用車と24Vトラックどちらにも使えるカーインバーターです。出力端子が豊富であることが特徴で、AC100Vが3口あり、そのうち1口はアースが付いたピン仕様。他にもUSBポートが4口、シガーソケットが2口で合計9ポート搭載しています。さらにバッテリー電圧表示もあり、USB使用時には電流値も確認可能です。

電源ON/OFFスイッチに加え、7つの保護機能を搭載。シガーケーブルは約1ⅿで本体から脱着可能となっています。定格出力は控えめですが、消費電力が少ないデバイス機器を多数使用したい人におすすめです。

  • メーカー:f-innovation
  • 定格出力:120W
  • 最大出力:160W/瞬間最大320W(0.1秒以内)
  • 出力波形:矩形波
  • 対応電圧:12/24V
  • 参考価格:5,980円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【6位】Foval(フォーバル)カーインバーター 200W

AC100Vが2口とUSB4口を搭載しつつも、非常にコンパクト。色もホワイトというカーインバーターには少ないカラーリングが魅力です。

コードの長さは約40cmで、USBは最大8.4A(2.1A×4)。シガーソケットは定格200Wまで出力可能ですが、安全性などを考慮して180W以下での使用が推奨されています。軽量かつオシャレなカーインバーターですので、車内の雰囲気を重視する人におすすめです。

  • メーカー:Foval(フォーバル)
  • 定格出力:200W
  • 最大出力:‐
  • 出力波形:修正正弦波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:2,580円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【7位】セルスター インバーター HG-150

ドライブレコーダーやレーター探知機も販売しているセルスターのカーインバーターです。出力端子はAC100V1口とシンプル。前面には電源ON/OFFスイッチもあります。

容量は小さいながらも、金属製の放熱フィンを多数設けた「ファンレス仕様」で音が静か。ファンの音が気になる人にオススメです。一方で冷却ファンがなく本体が熱を帯びることになるので、なるべく周囲にものは置かずに風通しの良い場所で使ったほうが安心。

トラブルを未然に防ぐという6つの保護機能が搭載されているため、ルールを守れば安心して使用できるでしょう。

  • メーカー:セルスター
  • 定格出力:120W
  • 最大出力:150W/瞬間最大300W(0.1秒以内)
  • 出力波形:矩形波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:5,380円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【8位】JAPAN AVE.(ジャパンアベニュー)カーインバーター 200W

こちらは日本メーカーのジャパンアベニューが販売するカーインバーター。コードの長さは50cmで、運転席付近で使うことになるでしょう。ファンは稼働率に合わせて自動で動作し、動作音も静かと評判です。

前面にAC100Vが2口と、側面に装備された4つのUSBポートはすべて急速充電対応。そのうちの2つがQC3.0にも対応しています。バッテリー電圧とUSB電流値をLED液晶表示する機能も搭載。上面には電源ON/OFFスイッチがあり、総じて使い勝手の良いカーインバーターと言えるでしょう。

  • メーカー:JAPAN AVE.(ジャパンアベニュー)
  • 定格出力:200W(70~80%での使用を推奨)
  • 最大出力:400W(ピーク時)
  • 出力波形:修正正弦波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:3,480円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【9位】BESTEK(ベステック)インバーター 300W

BESTEKは欧米でも人気があるメーカーで、自動車関連のアクセサリーを多く製造・販売しています。コードは70cmで、おおよそセンターコンソール付近までの長さ。ファンは出力に応じて回転数が変動し、騒音と安全性に配慮されています。

前面にAC100Vを2口とUSB2口、裏面には電源ON/OFFスイッチがあります。50/60Hz両対応となっており、別売りのバッテリー接続ケーブルを使うことで最大300W出力が可能です。

  • メーカー:BESTEK
  • 定格出力:300W(別売りバッテリー接続ケーブル使用時)
  • 最大出力:350W/瞬間最大700W
  • 出力波形:矩形波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:2,980円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【10位】CURE(キュア)カーインバーター 150W

丸みを帯びた形状でコンパクトかつシンプル、他のカーインバーターにはないオシャレ感がある商品です。AC100Vが1口と、QC3.0に対応したUSBポートを2口搭載し、ファンは低温時には低速で回る低騒音設計になっているのも魅力!

コードの長さが約80cmのため、運転席・助手席の周辺に設置することになるでしょう。ただし310gあるため、センターコンソールのうえでは不安定になることも。落下の心配がない床面への付近設置がおすすめです。

  • メーカー:CURE
  • 定格出力:150W
  • 最大出力:-
  • 出力波形:疑似正弦波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:2,991円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【11位】BAL(大橋産業) 3WAYインバーター 120W

日本メーカーのBAL(大橋産業)が製造しているカーインバーターです。前面にAC100Vが2口とUSBが1口、裏面にはシガーソケットがあり、合計3つの電源に対応しています。

コードの長さも1.5mと長めで、運転席より後方に設置することが可能。後部座席で電化製品を使いたい人にオススメです。また周波数が55Hzなので、50/60Hz両対応となっています。海外製品に不安がある人におすすめ!

