キャニオンからエントリークラスの新型ロードバイク「エンデュレース CF」「エンデュレース AL」発売
キャニオンは、チャレンジングでエキサイティングな現代のロードライドのためにフルモデルチェンジした、エントリークラスの新型ロードバイク「エンデュレース CF」「エンデュレース AL」を発売する。さらに、新型アルテグラDi2搭載、ミドルクラスの「エンデュレース CF SL」。新型デュラエースDi2搭載、ハイエンドクラスの「エンデュレース CF SLX」を発売する。
2014年に発売された初代エンデュレースは、キャニオンにとって新たな一歩を踏み出すチャレンジだった。キャニオンが自信を持つレースモデルの定評あるハンドリングと走行性能に、長時間・長距離ライドのために最適化されたジオメトリー設計を組み合わせ、さらにその高い性能をより多くの人がアクセスできるような価格帯で実現した。その後、2016年にはエンデュレース CF SLX、さらにCF SL、AL Discとファミリーを拡大してきた。その間「エンデュレース」のコンセプトは常に、「もっと速く、さらに遠くまで。最高の快適性と、走りの楽しさと共に。」ことだった。
そして2022年、チャレンジングでエキサイティングな現代のロードライドのために。全く新しいエンデュレース CFとエンデュレース ALが、この物語の次章を書き始める。2台のバイクは、このバイクカテゴリーで最高峰の性能を有するハイエンドモデルのエンデュレース CF SLXの特性を余すことなく受け継いでいる。そこに、変化に富むスタイルで日々のライドにチャレンジし、楽しみたいと願う今日の多様なロードライダーの要求を満たす最新の機能を追加した。さらに「最先端の高性能を手の届きやすい価格帯で」というキャニオンのコミットメントを明確に押し進め、これまで以上にアクセスしやすいラインナップを実現した。
目次
新型「エンデュレース CF」「エンデュレース AL」の特長
① 空気抵抗を削減 – カムテイル形状のエアロフレーム
フレームの軽さ、快適性を重視しながら、エアロロード開発で培ったノウハウを投入。フォークからフレームまでほとんどの部分をカムテイル形状の断面としている(ALはフォークのみ)。
② 最大タイヤ幅35mm – ワイドなクリアランス
余裕あるタイヤクリアランスとともに、フロント30mm、リア32mmのハイボリュームタイヤを標準装備(一部モデル除く)。グリップ力、快適性、路面追従性、そして凹凸のある路面での軽い転がりなど、ライダーが実感できる多くのメリットを備えている。これにより、舗装路から砂利道まで、オールロードでの走行性能を確保している。35mmタイヤを標準装備する「エンデュレース CF 7 All-Road」もラインナップ。
③ トップチューブマウント – 様々なチャレンジのための拡張性
ボルトオントップチューブパックを取り付けるためのアイレットは、ライダーが手元でクリーンに、ストラップなしで安全にトップチューブを収納することを可能にする。キャニオン公式ストアでは「Canyon LOAD トップチューブバッグ」容量0.4ℓ、3,400円*、「Apidura X Canyon トップチューブバッグ」容量1ℓ、7,800円*をラインナップしている。
④ 安定しているのに、レスポンスが良いハンドリング – 楽しさの源泉
エンデュランス、コンフォート、グランフォンド、スポルティブ……どのカテゴリーに属するにせよ、これらのバイクは、レース性能重視のモデルとは異なり、ハンドリングの応答性を鈍らせるためにステアリングジオメトリーを調整することが多いようだ。しかし、キャニオンはそうではない。ジオメトリーについてはレースバイクと必要とされる用途が異なるため、アグレッシブではないライダーポジションを実現している。一方キャニオンがキャニオンたる所以である、レスポンスの良さと路面に正確なラインを刻む精密さといったハンドリングの主要な特性は維持することに努めている。究極のハンドリングバイクとして定評のあるのがレースバイク「アルティメット」だが、実は「エンデュレース」も同様だ。トレール値をバイクの敏捷性の指標とするならば、新しいエンデュレース CFとエンデュレース AL、そしてアルティメットファミリーは、Mサイズで約60mmとなり、同等の操作感を得ることができる。
⑤ 上質な乗り味 – VCLSテクノロジー
クラス最高の快適性を実現するために、キャニオンは一つの機能だけに注目するのではなく、ライダーの快適性を高めるために、バイク全体のフレーム機能やキーコンポーネントをVCLS(垂直方向の快適性と水平方向の剛性を両立する)というコンセプトのもと完全にシステム化するアプローチを行っている。エンデュレースCFとAL(6を除く)には、キャニオンが開発した直径27.2mmのVCLSシートポストが装着されており、カーボン弾性特性を利用して、段差や振動による急激な上下動に対応。またCFモデルでは、シートクランプをフレームと一体化している。シートポストをより低い位置で把持し、シートポストの有効曲げ長さを増加させ、よりフレキシブルにすることで、快適性を向上させている。別売のアップグレードオプションとして、振動吸収性をさらに高めたリーフスプリング式「Canyon S15 VCLS 2.0 CFシートポスト」22,100円*、上位モデルに採用される「Canyon H31 エルゴコクピット」33,200円がある。
⑥ 背中、肩、腕、手の痛みを軽減 – リラックスしたライディングポジション
エンデュレースCFとALは、フラッグシップモデルであるエンデュレースCF SLXと同じ、スポーツジオメトリー設計のコンセプトを採用している。リラックスしたライディングポジションにより、ライダーの背中、肩、腕、手への負担を軽減し、心身ともにより長くフレッシュな状態で走行することで、最大限のパフォーマンスと集中力を長時間発揮することができ、ライド楽しみやスリルをずっと味わえる余裕を持つことができる。
⑦ 8種類のフレームサイズ – 150cmから200cm超のライダーまで幅広く対応
