STRAVAが地図上の特定の地点を指す「Point of Interest」とモバイルアプリに3Dモードの表示機能を追加
アスリートのためのソーシャルネットワークサービスを提供するSTRAVA,Inc.(本社:カリフォルニア州サンフランシスコ)は、STRAVAのマップ機能に「Point of Interest」とモバイルアプリに3Dモードの表示機能を追加した。
地図上の特定の地点を指す「Point of Interest」(2022年1月14日リリース)
アスリートの移動やアクティビティがより便利で楽しくなるよう、マップ上に「Points of Interest(POI)」の表示機能を追加した。POIとは、興味のある場所や便利な場所など、地図上の特定の地点を指す。車中心の地図とは異なり、アスリートが自分たちの「足」や「自転車」で移動することを念頭に置き、Open Street MapsのデータベースとStravaコミュニティ全体のヒートマップを組み合わせ、コミュニティに最も人気のあるスポットを特定している。例えば、サイクルショップやカフェ、水飲み場、公衆トイレ、写真スポットなどが表示される。
また新たに、Strava独自のPOIとして、駐車場やトレイルのスタート地点など、多くのStravaアスリートがラン・ライド・ウォーキングを始める「開始地点」も見ることができる。Stravaにアップロードされる匿名化されたアクティビティを分析し、その中でも人気の地点を表示していまる。
マップ上のPOIは全てのアスリートが見ることができる。また、サブスクライバーは、アプリの「マップ」タブ、あるいはウェブのルートビルダーでも活用することができる。アプリでルート作成をする際に、「開始地点」を長押しすると、その地点からの推奨ルートが自動作成される。
モバイルアプリに3Dモードの表示機能を追加(2022年2月24日リリース)
これまで、WEB版のみで見ることができた3Dモードのマップ表示機能が、新たにモバイルアプリにも追加され見ることが可能になった。モバイルアプリの「マップ」のタブを開いて3Dモードのレイヤーを選択すると表示される。
3Dモードのマップ表示機能により、Stravaアスリートは標高差による難易度を視覚的に把握しながらルートを計画することができる。トレイルや坂道に行く前に、その先に何があるのかを視覚化的に知ることができることで、獲得標高や登坂トレーニングなどに基づいた目標達成に役立てることができる。3Dモードのマップ表示を利用するためには、サブスクリプションが必要。
Stravaは、今後もより使いやすいマップの提供に向けて改良を行う。
LINK:Strava, Inc.
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WRITTEN BYFRAME編集部
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