Canyonが2022モデルのトレイルマウンテンバイク『スペクトラル』新発売
目次
どんなトレイルも、スペクトラルファミリーで
2020年、キャニオンは全く新しいトレイルマウンテンバイク、スペクトラル 29 CFを発表した。この150mmトラベルのオールラウンダーは、キャニオン史上最も多用途なトレイルバイクの一つ。どんなことにも挑戦でき、速く、正確で、非常に高い能力を持っている。キャニオンではこのバイクを、「あらゆるトレイルにこれ1台」のバイクと呼んだ。
しかし、どんなに優れたMTBでも成し得ないことがある。それは、ライダー一人ひとりの好みやニーズ、スタイルへの対応だ。なぜなら結局のところ、私たちは皆、自分のやり方で行動するから。全員がカーボンフレームの29インチホイール仕様を求めているわけではない。スタイルが違えばホイールサイズも違う。また、中には予算に合わせてアルミの実用性を好む人もいる。
それでは次に、キャニオンが考えたことは何であろうか?
その答えは、スペクトラルシリーズにこれまで以上に幅広く多様なモデルが加えて、もっと多くの人に選択肢を提供できるようにするということだ。私たちが言っているのは、どんなトレイルにも1台のバイクで対応できるということではない。誤解しないでほしいのだが、私たちは今でも、ガレージに1台だけバイクを置くとしたら、スペクトラルがその1台だと信じている。新しいラインナップでは、あなたのライドスタイルに最も合致する1台を選ぶことができる。それでは、スペクトラルの新しいラインナップを紹介しよう。どんなトレイルも、スペクトラルファミリーで。
▼キャニオン公式ストア スペクトラルシリーズ特設ページ
https://www.canyon.com/ja-jp/mountain-bikes/trail-bikes/spectral/
2022モデル「スペクトラル」ファミリーの特徴
ホイールサイジングの多様化
まずは今MTB界で最もホットな話題の一つである、ホイールサイジングから始めよう。スペクトラルシリーズは、29、27.5、マレット(フロント29、リア27.5)という現代のライダーが期待するすべてのオプションを用意することで、すべての議論を排除し、物事をシンプルかつ普遍的に保つ。その理由は?それは、MTBには驚くほど多様なスタイルがあること、そしてすべてのライダーが自分にあったセットアップを選択できるようにするためだ。29インチホイールセットアップのロールオーバー、トラクション、信頼性。27.5インチホイールの敏捷性、正確性、遊び心、またはマレット(フロント29、リア27.5)の刺激的な楽しさなど、すべてのライダーが自分のトレイルを自分のやり方で走ることができるようになった。
アルミフレーム「スペクトラルAL」がフルモデルチェンジ
費用対効果に妥協したくないライダーへ、真のトレイルパフォーマンスを提供するために。「スペクトラル AL」は、カーボンフレームのCFモデルとほとんど変わらない感覚で走行できるよう設計された、全く新しいアルミフレームモデル。そのために、ALにはアルミ専用の高度な製造プロセスとデザインイノベーションを投入している。
まず特注チューブプロファイルを採用し、チューブの断面はCFよりも直線的で、全体的に有機的なフォルムとなっている。その理由は?最高のALバイクを作るためには、素材をカーボンと同じように扱うことはできないからだ。従来モデルと同等の3kg強というフレームの重量を増やさずに、剛性、ハンドリング、パフォーマンスを全面的に向上させている。最終的に、新型スペクトラルALとCFのバイクは、見た目がこれほど違うのに、乗り心地はとても近いものになったのだ。
カーボンフレーム「スペクトラル 27.5 CF」がフルモデルチェンジ
2020年に発表された現行「スペクトラル 29 CF」からすべての機能上の特長を受け継ぎ、27.5インチホイールに最適化した「スペクトラル 27.5 CF」が新発売。小柄なライダーや、テクニカルな里山トレイルでのライディング、スピードよりも扱いやすさを重視するライダーのために最適なモデルとなっている。
ハイエンド「スペクトラル 29 CFR」新登場
最高のものを求めるライダーのために、フラッグシップモデルのCFRも登場した。スペクトラルCFRは、デザイン、エンジニアリング、装備に徹底的にこだわり、すでに軽量なスペクトラルCFフレームから300gもの大幅な軽量化を実現。さらに、剛性や強度の低下もない。DT Swissのカーボンホイール、Shimano XTRのシフティング、FOX Float X Factoryのサスペンションなど、ワールドクラスのコンポーネントを採用することで、CFRは登り坂をハイスピードで駆け上がり、下り坂では他のどのバイクよりも俊敏で正確、かつ遊び心のある感覚を得ることができる。あらゆる意味でワールドクラスのトレイルバイクだ。
身長145〜160cmに対応する「スペクトラル・ヤングヒーロー」新登場
