カーボンシートポストおすすめ4選!自転車の軽量化ならまずはここから
この世の中には「軽量マニア」という人種がいる。自転車のさまざまなパーツを軽量なものに換装して、グラム単位で軽い自転車を目指す人々だ。ホイールからハンドルバー、ステムやサドル、果てはネジ類のスモールパーツまで、とにかく軽さを追求する。
軽量化に必需な素材はカーボン。剛性に優れて軽いカーボンは、そうした人々にとってなくてはならないものだ。さまざまなパーツがカーボン化している現在、今回はマニアにとって気になるパーツであるシートポストを紹介する。
マニアではない人にとっても、カーボンシートポストはおすすめのパーツ。しなりのある乗り心地で、振動吸収性に優れているものであるからだ。サドルと自転車をつなげるシートポストは、身体で言えば体幹。そこを「鍛えれば」走りが変わる。
目次
カーボンシートポストとは
カーボン製の軽量シートポスト
カーボンシートポストとは、文字通りカーボンを使った素材で作られたシートポストだ。軽量であることが大きな特徴であり、一般的なミドルグレードの完成車に付属するアルミ製シートポストの重量がおおよそ300g〜400gである一方、カーボンシートポストの重量は重いものでも200g前後となる。ロードバイクの総重量が約7kg〜10kg程度であることを考えれば、シートポストのカーボン化による100g〜200gの軽量化は、とても大きいものといえるだろう。
注意点
一般にカーボンという素材は、強い力が狭い面積に集中すると割れてしまう、表面が滑りやすいなどの特徴がある。ゆえに、注意点が大きく2つある。
1つ目は、トルク管理だ。カーボンシートポストの取り付けを行う際、固定するためのネジを締めるときにトルクをかけすぎると、カーボン素材の破損につながる恐れがある。取り付けの際は、トルクレンチなどを用いて、適切なトルクでネジを締めるべきだ。
2つ目は、カーボン素材用のグリスが必要な点だ。カーボンシートポストは表面が滑りやすいという特性上、走行中にずり落ちてしまう可能性も否定できない。そこで、カーボンの表面の摩擦を大きくする専用グリスがあるので、使用をおすすめする。
FRAME厳選カーボンシートポスト
TIOGA(タイオガ) – セプターカーボンシートポスト
ヘッド部とチューブ部を一体成型することにより、ポスト径31.6mmで重量180gという軽さを実現したカーボンシートポスト。また、サドルレールへのストレス軽減のため、レールクランプ下部の後端を延長し、面取り処理を施している。7×9mmカーボンレール仕様のサドルにも使用が可能だ。ポスト径も3種のサイズあり。
サイズ:ポスト径27.2mm、30.9mm、31.6mm
長さ:350mm
重量:180g(ポスト径31.6mm)
価格:13,000円(税抜)
3T(スリーティー) – ZERO25 TEAM
ヤグラ部にはテーパー状のパーツを使用し、カーボンレールから金属製レールまで全てに対応。280mmの長さで使用する際はカットする必要があり、280mmカット時用に2種類のミニマムインサートラインが印刷されている。
サイズ:ポスト径27.2mm、30.9mm、31.6mm
長さ:350mm
重量:180g(ポスト径31.6mm)
価格:13,000円(税抜)
PROFILE DESIGN(プロファイルデザイン) – CANTA ZERO(カンタ ゼロ)
トライアスロン・バーの定番ブランドで、そのシェアは全米No.1を誇るプロファイルデザイン。他の自転車パーツも高品質で知られ、本製品は0mmオフセットのハイモジュラス・カーボンファイバー製シートポストだ。クランプ部は6061-T6アルミニウムを使用し、2ボルトクランプによりサドル角度を細かく調整可能。
サイズ:ポスト径27.2mm、31.6mm
長さ:350mm
重量:210g(27.2mm)
重量:210g(27.2mm)
価格:11,340円(税抜)
DEDA(デダ)- スーパーレジェーロ RSカーボンピラー
フレーム素材からパーツに至るまで幅広いラインナップを誇るDedacciai社製のシートポスト。20年以上に渡る歴史を持つ、常に自転車業界のトレンドセッターとして注目を浴びているブランドの製品だ。信頼性と強度の面で妥協することなく開発された超軽量かつ剛性に優れたモデルで、前面のダイヤルで微調整を行なうことが可能。
サイズ:ポスト径27.2mm、31.6mm
重量:176g(27.2mmの場合)
価格:21,200円(税抜)
取り付けに不安があるならお店で見てもらおう
最初に記したように、カーボンという素材ゆえに扱いは慎重になる。交換に不安があるなら、ショップにお願いするのが一番だ。
ワイズロードなら、オンライン購入したパーツを店頭で取り付けしてもらえるサービスがある。お近くに店舗がある人は利用してみると良いだろう。
>> 少しでも安く! 海外通販で探してみる?