”自転車の廃タイヤをファッションに”サスティナブルなイタリア産ブランド「Cingomma」2021年10月より日本展開スタート
株式会社J-ONE(名古屋市名東区:代表取締役 平沼壮次朗)はヨーロッパで200店舗以上展開されている自転車の廃タイヤ・廃チューブから生み出すイタリアのSDGsに取り組むエコ&サスティナブルファッションブランド「Cingomma(チンゴーマ)」の日本展開を2021年10月より開始した。10月以降、各種展示会を通じ露出を高める施策により、来年初頭には大手百貨店での出店依頼も受け、さらなる日本展開に向けて躍進中のファッションブランドである。
目次
Cingomma(チンゴーマ)
「Cingomma」は自転車の廃タイヤ・廃チューブからファッションアイテムを生み出すイタリアのエコ・サスティナブルファッションブランドである。イタリアでは毎年38万トンものタイヤが廃棄処分され、その情景を見た彼らの改善したいと言う思いから、その価値観・倫理観を体現すべくブランドを立ち上げた。
タイヤから生み出されたカバンやベルトなどのアクセサリーは、そのタイヤ・インナーチューブがいままでに走ってきた歴史が刻まれており、またタイヤそのもののデザインを残したエッジの効いたデザインと優れた耐久性・撥水性そして機能性を叶えた、アクティブかつファッショナブルなライフスタイルを演出している。
▼Cingomma 日本公式サイト
https://j-onestore.com/collections/cingomma
車とは違う、自転車タイヤ・チューブの特徴
今では、日本でもタイヤから生み出されたファッションアイテムは数多く存在する。
しかし、それらのほとんどは車やトラックの大きなタイヤである。だが、自転車のタイヤ・チューブはそれらとは違う。
細く、柔らかく、伸縮性もある軽量なタイヤの為、バッグやベルトにも向いている。
この細く、柔らかいという特性上、裁断・裁縫などすべての工程が手作業で行われている。
これらが合わさることにより丈夫で防水機能も高い、でも軽量なアウトドア向きの商品を生み出すことが可能となっている。
こうなると心配されるのは、はたして清潔なものなのかという点
彼らは特殊な消毒・洗浄方法で、廃タイヤ・チューブをゴム特有の匂いも少ない清潔な”上質な素材”へと変化させた。
商品紹介
WALLETS PURSE CINGPORTS2/¥10,818+TAX
<ウォレット本体>
- サイズ:11.0×9.0×1.0(cm)
- 重量:89g
- 紙幣用ポケット×1
- カードスロット×3
- 小銭入れ×1
- ドキュメントスロット×2
<キーチェーン>
- サイズ:5.0×1.5×0.5(cm)
- 重量:17g
性別問わず使える2つ折り+ホック付の財布。素材であるタイヤのデザインは残しつつも、カジュアルに使える仕上がり。
また、内側のデザインはイタリアの街頭にある看板の表面などを利用した日本では見かけないポップなデザインが施されたものも。
Backpack CHINGZAI3/¥41,636+TAX<本体>
- サイズ:37×15×30(cm)
シンプルで仕事にもレジャーにも使えるデザイン。レーシングタイヤやロードタイヤを再利用しているため、耐久性・撥水性にも優れたタフな仕様になっている。
全面・背面にもジップポケットがあり、収納性も抜群。調整可能なショルダーストラップには、軽量かつ丈夫なシートベルトを採用しており実用性も兼ね備えている。
YouTattoo Belt/¥13,363+TAX
タイヤに水圧転写※1でデザインを施したベルト。デザインは花、動物の柄をイメージしたものから、様々なグラフィックを印刷したものまで多数。丈夫さとデザイン性を兼ね備えた自分のコンセプトに合う1本を探したくなる商品である。
(※1 水圧転写とは印刷されたデザインを三次元表面に適用するものであり、車の内装の木目調パネルなどでも採用されている技術)
他にも様々なサイズ・デザインのバッグやベルトに加えて、ソールがタイヤを利用して作られたシューズやオーガニックコットンで作られGOTS認証を獲得したTシャツなども揃う。
今後の展開
現在、日本では各種展示会を通じ露出を高める施策により、来年初頭には大手百貨店での出店依頼も受け、さらなる日本展開に向けて躍進中である。
また「Cingomma」は、自転車で世界一周を144日間で成し遂げギネス世界記録にも認定された女性であるPaolo Gianotti(パオロ・ジャノッティ)とのコラボ商品を今期より販売予定となっている。
国内のサイクリング・アウトドアブーム需要の上昇と共に、それらのシーンをより一層盛り上げるサスティナブルファッションブランドとして躍進していく。
本記事画像はCingomma公式サイトより引用
LINK:株式会社ジェイワン
WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/