2024年最新!10万円前後で買えるロードバイクおすすめ15選

「高い!」というイメージがあるロードバイクですが、その価格はいろいろ。100万円を超えるものも多数ある一方で、エントリーモデルも安いものは10万円程度のものもあります。価格が高騰する昨今、選択肢は狭まりつつありますが、できる限りたくさん集めてきました!

今回はとくに初心者におすすめしたい「10万円前後」で買えるロードバイクを紹介します。

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目次

どうして「10万円前後」のロードバイクがオススメなの?

自転車仲間と楽しくサイクリングするためには遠出しても安心できる安全性、耐久性が必須

ひと口に「自転車」といっても、ママチャリ(軽快車)なら1万~3万円台ぐらいで買うこともできますし、パッと見てロードバイクやクロスバイクの形をしている「ルック車」であれば同じくらいの価格で購入できます。

見た目がいいなら「それでいいじゃん」って感じもしますが「遠くまで走りたい」「ちょっと本格的に走ってみたい」という場合には、スポーツバイクとしての性能や耐久性の面でバランスがとれている10万円くらいの自転車が必要なのです。

ここからはその理由について、順を追ってお伝えしていきます!

最低限の安全性が保証されている

全体的に見ると低価格といえる10万円前後のロードバイクだが、上位モデル譲りの機能が搭載されているものも。 Image:コラテック

10万円前後のロードバイクをリリースしているのは、スポーツ自転車専門のブランドが多くなっています。

各ブランドの上位モデルはレースなど苛酷な状況でもトラブルなく安全に走れるように開発されていますが、その技術が10万円台のエントリーモデルにまで引き継がれています。

そのため、この価格帯でもいい品質の自転車に仕上がっています。

軽快に走れる「軽さ」になっている

カーボンよりも重量はあるものの、10kg前後の軽さをもたらすフレーム素材が使用されている Image:コラテック

ロードバイクの特長のひとつが軽さ。その軽快な走りの快感は一度覚えると、抜け出せなくなるほど。

一般的にママチャリは16㎏~20kgほどの重量があるのに対し、10万円前後のロードバイクは大体10㎏前後に抑えられています。7㎏を切るようなハイエンドのロードバイクにはかないませんが、十分にロードバイクらしい軽快な走りが楽しめます。

気軽に乗れる & “自転車”のイジリ方が学べる

スタンドやペダルなど日常づかいしやすいパーツが標準装備されているのも大きな魅力。 Image:NESTO

通勤や通学など日常使いしやすいところもメリットとして挙げられます。フレームに丈夫なアルミやクロモリ素材を使っているため、上位モデルで主流のカーボンよりも気をつかわずに取り扱い可能。ペダル、スタンドなどが最初から付属しているモデルが多いのも、初心者に優しいところです。

あと自転車の基本的なメンテナンス方法も学べます。例えばパンク修理タイヤやブレーキなど消耗品の交換、変速機の調整などは共通する部分もあるので、一度覚えておけば安心です。(ただ近ごろの上位モデルはチューブレスタイヤや油圧ディスクブレーキ、電動変速の採用で共通点は減っているところもありますが…)

初めてのロードバイクとしてバランスが良い

スムーズな操作性と耐久性をもつシマノ製のコンポーネントが搭載されている。 Image:コラテック

10万円前後のロードバイクはアルミやクロモリのフレーム素材に、信頼性の高いシマノ製のコンポーネントを組み付けたものが主流。また初心者でも乗りやすいように上半身を起こした姿勢でも乗りやすい設計を採用したバランスの良さが特長です。

比較的手が出しやすい価格で、しかもロードバイクとして性能や走りの楽しみ、快適さが味わえる「10万円前後のロードバイク」をここから紹介していきます!