「スペクトラル・ヤングヒーロー」は、キャニオンエンジニアチームが自分達が子供の頃に夢見たフルスペックのジュニア世代向けトレイルバイク。身長145~160cmのライダーに適しており、小柄なライダーがトレイルを登ったり下ったりするのを楽しめるよう、本格的スペックを備えている。スペクトラル・ヤングヒーローは、大人用のバイクよりもわずかにトラベルが少ない(フロント150mm、リア140mm)だが、体重の軽いライダーのために特別に設計されたキネマティクスを採用し、サスペンションのトラベルを最大限に活用できるようになっている。
▼キャニオン公式ストア スペクトラルシリーズ特設ページ
https://www.canyon.com/ja-jp/mountain-bikes/trail-bikes/spectral/
スペクトラル完成車ラインナップ
- スペクトラル ヤングヒーロー | SRAM SX Eagle | 209,000円*
- スペクトラル 29 AL 5 | Shimano Deore | 289,000円*
- スペクトラル 27.5 AL 5 | Shimano Deore | 289,000円*
- スペクトラル 29 AL 6 | SRAM GX Eagle | 349,000円*
- スペクトラル 27.5 AL 6 | SRAM GX Eagle | 349,000円*
- スペクトラル 29 CF 7 | Shimano SLX | 409,000円*
- スペクトラル 27.5 CF 7 | Shimano SLX | 409,000円*
- スペクトラル マレットCF 8 コレクティブ | Shimano Deore XT | 459,000円*
- スペクトラル 29 CF 8 | Shimano Deore XT | 509,000円*
- スペクトラル 27.5 CF 8 | Shimano Deore XT | 509,000円*
- スペクトラル 29 CF 9 | SRAM GX1 Eagle AXS | 639,000円*
- スペクトラル 27.5 CF 9 | SRAM GX1 Eagle AXS | 639,000円*
- スペクトラル 29 CFR | Shimano XTR | 749,000円*
- スペクトラル 29 CFR | Shimano XTR | 749,000円*
*表示価格について
ドイツから日本への配送料 ¥21,500 が別途かかります。またキャニオンの購入は、お客様がドイツ・キャニオン社から直接購入し、お客様が個人輸入される形態となります。日本の消費税をキャニオン社は領収しないため、表示価格には日本の消費税は含まれません。消費税額は輸入通関時に税関にて個別に決定されるため、事前に税額をご案内することはできません。なお、自転車の関税は無税となっております。消費税はお客様がご注文品を受け取る際、配達員の方へ現金にてお支払いいただきます。
◆メーカー直販ならではのサイズ診断システムと、返送料0円の30日間試用・返品保証、日本のサービスセンターでの点検修理
パーフェクトポジショニングシステム(PPS)を使用すれば、わずか5分でサイズ診断することができます。長年、日本を含む全世界からのオンラインサイジングで収集したデータを使用しており、信頼できる結果が得られます。サイズ診断の鍵となる身長と股下寸法を入力するだけです。
さらに安心してご購入いただくために、自転車をご注文してお受け取りいただいた後でも、商品到着後30日以内であれば返品を受け付けています。そのため万が一、フレームサイズが合わなかったり、実際のカラーが気に入らなかったという時でも、返送料0円で返品することができます。
また、購入後のアフターサービスも充実。キャニオン製品に精通したメカニック(自転車技士・自転車安全整備士)により、製品保証に基づいた無償修理だけでなく、オーバーホールや点検整備などの有償メンテナンス、またお客様近隣の持ち込みメンテナンスショップの紹介も行っております。マウンテンバイクならではのFox・Rockshox製品についても国内代理店によるオーバーホールの取次を行っております。
- キャニオン公式ストア パーフェクトポジショニングシステム(PPS)
https://www.canyon.com/ja-jp/buying-tools/positioning-system/
- キャニオン公式ストア 30日間試用・返品保証
https://www.canyon.com/ja-jp/customer-service/returns.html
- キャニオンジャパンサービスセンターでの点検修理、Fox・Rockshox製品など国内代理店によるオーバーホールの取次
https://www.canyon.com/ja-jp/customer-service/help-center/inspection-repair.html
LINK:キャニオンバイシクルズ
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/