  • メーカー:BAL(大橋産業)
  • 定格出力:120W
  • 最大出力:150W/瞬間最大300W(0.1秒)
  • 出力波形:調整矩形波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:3,060円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【12位】LST カーインバーター 200W

見た目が家庭用の電源タップにそっくりなカーインバーターです。出力端子はAC100V2口、QC3.0(Quick Charge)に対応したUSBが2口あり、さらにDC12Vシガーソケットも搭載。3種類の電源をひとつでコントロールしているので、使用する機器が多い人にオススメです。

バッテリー電圧もしくはUSBの電流をデジタル表示する機能を搭載しているため、安心して充電できるでしょう。コードの長さは80cmで運転席周りに設置する人に向いています。

  • メーカー:LST
  • 定格出力:200W
  • 最大出力:-
  • 出力波形:修正正弦波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:3,050円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【13位】セルスター DC/ACインバーター HG-250/24V専用

今回紹介するカーインバーターの中で、唯一の24V車専用品。使用しているユーザーも大型バスやトラック運転手がメインとなるでしょう。仕事の休憩時にパソコンを使って動画視聴したり、小型冷蔵庫を使用したりするのに活躍します。リピーターが付くほどの人気商品となっています。

シガープラグコードは90cm、さらに2mのバッテリー接続専用コードも付属。前面には電源ON/OFFスイッチも搭載しています。

  • メーカー:セルスター
  • 定格出力:200W
  • 最大出力:250W/瞬間最大500W(0.1秒以内)
  • 出力波形:矩形波
  • 対応電圧:24V
  • 参考価格:5,400円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【14位】メルテック 車載用インバーター 120W

AC100V1口のみに絞った製品で、電源ON/OFFスイッチを備えています。AC100Vの製品のみ使いたい人には、このうえなくシンプルな形で作られています。

周波数が55Hzとなっており、50/60Hz両方の電化製品に対応。とりあえずAC100Vが出力された電源が1口だけ欲しいという人や入門機としてもオススメです。ファンは常時回転し、コードの長さが65cm程ですので、ファンの音を遠ざける意味で座席下のスペースに設置するのに向いています。

  • メーカー:メルテック
  • 定格出力:120W
  • 最大出力:150W(30分間)
  • 出力波形:矩形波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:1,770円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

【15位】LST カーインバーター 150W

本体が手のひらサイズでコンパクトなカーインバーターです。出力端子はAC100V、USB 2.1A、USB 1.0Aの計3つ。シガーソケットに挿し込むだけで使える簡単設計です。

コードの長さは47cmとやや短いですが、冷却ファンの音は静かで走行中なら気にならないでしょう。なによりコスパは抜群で、入門用として最適な1台。「とりあえずカーインバーターを試してみたい」といった人におすすめです!

  • メーカー:LST
  • 定格出力:150W
  • 最大出力:300W
  • 出力波形:修正正弦波
  • 対応電圧:12V
  • 参考価格:1,220円(税込/Amazon価格・記事執筆時点)

カーインバーターでよくある質問・疑問

バッテリー上がりが心配

カーバッテリーはエンジンが動いている限り充電されますが、カーインバーターを使うとバッテリーの寿命が早まる傾向にあります。弱っているバッテリーは早めに交換するか、現状よりも容量の大きいバッテリーを導入するなどでバッテリー上がりを未然に防止することが大切です。万が一のバッテリー上がりに対して、ジャンプスターター(緊急用の小型携帯バッテリー)を携行するのも良いでしょう。

消費電力が大きい電化製品を使うには?

シガーソケット接続のカーインバーターには使用ワット数に限界があります。純正シガーライターのヒューズは15A以下が一般的。つまり、ここから電源を取って使える製品は150W程度、大きくてもせいぜい300W以下であると理解しておくことが無難です。

消費電力が高い製品を使うのであれば、バッテリーに直結して電力を取り出せるカーインバーターをおすすめします。

カーインバーターで安全にノートパソコンを充電するには?

ノートパソコンの消費電力は製品によって違います。バッテリーだけで10時間駆動する省電力モデルから、200W以上のACアダプターを使うゲーミングノートパソコンまであり、一概にどのカーインバーターが良いとは言えません。

ただ、電力には余裕を持たせたほうが良いでしょう。一般的には定格150Wあれば良いとされています。可能であれば正弦波出力のカーインバーターがおすすめ。矩形波はノイズが乗りやすいだけでなく、充電・給電できない場合もあるのです。

クルマにACコンセントが普及しないのはなぜ?

一部のSUVやミニバンなどではACコンセントの需要が一定数あり、メーカーオプションとしてカーインバーターを搭載したモデルが用意されています。しかし、製造コストの問題や燃費悪化の要因となるため、広く普及しないのです。不要な発電を抑え、少しでも燃費向上を図ろうとする現代のエコカー志向が逆風になっていると考えられます。

まとめ

カーインバーターはスマートフォンの充電だけでなく、キャンプや車中泊、災害時での電力確保として注目を集めるようになりました。

もちろんポータブル電源や、サブバッテリーシステムを構築するという手段もあります。ただポータブル電源は夏場の車内温度に弱いですし、サブバッテリーシステムを構築するためにはスペースが必要となります。

その点カーインバーターは、導入のハードルが低いというメリットがあります。これからハイブリッド車や電気自動車が普及し、電気で動くことが当たり前になっていく中で、その電気を有効活用する手段としてカーインバーターの利用はさらに増えていくのではないでしょうか。

ぜひカーインバーターを導入して、楽しいカーライフをお過ごしください!

B!

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