ホントに10万円以下で買えるコスパ最強ロードバイク

国産ブランドの乗りやすさ!スタンドとライトも付属 :サードバイクス フェスロード

ワイズロードで見る

「コーダーブルーム」、「ネスト」をプロデュースする国内自転車メーカー「ホダカ」のもうひとつの自社ブランド「サードバイクス」は「あらゆる人が気軽に楽しめるスポーツバイク」を送り出しています。「フェスロード」はトップチューブがスローピング(後傾)したアルミフレーム設計とやや太めの700 × 28Cタイヤを採用し、ロードバイク初心者でも乗りやすくなっています。またスタンドやライトを標準装備し、初めてのロードバイクとして乗りやすいセットです。

価格(税込)84,700円
カラーブラック/オーロラパープル、レッド、マットグレー
サイズ適正身長 160cm~
フレーム素材アルミ
メインコンポNA(外装14段)
重量11.8kg

LINK: FESROAD(THIRDBIKES)

上位モデルと共通のフレームで味わう上質な走り:ネスト ファラド

ワイズロードで見る

幅広い目的に対応できるロードバイク「ファラド」は、上位モデルである「オルタナ」と同じアルミフレームを使用した走りの性能が特長です。リア部分のフレームを扁平加工して快適性を向上させる振動吸収機構「FLEXOR(フレクサー)」、ヘッドの剛性を高めコーナリング性能を向上させる「上下異径ヘッド」などで、上位譲りの走りが楽しめます。街乗りに便利なペダルやキックスタンド、上ハンドルを持っていても操作できるサブブレーキレバーをあらかじめ装備しているので通勤通学でも使いやすいです。

価格(税込)96,800円
カラーレッド、ブラック、ブルー
サイズ500mm(170-185cm)、465mm(160-175cm)、430mm(150-165cm) 
フレーム素材アルミ
メインコンポシマノ・ターニーA707
重量9.7kg (500mm)

LINK: FALAD(NESTO)

ディスクブレーキとクロモリフォークで安定の走り:ラ・ビチ ロードディスク700c

7万円台の価格で機械式ディスクブレーキを搭載するなど満足感の高いパーツ構成の一台。アルミフレームに、フロントフォークはクロモリ製、タイヤ幅もトレンドを取り入れたやや太めの28を採用し乗り心地と安定性を向上させています。メイン・コンポはシマノ・ターニーA070の2ⅹ7速で、上り/下りなどさまざまな地形に対応します。

価格(税込)76,780円
カラーBORDE RED、BLUE
サイズ450mm(145-160cm), 470mm(155-170cm), 490mm(165-180cm)
フレーム素材アルミ
メインコンポシマノ・ターニーA070
重量NA

LINK: ROAD DISC 700c(La Bici)

走りが変わるパーツを搭載した10万円~13万円のロードバイク

クラシックな魅力が詰まった1台:フジ バラッドR

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「バラッドR」は細身のクロモリフレームに、緩やかなカーブを描くドロップハンドル、ダブルレバー変速を行う、流行にとらわれないクラシカルなデザインを採用したモデル。全5サイズの展開で、小柄な女性が乗りやすいのもうれしいところ。伝統的なスタイルは新鮮な魅力を感じさせるほか、クロモリならではシルキーな乗り味も体感できる一台です。

価格(税込)108,900円
カラーBritish Green、Sunrise Brown
サイズ43cm、49cm、52cm、54cm、56cm
フレーム素材クロモリ
メインコンポシマノ・クラリス
重量10.0kg

LINK: BALLAD R(FUJI)

小柄な体格でも安心して乗れる:コーダーブルーム ファーナ・クラリス

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「コーダーブルーム」の長距離向けロードバイクシリーズの中で最もリーズナブルなモデル。メインコンポにシマノ・クラリス(2ⅹ8速)を選択し、さらにブレーキ、ホイールまでシマノ製を採用した安心して乗れるバイクに仕上がっています。アルミ製のフレームはパイプ溶接部を手作業で研磨するスムースウェルディングで軽さと強度、さらには仕上がりの美しさももたらしています。また小柄なサイクリスト向けの設計を追求し、日本人の手でも握りやすいコンパクトハンドルも装備しています。

