自転車でも楽しめる「テクテク関ケ原合戦めぐり」チェックイン可能エリアを拡大!
「戦国のメインステージ岐阜」をスローガンに、現在、西濃エリア(関ケ原町、大垣市、垂井町、養老町)にある86カ所のチェックインスポットで「テクテク関ケ原合戦めぐり」を実施している岐阜県は、チェックインスポットのうち8カ所について、降雪などの冬季の天候を考慮して、チェックイン可能エリアを昨年12月28日に広げました。これは、歩いた場所を地図上で塗れるスマートフォン向け位置情報アプリゲーム「テクテクライフ」を使ったデジタルスタンプラリーで、1月29日まで実施しています。
チェックイン可能エリアを拡大した山間にあるスポットは、関ケ原町の「松尾山・小早川秀秋陣跡」、「大谷吉継の墓」、「大谷吉継陣跡」、「岡山(丸山)烽火場/黒田長政・竹中重門陣跡」、垂井町の「菩提山城跡」、「南宮山・毛利秀元陣跡」、「長宗我部盛親陣跡」、養老町の「養老の滝」の8カ所。例えば、山を登らなければチェックインできない松尾山・小早川秀秋陣跡は標高293mにあり、昨年12月末までに116人がチェックインしていますが、降雪時は登山自体が難しくなり到達不可能となることをうけ、松尾山登山口でもチェックインできるよう、半径を初期設定の30mから600mに拡大しました。
目次
チェックインエリア拡大スポット/12月末までのチェックイン数/拡大半径サイズ
- <関ケ原町>
- 松尾山・小早川秀秋陣跡/116人/30m→600m
- 大谷吉継の墓/203人/30m→200m
- 大谷吉継陣跡/449人/30m→200m
- 岡山(丸山)烽火場/黒田長政・竹中重門陣跡/197人/30m→150m
- <垂井町>
- 菩提山城跡/38人/30m→500m
- 南宮山・毛利秀元陣跡/35人/30m→600m
- 長宗我部盛親陣跡/54人/30m→400m
- <養老町>
- 養老の滝/67人/100m→200m
令和4年7月30日から開始した「テクテク関ケ原合戦めぐり」は、スタートから5カ月が経過し多くの方にご参加頂きました。1月10日までの間に、86カ所すべてをコンプリートした人は30人、長野剛氏のイラストを獲得できる「武将陣跡編」をコンプリートした人は102人でした。また、12月31日までの個別のスポットのチェックイン数のTop5は以下のようになりました。
昨年12月末までのチェックイン数トップ5の紹介
1位 1,228人 関ケ原マーブルクラフト
大理石美術工芸技術の粋を極めた作品の数々を展示・販売する「関ケ原マーブルクラフト」。第1展示場は、完成に何年もの月日を要する「本彫刻」を中心とした大規模な作品がズラリ。第2展示場は、工芸品や水晶などの作品をはじめ、アクセサリーやインテリアとして普段の生活に溶け込むものが並び、第3展示場は、ちょっとしたお土産などに気軽に購入できる、お手頃価格のアクセサリーや小物などを販売。
2位 1,200人 桃配山・徳川家康最初陣跡
桃配山には関ケ原の合戦時に徳川家康が使用したとされる腰掛石と机石が今も残っています。小雨が降り1m先も見えないほどの濃い霧が立ち込めた関ケ原。この場所に立った家康は果たして勝利を確信していたのでしょうか。なお、家康の最後陣跡(床几場・徳川家康最後陣跡)のチェックイン数は331人。
3位 1,081人 山内一豊陣跡
旧中山道沿いにある「山内一豊陣跡」は、大きな松と、山内家の三つ葉柏の軍旗が目印。徳川家康に従い会津の上杉景勝討伐の軍に参加した一豊は、関ケ原の戦いに際し、居城の掛川城を明け渡しての出陣となりました。一豊は関ケ原の戦いで大きな武功はなかったのですが、家康の信頼を得ていたために土佐の国主となりました。
4位 818人 関ケ原駅前観光交流館 いざ!関ケ原
