【ANCHOR】2017年新製品展示会レポート

東京で行われたANCHORS(アンカー)2017年モデルの新製品展示会にお邪魔してきました。

ANCHORは車のタイヤでおなじみのブリヂストンの子会社ブリヂストンサイクルのブランドです。今回はANCHOR 2017年モデルを展示会の雰囲気そのままに新製品をご紹介します。

日本代表選手モデルがずらり。まさかのあの人達に遭遇!

会場入り口で我々を迎えてくれたのは、終わったばかりのリオオリンピックを駆け抜けた2台のロードバイクでした。


左からトライアスロン女子代表上田藍選手、ロードレース男子日本代表の内間康平選手のロードバイクです。内間選手のバイクは日の丸が描かれた特別なフレームデザインになっています。

またこの自転車は同型モデルではなく、まさにリオを走った”実車”ということでとてもテンションがあがります。


リオオリンピックデザインの大会用限定と思われるボトルを発見しわくわくしながら会場内に入ると・・・


な、なんと内間選手と全日本チャンピオンの初山翔選手がおりました!


会場内に入ると、非常におしゃれなデザインで新モデルとなる自転車が展示されていました。


2016年の全日本男子個人タイムトライアルで見事優勝を果たした西薗 良太選手のTT用ロードバイクも展示されていました。ちなみに西薗選手は東京大学卒業後決まっていた大学院進学をやめて、プロ選手になった異色の経歴の持ち主です。

続いて、先ほどご本人が写真で登場した初山翔選手のバイクです。初山選手は2016年全日本選手権ロードレースにて優勝しています。

2017年モデル勢揃い!注目はRL9

それではANCHORの2017年モデルを見ていきましょう。
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ANCHOR RL9 ELITE
まず最初に紹介するのはRL9 ELITEです。SHIMANO ULTEGRAを採用したロードバイクで、700×25cのタイヤが標準装備されており、安定した走行を実現しているモデルです。クリアランスに余裕がある為28cサイズまで取り付けることができます。

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参考定価:税抜385,000円
参考重量:7.6km(ペダル付)
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RL9
RL9です。こちらは推進力を高めたロングライドに特化したロードバイクです。ANCHORの最新解析技術「PROFORMAT」を用いて設計されたフレームは一切の無駄を削ぎ落とし進むことに特化したハイエンドモデルです。フレームにふさわしくDURA ACEのコンポーネントを採用しており、ヒルクライムを含めてさまざまなレースのシチュエーションに対応できるロードバイクになっています。

またセレクトパーツを用いることで将来のDi2載せ替えに対応したフレームになっています。(※このモデルはDURA ACEを採用しています)
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フレーム内側を通るインターナルケーブルルーティングを採用してます。
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参考定価:税抜620,000円 
参考重量:7.1kg(ペダル付)

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RL9W ELITE
型番のWはWOMEN’SのW。つまり女性モデルを意味します。このRL9W ELITEは最先端で軽量なカーボンを仕様した女性向け超本格ロードバイクです。フレームサイズが390mmからという小柄な女性に嬉しいサイズ展開ながらもカーボンフォークにカーボンフレームという本格仕様ながら、ULTEGRAを採用するなどロングライドに拘ったロードバイクです。
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参考定価:税抜385,000円
参考重量:7.6kg(ペダル付)

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RMZ FRAME
オーダーカーボンフレームのRMZ。驚きのミリ単位(!)で調節できるジャストサイズのジオメトリーであなただけのカーボンフレームが製造される。さらに剛性も7種類から選べるという文字通り欲しいものを形にすることのできるオーダーメイドのフレームになっている。
参考定価:税抜485,000円
参考重量:7.1kg(ペダル付)

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TM8
トラック競技用のトラックタイプTM8も展示されていた。トラックならではの高剛性フレームで安定感のある高速走行を可能にした設計になっているそうだ。

ディレイラーのないトラックバイクはお尻からの角度が画になる。
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参考定価:税抜300,000円
参考重量:2300g(フレームセット)

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XR9
マウンテンバイクXR9も展示されていた。低めにとられた重心位置が安定感を増すことに寄与していて、さらに細かいハンドリングも可能になるバランスの良さも併せ持つモデルだという。

参考定価:税抜230,000円
参考重量:10.1kg(SPDペダル付)

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RNC3 EQUIPE
ああ懐かしのクロモリよ・・・と叫びたくなるクラシカルなクロモリフレームは現代の空力思考で設計されたエアロフォルムとは一線を画する趣があって、とにかく美しかった。コンポーネントはSHIMANO 105を搭載している為、ロングライド時やツーリングに用いたいロードバイクでしょう。

参考定価:税抜195,000円
参考重量:9.8kg(ペダル付)

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RJ1
展示会で思わずニヤけてしまったのがこのキッズモデル。これでキッズ!?と驚いてしまうほどANCHORの大人向けロードバイク技術がつめ込まれている。24インチのホイールを備え、子供に合わせた剛性で作ったフレームだというのだから驚きである。しかも完成車で10kg以下。

参考定価:税抜95,000円
参考重量:9.3kg(ペダル付)

最後に

またANCHORはANCHOR COLOR ORDER SYSTEMというカラーの注文が行えるシステムを全車種に対して行っています。これは30種類の色と、3種類のコーティングが選べるもので計90種類のカラーオーダーの中から好きなモノを選ぶことができ、欲しい色がないという不安がなく購入することができます。

今回展示されていたものの中では序盤に紹介したANCHOR RL9 ELITEのゴールドカラーにつや消しの色合いが非常に品のある色合いで素敵だったと感じました。

ANCHOR(アンカー):公式サイト

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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