価格(税込)118,800円
カラーブルー、ブラック
サイズ500(L)、465(M)、430(S)
フレーム素材アルミ
メインコンポシマノ・クラリス
重量9.5kg(500mm)

LINK: FARNA CLARIS(KhodaaBloom)

上位モデルのテクノロジーを引き継ぐ快適ロード:コラテック CT-ロード

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ドイツに拠点を置く「コラテック」が日本の環境に合わせて作ったエントリー向けアルミロードバイク。長めのヘッドチューブとホイールベースにより安定性に優れ、楽なポジションで快適にロングライドが可能で、しかもリアブレーキや変速のケーブルは内装化を実現。さらにカーボンフォーク、ラウンドトップチューブ、扁平シートステーにより振動吸収性を高めるなど、上位モデルから多くのテクノロジーを継承しています。

価格(税込)119,900円
カラーBLACK / GRAY BLUE、DARK BLUE / LIGHT BLUE
サイズ42, 44, 48, 52(cm)
フレーム素材アルミ
メインコンポシマノ・クラリス
重量10.1kg(48)

LINK: CT-ROAD(CORRATEC)

アンカーが誇るエントリーロード:ブリヂストンアンカー RL3ドロップ

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アンカーの中でもっともお手軽な価格ながら、メインにシマノ・クラリスを採用し、ブレーキ、クランクなど細部までシマノ製で統一した信頼性の高い一台です。上位モデルと同じフルカーボンフォークやブリヂストン独自のフレーム開発技術「プロフォーマット(PROFORMAT)」採用のフレームを装備しているため、上位モデルと同様のロングライドに適した快適性が体感可能。のんびり走る快適性とロードバイクならではのスポーティな走りの両方が楽しめます。

価格(税込)112,000円
カラーオーシャンネイビー, ヘイズホワイト, ミッドナイトブラック
サイズ390、440、490、540(mm)
フレーム素材アルミ
メインコンポシマノ・クラリス
重量10.3kg(490mm)ペダル付き

LINK: RL3DROP(ANCHOR)

完成車9.3㎏の軽量を実現したアルミロード:ネスト ファラド・プロ

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ネストの上位モデル「オルタナ」と同じフレームを使用しアルミフレームながら、完成車重量9.3kgに抑えた軽さが大きな魅力です。またフレームは上位モデル譲りの振動吸収機構「FLEXOR(フレクサー)」、コーナリング性能を向上させる「上下異径ヘッド」などのテクノロジーが投入されて、軽さ以外の機能も充実。上り、下りの走りが安定しているのであらゆるルートに対応してくれます。

価格(税込)121,000円
カラーマットブラック
サイズ430mm、465mm、500mm
フレーム素材アルミ
メインコンポシマノ・クラリス
重量9.3kg (500mm)

LINK: FALAD PRO(NESTO)

多くの荷物も運べるエントリー向けグラベルロード:ネスト ミクスチャー

オンロードとオフロードの「混合」という意味から名付けられた本格グラベルロード。さらにオン/オフロード走行もスムーズに走る700x38Cの大径タイヤに加えて、キャリアやボトルケージを取り付けるダボ穴がフレームやフォークに多数あり、荷物が多くなるキャンプツーリングにも対応。機械式ディスクブレーキも搭載されるなど、グラベル体験をしてみたいロードバイク乗りに最適です。

価格(税込)121,000円(2024年春発売予定)
カラーパープル、グリーン、イエロー
サイズ470mm、500mm、530mm
フレーム素材アルミ
メインコンポシマノ・クラリス
重量

LINK: MIXTURE(NESTO)

振動吸収性と10㎏を切る軽さが魅力的!:メリダ ライド80

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数々のレーシングバイクの開発で培ったアルミ加工技術により、完成車重量9.7kgを実現したエントリーバイク。メリダ特有の超扁平ステーとフルカーボンフォークを備えて振動吸収性を高めたほか、メインコンポにシマノ・クラリスを採用したパーツ構成も充実しています。またリアには11-32Tという幅広く使えるギアを搭載してロングライドやヒルクライムにもチャレンジできます。

