名古屋サイクルスポーツデイズで見っけ! ライターアサノ的気になるモノ
3月19日~20日にかけて、愛知県名古屋市で開催された「名古屋サイクルスポーツデイズ」。
最新スポーツバイクの試乗はもちろん、最新パーツのチェック、ショッピングにステージでのトークショーまで、さまざまな楽しみ方ができる自転車イベントです。
今回はFRAME読者のみなさんのために、毎年このイベントをチェックしているライターアサノが気になったモノをピックアップして紹介します!
目次
名古屋サイクルスポーツデイズってどんなイベント?
毎年、愛知県名古屋市のイオンモール熱田で開催される自転車イベントです。
自転車関係ブランドや地元ショップなどが多数出展。ロードバイクやMTB、eバイクなどさまざまなスポーツバイクに試乗できるほか、サイクルパーツやウェアなどが多数展示されています。
一部ブースではショッピングも楽しめて、ステージではトークショーも行われるなど、サイクリストはもちろん、スポーツバイクに少しでも興味がある人なら1日中楽しめます。
ライターアサノ的、気になったモノたち
ここからは順不同でライターアサノが気になったモノを紹介します。
EQUALペダル
まず気になったのは、グロータックのブースにあった、EQUALブランドのシマノSPD-SLクリート対応のペダル! なんとQファクターやスタックハイト、前後位置、ペダルのカント、クリート角度まで調整可能!
開発者のこだわりを感じる一品です。
重量は300gほどと決して軽くはないものの、ライド中にひざが痛くなりにくいポジションを出せるのは素晴らしいですね。
青好きのアサノ的には、ペダル軸の色を変えられる点に萌え!
ちなみにグロータックのブースでは、クランク型の両脚計測パワーメーター・マージーン P325 CSも展示されていました。
±1.5%という高精度なパワーメーターが5万5000円(税込)という驚きの価格設定!
これはパワーメーターの価格破壊と言っても過言ではないのでは。
DTスイスARC1100ダイカットディスクホイール
TTに力を入れているライターアサノが気になったホイールが、DTスイス最新のTTやトライアスロン用のARC1100ディスクホイール(リア)。空力研究のスペシャリスト・スイスサイドが開発に携わっていて、後方から見たときにレンズ型になっていて空気抵抗が少ないのが分かります。
チューブレスレディ対応(もちろんクリンチャーもOK)なので、転がり抵抗も少なくできそう。
ディスクブレーキ専用、価格は38万2800円(税込)です。
現時点でズイフトの平坦基調コースで最速ホイールとされているこの逸品。担当者によると、実物がユーザー向けに披露されたのはこの日が初めてだったそう。
カブト122シリーズ
ヘルメットブランドとしておなじみ、カブトのアイウェアの最新モデル。耐油性撥水加工を施した円柱形のシリンドリカルレンズを採用し、汗などの汚れに強く、視界が歪みにくいのが特徴。試着したところ、テンプルやレンズのカーブは日本人に多い幅の広い円形の頭周形状にジャストフィットするように作られていて、レンズ上部はほぼフレームレスなので視界がクリアな点が素晴らしかったです。
度付きレンズを付けられる専用インナーフレームも用意されるので、視力の悪い人もコンタクトレンズに頼らずクリアな視界が楽しめそうです。
2種類のレンズがセットになったモデル(1万6500円(税込))と、調光レンズモデル(2万2000円(税込))の2種類がラインナップされます。カラバリに青もありました!
カブトのブースでは、他にも、東京2020のトラックレースで使われたエアロSP4(4万6200円(税込))も展示されてました。
サーヴェロ・カレドニア5の新色「オアシス」
バイクでは、東商会ブースにでーんと鎮座していたサーヴェロ・カレドニア5の2022年モデルの新色が気になりました! カラー名はオアシス。
一見過去にアスペロに用意されていたグリーン系(ダークティール/ライトティール)のカラーにも似ていますが、こちらは見る角度によってグリーンからブルーに色が変わるマジョーラです。
メタルフレークもたくさん施されていて、かなり目立ちます! 日本にはそれほどたくさん入らないかもしれないそうなので、気になった方は早めに予約を!
バイクアヘッドのカーボンホイール、ビターボエアロ
ポディウムブースにあった、いかにも“飛び道具”というただならぬ存在感を放っていたこのホイール。ドイツのバイクアヘッドというブランドのカーボンバトンホイール・ビターボエアロです。
ビターボシリーズは、6本のカーボンスポークが特徴のカーボンモノコックホイールで、このモデルはビターボシリーズのロードバイク向けモデルの中でリムハイト48.5mmという空力性能重視のモデル。
リム内幅は20mm、ディスクブレーキ専用、クリンチャー仕様で1450gと、見た目やカタログスペックから受ける印象以上に軽いのが特徴です。
価格は前後セット59万4000円(税込)と超弩級ですが、少ないスポーク数による空力性能の高さ、気になりますね~。
まとめ
東海地方では貴重な自転車イベント。来年は皆さんもぜひ!
他にも紹介しきれないほど気になるモノはあったのですが、全て挙げるとキリがないので今日はここまで。
今回紹介したアイテムは4月2日と3日の両日開催されるサイクルモード東京でも一部展示されるので、気になった方はぜひチェックしてみては? もちろん来年の名古屋サイクルスポーツデイズにも足を運んでください!
NAGOYA Cycle Sports Days 主催:(株)八重洲出版