米・オレゴン発のラックブランド『オールドマンマウンテン』ならカスタム自在!
米・オレゴン発のラックブランド「オールドマンマウンテン」のラックの万能性がすごいです。フロント・リア兼用、フィットキットでほぼすべてのバイクに装着可能、ダボ穴がなくても大丈夫!? ドロップアウトを調整すれば、重心を低めにセットしたり、高めに変更するといったアレンジも可能なのだとか。
主要製品『ディバイド』『エルクホーン』を紹介します。全国の有名ショップのバイクカスタム事例にも注目です。
目次
『欲しくなる最初のラックであり、買うべき最後のラック』
OLD MAN MOUNTAIN(オールドマンマウンテン)は、熱心なマウンテンバイカーであったチャニング・ハモンドによって誕生しました。彼がフルサスペンションバイクを手に入れ、サンタバーバラ近くでのオーバーナイトライドに対応でき、なるべくホイールの中心に重心が来るように工夫したカーゴラックをデザインしたのが始まりです。
“欲しくなる最初のラックであり、買うべき最後のラック”。万能すぎる性能を見ていきましょう。
前後対応
ディバイド・エルクホーンとも、非常に幅広い車種に対応。前後はもちろん、ダボ穴付き車体にはそのままで、別売りのフィットキットを使用すればダボ穴のないほとんどのバイクやフォークに取り付け可能です。
どんなバイクにも対応
スルーアクスルもしくはクイックリリース用のフィットキットを用いればロード、グラベルフルサスバイクを含めたほとんどすべてのバイクに取り付け可能です。
ビッグタイヤとのクリアランス
ディバイドは29 x 3インチタイヤまで、エルクホーン・ショートは27.5 x 2.8または700c x 50C、トールは29 x 3.25まで対応。ディバイド・ファットは26×5インチまたは27.5×4.6インチタイヤまでOK!
フェンダークリアランス
ディバイド・エルクホーンともに、泥詰まりとフェンダーを念頭に開発されています。調整可能なドロップアウトにより重心低めにセットしたり、泥詰まりが想定される場合は高めに変更したりといったアレンジが可能です。
DIVIDE(ディバイド)
ディバイドは市場で最も多用途なラックです。ロードやグラベルバイクはもちろんフルサスにも対応。
地球上で最も厳しい環境でのテスト(アイスランド横断、多くのグレートディバイド挑戦者、世界一周ライダーが使用、NASAには月へ持参してもらうよう打診中)を経て、残る一つの問題はこのラックとどこへ行くか?ということだけになっています。
ラック非対応のバイクに装着したい? バイク間でラックを使いまわしたい? 我々はそんなあなたにオプションでフィットキットをご用意しています。
サイズ | 100 mm x 266 mm(トップデッキ) |
重量 | 960g(取り付け用部品含む) |
定価 | ¥27,500 |
- 29 x 3インチタイヤまで対応
- フロント・リアどちらでも使用可能
- 軽くて頑丈な6061アルミ使用。メインフレームには13mm径のチューブを、パニアレールには10mm径を採用し幅広いパニア種類に対応可能。
- 低めのパニアレールによりデッキに荷物を積んでいてもパニア自体の付け外しが容易。
- 100 x 266mmサイズのデッキにはギアの固定に便利なスロットとライト取り付け用穴を用意。
- ドロップアウトは高さ調整可能で荷物の重心を低く、多種なタイヤサイズに適応。
- ダボ穴付きバイクにはそのままで、オプションのフィットキットと組み合わせることでスルーアクスルやクイックリリースを利用した取り付けも可能。
- 耐荷重25kg(ダボ穴利用時)、スルーアクスル用フィットキットを利用時には最大耐荷重32kgに!
- 滑らかなパウダーコート塗装
- 生涯保証
DIVIDE FAT(ディバイド・ファット)
最も多用途なラック『ディバイド』をファットバイクに対応させたモデル。26×5インチまたは27.5×4.6インチタイヤまで対応。もちろんファットバイク用のフィットキットもご用意(別売)。
サイズ | 130 mm x 306 mm(トップデッキ) |
重量 | 967g(取り付け用部品含む) |
定価 | ¥29,700 |
- 26×5インチまたは27.5×4.6インチタイヤまで対応
- フロント・リアどちらでも使用可能
- 軽くて頑丈な6061アルミ使用。メインフレームには13mm径のチューブを、パニアレールには10mm径を採用し幅広いパニア種類に対応可能。
- 低めのパニアレールによりデッキに荷物を積んでいてもパニア自体の付け外しが容易。
- 130 x 306mmサイズのデッキにはギアの固定に便利なスロットとライト取り付け用穴を用意。
- ドロップアウトは高さ調整可能で荷物の重心を低く、多種なタイヤサイズに適応。
- ダボ穴付きバイクにはそのままで、オプションのフィットキットと組み合わせることでスルーアクスルやクイックリリースを利用した取り付けも可能。
- 耐荷重25kg(ダボ穴利用時)、スルーアクスル用フィットキットを利用時には最大耐荷重32kgに!