関ケ原町の観光情報の発信拠点として、またアンテナショップとして親しまれている「関ケ原駅前観光交流館(愛称:いざ!関ケ原)」。数あるお土産物の中でも安定して人気が高いのが、「どん兵衛の東西セット」。他にも家紋入りのクッキーやせんべい、関ケ原たまりなどの調味料や、お菓子や、戦国武将のグッズ、関ケ原オリジナルのTシャツなど、バラエティーに富んだ商品が並びます。
5位 786人 池田輝政陣跡/春王・安王の墓
岐阜城攻略で二の丸一番乗りを果たした池田輝政は、関ケ原合戦では、南宮山の軍勢に備えて布陣しました。陣跡の石碑は、室町時代の史跡である春王・安王の墓と同じ敷地に建っています。その後、輝政公は、姫路藩初代藩主として姫路城を現在残る姿に大規模に修築します。徳川家康の次女の督姫(とくひめ)が継室。
1月8日にNHK大河ドラマ「どうする家康」の放送がスタートしたことを受け、徳川家康が関ケ原の戦い(慶長5年)で戦国の世を終結させた地である関ケ原古戦場への関心は一層高まっていくと思われます。岐阜県は、令和2年10月に「岐阜関ケ原古戦場記念館」を開設するなど、日本史上最大の天下分け目の戦いがあった関ケ原古戦場により多くの人にお越し頂きたいと考え、その一環で、withコロナ時代に対応した非接触型のデジタルスタンプラリーである「テクテク関ケ原合戦めぐり」を実施しています。期間は1月29日まで。
「テクテク関ケ原合戦めぐり」概要
- 実施期間:令和5年1月29日(日)まで
- チェックインスポット:岐阜関ケ原古戦場記念館の他、岐阜県関ケ原町、大垣市、垂井町、養老町内にある関ケ原の戦いゆかりの陣跡、史跡、その他観光施設など、86スポット
- コース:以下の9コース
- 東軍制覇編…12スポット、徳川家康を総大将とした東軍の武将の陣跡など、東軍ゆかりの場所。
- 西軍制覇編…11スポット、石田三成が率いた西軍の武将の陣跡など、西軍ゆかりの場所。
- 古戦場制覇編…30スポット、東軍制覇編、西軍制覇編の23スポットに加え、古戦場エリアにある、開戦地や決戦地、岐阜関ケ原古戦場記念館など、東西にまたがる重要な7スポットが含まれます。
- 関ケ原観光編…11スポット、岐阜関ケ原古戦場記念館を含む関ケ原エリアの観光スポット。
- 武将陣跡編…13スポット、長野剛氏が描いた東西の武将(東6人、西7人)のイラストを集めていくものです。
- 大垣編~関ケ原の戦いゆかりの地~…7スポット、大垣市にある関ケ原の戦いゆかりの場所。
- 大垣観光・史跡編…15スポット、大垣市にある観光、史跡などの場所。
- 垂井編…15スポット、垂井町にある史跡などの場所。
- 養老編…11スポット、養老町にある史跡、観光スポットなどの場所。
- 参加費:無料
- 使用スマホアプリ:テクテクライフ
- “地図を塗る”という楽しさにフォーカスし、実際に訪ねた場所を一つずつ塗りつぶしていくなど「楽しいライフログ」機能を満載したスマートフォン向け位置情報ゲーム。
- 対応OS:iOS/Android・価格:基本無料(ゲーム内課金有)
ゲーム内容:「テクテクライフ」を使って、チェックインスポットが設定されているエリアを歩きます。あらかじめ設定されている86のチェックインスポットにたどり着くと、スマホの画面上でチェックインが出来る状態になります。チェックインスポットで「チェックイン」すると、デジタルスタンプを獲得でき、コースごとにラリーアルバムが作られていきます。コースごとにチェックインスポットをコンプリートすると、アプリ上の称号が獲得できるほか、各種景品に応募することができ、期間中、抽選で「戦国のメインステージ岐阜」の素敵なグッズが進呈されます。チェックインスポットでは、歴史や関連情報が出てくるので、参加者は学びながら楽しく巡ることができます。
LINK:岐阜県観光資源活用課
WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/