性別に関係なく、すべてのライダーは多様な体型や身体寸法で異なるものだ。キャニオンでは、可能な限り多くのライダーの要望に応えるべく、業界屈指の幅広いサイズ展開に取り組んでいる。3XSから2XLまで8種類のフレームサイズを用意し、150cmから200cmを超えるライダーまで快適に対応する。3XSと2XSのバイクには650Bのホイールが装着されており、小柄なライダーでも体格に応じたフィット感と操作性を得ることができる。
⑧ グラベルも走行可能 – 「オールロード」仕様の完成車
ロードバイクが行ける地平を広げるという精神の表れだ。最高のアスファルトを繋ぐためにオフロード区間を走る必要があるライダー、または交通量の少ない滑らかなダートインフラが目の前にある幸運な人のために、「エンデューレースCF 7 All-Road」を作った。Schwalbe G-ONEスピードの35mmタイヤを使用したエンデュレースCF7 All-Roadは、キャニオンのグラベルラインナップで通常のエンデュレースとグレイルの中間に位置し、ワイドな40mmグラベルタイヤやジオメトリーへのステップアップは必要ないけれども、よりハードな状況になったときのクッションが必要だというライダーにとって理想的と言える。
⑨ メーカー直販 – 適正価格の実現、日本国内でのサポート、30日間試用・返品保証
最先端の高性能バイクを適正価格で世界中のライダーへ届けたいとの願いから、メーカー直販専業にこだわるキャニオン。中でもエンデュレースCF 7は、キャニオンの油圧ディスクブレーキ・フルカーボンロードバイクとして最も手の届きやすい価格設定を実現した。また購入前後のサポートやオーバーホール等のメカニックサービス、主要なスペアパーツの販売は京都のキャニオンジャパンサービスセンターより提供。持ち込みメンテナンスに対応いただいている全国各地のプロショップの紹介も行っている。さらに30日間試用・返品保証を適用し、サイズや乗り心地が気に入らなくても、再販売可能な状態(タイヤに埃がついていてもOK)なら、お届けから30日間は返品受付。返送料も0円としている。
新型エンデュレース ALのラインナップ
エンデュレース 6 | Shimano ティアグラ| 159,000円*
エンデュレース 7 | Shimano 105 | 199,000円*
新型エンデュレース CFのラインナップ
エンデュレース CF 7 | Shimano 105 | 229,000円*
エンデュレース CF 8 | Shimano アルテグラ 11S | 269,000円*
エンデュレース CF 7 eTap | SRAM Rival eTap AXS | 349,000円*
エンデュレース CF 7 All-Road | SRAM Rival eTap AXS | 349,000円*
ミドルクラスの「エンデュレースCF SL」には、いよいよ新型アルテグラDi2搭載完成車2モデルが発売。ハイエンドの「エンデュレースCF SLX」には新型デュラエースDi2搭載完成車1モデル発売(フレームは従来から継続)。
アルテグラDi2完成車は上級モデルにふさわしい、主要パーツを装備。
- 30mm幅GP5000Sチューブレスレディタイヤ
- 4iiii Precision Slim パワーメーター
- ステム一体型フルカーボンハンドル
- リーフスプリング式カーボンシートポスト
- Fizik Argo Tempoサドル
エンデュレース CF SL/SLXのラインナップ
エンデュレース CF SL 8 | Shimano アルテグラ 11S | 319,000円*
エンデュレース CF SL 7 eTap | SRAM Rival eTap AXS | 409,000円*
エンデュレース CF SL 8 Di2 | Shimano 新型アルテグラ Di2 12S | 459,000円*
エンデュレース CF SL 8 Aero | Shimano 新型アルテグラ Di2 12S | 559,000円*
エンデュレース CF SLX 9 Di2 | Shimano 新型デュラエース Di2 12S | 899,000円*
*表示価格について
ドイツから日本への配送料¥21,500 パーツ配送料¥2,100が別途かかる。またキャニオンの購入は、購入者がドイツ・キャニオン社から直接購入し、個人輸入される形態となる。日本の消費税をキャニオン社は領収しないため、表示価格には日本の消費税は含まれない。消費税額は輸入通関時に税関にて個別に決定されるため、事前に税額を案内することはできない。なお、自転車の関税は無税となっている。消費税は購入者が注文品を受け取る際、配達員の方へ現金にて支払いいただく。
メーカー直販ならではのサイズ診断システムと、返送料0円の30日間試用・返品保証、日本のサービスセンターでの点検修理
パーフェクトポジショニングシステム(PPS)を使用すれば、わずか5分でサイズ診断することができる。長年、日本を含む全世界からのオンラインサイジングで収集したデータを使用しており、信頼できる結果が得られる。サイズ診断の鍵となる身長と股下寸法を入力するだけ。さらに安心して購入いただくために、自転車を注文して受け取りした後でも、商品到着後30日以内であれば返品を受け付けている。そのため万が一、フレームサイズが合わなかったり、実際のカラーが気に入らなかったという時でも、返送料0円で返品することができる。また、購入後のアフターサービスも充実。キャニオン製品に精通したメカニック(自転車技士・自転車安全整備士)により、製品保証に基づいた無償修理だけでなく、オーバーホールや点検整備などの有償メンテナンス、また購入者近隣の持ち込みメンテナンスショップの紹介も行っている。マウンテンバイクならではのFox・Rockshox製品についても国内代理店によるオーバーホールの取次を行っている。
キャニオン公式ストア パーフェクトポジショニングシステム(PPS)について
キャニオンジャパンサービスセンターでの点検修理、Fox・Rockshox製品など国内代理店によるオーバーホールの取次について
LINK:キャニオン・バイシクルズ
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/