- 滑らかなパウダーコート塗装
- 生涯保証
Elkhorn(エルクホーン)ショート/トール
エルクホーンはスリムながらラック界のマルチツールと言えます。垂直バーに備わった3つ(トールは4つ)のアイレットを利用して様々な荷物を固定したり、ボトルケージを取り付け可能。デッキには多くのタイダウンポイントを用意しフロント・リアどちらにでも取り付け可能。
サイズ | 160 mm x 266 mm(トップデッキ) |
重量 | ショート850g/トール880g(取り付け用部品含む) |
定価 | ¥27,500 |
- エルクホーン・ショートは27.5 x 2.8と700c x 50cまで、エルクホーン・トールは29 x 3.25まで対応
- フロント・リアどちらでも使用可能
- 軽くて頑丈な6061アルミ使用。メインフレームには13mm径のチューブを採用。
- 160 x 266mmサイズのデッキにはギアの固定に便利なスロットとライト取り付け用穴を用意。
- ダボ穴付きバイクにはそのままで、オプションのフィットキットと組み合わせることでスルーアクスルやクイックリリースを利用した取り付けも可能。
- 耐荷重11kg
- 滑らかなパウダーコート塗装
- 生涯保証
フィットキット
オールドマンマウンテンのラックはダボ穴付き車体にはそのまま取り付け可能ですが、これらのスルーアクスルもしくはクイックリリース用のフィットキットを用いればロード、グラベルフルサスバイクを含めたほとんどすべてのバイクに取り付けが可能です。
内容量 | 前後スルーアクスル、クイックリリース対応フィットキット全22種 |
定価 | ¥11,000~¥14,300 |
憧れる! 国内ディーラーによるカスタム事例
エイリン丸太町店(京都)
MTBのレジェンドJoe Breezeが現代に残すクロモリリジットMTB、BREEZERのTHUNDER。 フロントにエルクホーンをインストール。サイドステーに備わるダボ穴には定番Blackburnのカーゴケージも装着して積載量UP!
Grumpy(広島)
乗るとダメになる(笑)
E-MTB・SANTA CRUZのHeckler 8にディバイドを装着したドリームセットアップ。もちろんダボ穴などないHecklerだがOLD MAN MOUNTAINのスルーアクスルフィットキットでしっかり設置。
これでフルサスE-MTBによる快適・快速バイクパッキングが可能な究極の旅仕様に。
Circles(名古屋)
毎日自転車に乗るのが大好きな人のために1本ずつカスタムメイドされたBREADWINNER CYCLESのバイクにOLD MAN MOUNTAINのラックをインストール。 フロントにはエルクホーンショートを、リアにはディバイドを取り付け。
サスペンションフォークにスルーアクスルのフィットキットで取り付けたことでラックの低重心化が可能になり、高い走破性と優れた安定性を両立。 積載量満載で自然の中を走行するキャンプツーリングに最適なバイクが完成。
サムズバイク(北海道)
ファットバイク向けのカッコいいキャリア。
OLD MAN MOUNTAINのファットバイク用ディバイド・ファットをダボ穴の無いSALSA マクラクにスルーアクスルフィットキットを使いインストール。
好みのクリアランスに合わせて向きの変更や、使用用途に合わせてフロント・リアの入れ替えも可能。 ダボ穴を使い取り付けることもできるがダボ穴がない自転車には救世主的なラック!
代官山モトベロ(東京)
軽量な車体重量、良質なライドクオリティ、航続距離、アシストパワーを持ち合わせたVADO SL。こちらをドロップハンドル仕様に変更、フロントにエルクホーンをリアにディバイドをスルーアクスルのフィットキットを利用しインストール。
スルーアクスルのフィットキットを利用することでより車体が安定する車体中心に取り付けができるうえ耐荷重量も32キロにアップ。たくさんの荷物を積載したパニアバックを取り付けても安心して走行が可能に。
スペシャライズド新宿(東京)
今までになかった操作性、走破性と優れた登坂性能を持ったSTUMPJUMPER EVOにOLD MAN MOUNTAINのエルクホーンをフロントキャリア、ディバイドをリアキャリアとしてインストール。
スルーアクスルのフィットキットを使用することでフルサスペンションのMTBにもしっかりと取り付けが可能。 トレイルライドでの軽快さは維持しつつも、キャンプツーリングなどにも抜群の安定性を発揮する最強のツーリングバイクに!
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/