価格(税込)126,500円
カラーGLOSSY BLACK、BLACK/TEAL-BLUE、RED(BLACK)
サイズ44cm(XXS)、47cm(XS)、50cm(S)、52cm(SM)、54cm(ML)
フレーム素材アルミ
メインコンポシマノ・クラリス
重量9.7kg(S)

LINK: RIDE 80(MERIDA)

あらゆるルートをガンガン走るグラベルロード:コナ ローブAL 650

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「ローブシリーズ」の中でもっともリーズナブルなモデルですが、軽量なアルミフレームは快適なポジションがとりやすい設計で乗りやすさは抜群! エアボリュームが大きい650x47cの大径グラベルタイヤ、メインコンポにシマノ・クラリス、機械式ディスクブレーキを採用するなど、走破性とコントロール性能も高めています。ガシガシ使っても安心できる丈夫さをもち、通勤にも、週末のロングライドやグラベルライドにも最適なロードバイクです。

価格(税込)129,800円
カラーMatte Faux Raw
サイズ48、50、52、54、56
フレーム素材アルミ
メインコンポシマノ・クラリス
重量NA

LINK: ROVE AL 650(KONA)

乗り心地極上の”D型”シートポストを搭載:ジャイアント コンテンド2

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ジャイアントの上位モデルにも搭載されている振動吸収性に優れたD-FUSEシートポストを採用したジャイアントのエントリーモデル。ハンドルの上部を握った状態でブレーキ操作が可能なサブブレーキレバー、幅広の28Cタイヤを採用するなど、初心者ライダーに最適な快適性と安定性のある仕上がりです。またフレームも上位譲りのケーブル内装デザインを採用し、すっきりとした外観と高いメンテナンス性があるのもうれしいところ。

価格(税込)129,800円
カラーグレナデン、コールドアイアン、ブラック 
サイズ430(XS)、465(S)、500(M)、535(ML)mm
フレーム素材アルミ
メインコンポシマノ・クラリス
重量9.8kg(S)

LINK: CONTEND 2(GIANT)

クロモリフレーム、フロントシングルの個性際立つグラベルロード:マリン ニカシオプラス

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マウンテンバイクにルーツを持つブランドのグラベルロード。「ニカシオプラス」は「ニカシオ」の姉妹モデルにあたり舗装路よりもややオフロード寄りの走りを求めるライダー向け。繊細で美しいバテッドクロモリフレームとクロモリフォークが生む特有の“しなり”とWTB製の650Bx47mmのグラベルタイヤにより、快適性と走破性を両立し長距離ライドを快適にします。また42Tのフロントシングルとリア11-46Tのワイドレシオ9速と組み合わせるなど、オフ系バイクのトレンドを取り入れたところにも注目です。

価格(税込)134,200円
カラーSATIN.TAN、GREEN
サイズ50cm・52cm・54cm・56cm
フレーム素材クロモリ
メインコンポマイクロシフト・アドベント
重量13.4kg(52cm)

LINK: NICASIO+(MARIN)

2023年版もあわせてチェック!型落ちで安くなるかも?

ロードバイクの楽しさを知れる10万円代のロードバイク

各ブランドとも、初心者でも乗りやすいロードバイクであることを第一に考えて設計しているのが、この価格帯の大きな特徴。もっと本格的なバイクが欲しくなったら、ここからステップアップいけるようにという思いが垣間見えます。

またクロモリフレームやグラベルロードといった一味違うタイプの自転車もあるので、普段とは違う乗り方を楽しみたいサイクリスト向けのお手頃なサブバイクとしてもおススメです。

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BY光石 達哉(みついし たつや)

プロ野球やモータースポーツのライターやウェブサイトの仕事をしていたが、15年ほど前に自転車にはまる。週1程度でロングライドに出かけるが、最近はリバウンドした体重がなかなか減らないのが困りもの。

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