おいしくてオシャレなフランス系パン屋さんをクロスバイクで巡るツールドブーランジェリー2017秋
FRAME読者の皆さんは、もちろん日常的に自転車に乗っている方ばかりですよね。
しかしFRAME編集部は考えました。
今まであまりスポーツバイクに縁がなかった方にも、スポーツバイクの楽しみ方を提案できたら良いよね、と。
そんな方々に楽しんでもらえるライド企画ってなんだろう?とみんなで考えた結果。
それは「ポタリング」だ!という結論がでました。
目次
自転車とパン屋さん巡りはとても相性がいい
自転車に乗って、色々なお店の美味しいものを食べて、最後はカフェでコーヒー。
まるでツール・ド・フランスのように、ポタリングをしてみる企画はどうだろう、と。
フランスの食べ物って言ったら「パン」だよね?おいしいパン屋さんをスポーツバイクで巡るライドをしよう!
そこで、青山パン祭りを主催するパンのスペシャリストBreadLabさん達の力をお借りして、そんな素敵で美味しいライドイベントを開催することになりました。
その名も「ツールドブーランジェリー」
もちろん、訪れるのはすべて「フランス系パン屋さん」です。
それでは、先日開催した、第1回「ツールドブーランジェリー」のイベントレポートをお送りします。
お天気は下り坂、でも皆さん元気に世田谷公園に集合
台風の接近がちょっと心配なとある10月の週末。
集合場所に参加者の皆さん、総勢11名。
スポーツバイクに初めて乗る方もいるので、FRAMEでもお馴染み、「Viking the Mentenance」のメカニック・石橋さんから念入りに乗り方や交通ルールを教えてもらいます。
今日のコースは、パン屋さん6軒とカフェ1軒の計7箇所、走行距離10キロを走ります。
- ボネダンヌ(三宿・地図B)パン
- レサンクサンス(西太子堂・地図C)パン
- スドウ(松陰神社前・地図D)パン
- グリオット(駒沢・地図・E)パン
- トシオークーデュパン(都立大・地図F)パン
- クピド!(奥沢・地図G)パン
- ONIBUS COFFEE(奥沢・地図H)コーヒー
きちんとヘルメットを被って、そして「ツールドブーランジェリー」オリジナルのサコッシュも装備して、それでは出発です。
スポーツバイクは、車道走行が基本。きちんと一列で走ります。
今回の「ツールドブーランジェリー」では、GIANT社にクロスバイクをお借りしました。
女性向けのクロスバイク、ジャイアント・LIV。
きちんと防寒したパンツスタイルなら秋冬のスポーツバイクライドもへっちゃらです。
人気のモデルジャイアント・エスケープR3もお借りしました。皆さん思い思いのファッションスタイルで、とても格好いいですね。
1軒目 三宿「ブーランジュリーボネダンヌ」
スタート地点から走ること10分。ブーランジュリーボネダンヌに到着しました。
レトロなタイルやフランス小物に彩られたこじんまりした店内。
フランス製の石窯で焼いた伝統的なパンと焼き菓子のお店です。オーダーしてから作ってくれるフランスパンのサンドイッチがあります。
お店の方の一推しパンは、りんご丸々1個使った「タルト・オ・ポム」。
層になって重なったりんごが花のようですね!
2軒目 西太子堂のレサンクサンス
さて、ボネダンヌから西に移動すること10分弱。今度は世田谷通り沿いのネイビーブルーが鮮やかなレ・サンク・サンスへ。
こちらももちろんフランスのお店。バゲットを購入するメンバーも。
そんな待ちきれない食いしん坊さん用に、お店の外には小さなイートインスペースもあります。
3軒目 松陰神社前 スドウ
さてお次は、世田谷線松陰神社前駅目の前のスドウ。が、なんと人気店過ぎて、入店するのに長蛇の列が…。次のお店に行く時間があったので、残念ながら外から眺めるだけになってしまいました。ぜひ再挑戦したいです!
4軒目 駒沢 グリオット
駒沢公園を右手に見ながら駒沢大学駅を背に走ること数分。都会的でかっこいい店構えのグリオットに到着。
こちらのお店は特に小麦粉にこだわっているそう。
ちょうど雨雲が近づいてきていたので、通り過ぎるまで地下のカフェで、パンを食べながら雨宿りしました。
無事雨雲をやりすごした参加者たちは、お見送りにきてくれたシェフと来店記念撮影。
シェフに手を振り、次のお店へ向かいます。
5軒目 都立大 トシオークーデュパン
5軒目は、駒沢からグッと南下して、都立大の目黒通り沿いトシオークーデュパンへ。
ここのおすすめは2種類のフランスパン!
シェフがパリ修行時代に毎日食べた思い出の「バゲット」と伝統的な作り方の「トラディショナル」。
参加メンバーはどちらを買うか、相談しあって決めていました。
6軒目 奥沢 クピド
都立大を出たら、さらに南下して…到着したのが、クピド。残念ながらこちらのお店、店内は撮影禁止。こちらのお店の特徴は、フランス料理のお惣菜もいっしょに売っていること。そしてフルーツたっぷりのデニッシュ。
休日のランチタイムは店内に数席イートインスペースもあるので、ぜひ行ってみてくださいね。
ひっきりなしにお客さんが出入りします。人気のお店なのが伺えますね。
ゴール!奥沢 オニバスコーヒー
走行距離10キロのライドのゴールは、奥沢駅前のオニバスコーヒー。
実は、こちらのお店のバリスタ山口さんは今回の参加者。自転車に乗っていた格好から、バリスタエプロンに着替えて美味しいコーヒーを入れてくれました。
小雨がぱらつく肌寒い気温の中、無事「ツールドブーランジェリー」を完走した参加者たちは、ホッとひと息です。
ゴールの後は
今朝、初めて会ったばかりの参加者のみなさん。ライドを楽しみながら、そしてパンを味わいながら、過ごした時間のおかげか、昔からの友達のように和気あいあいと楽しげにコミュニケーションしていたのが印象的でした。これ、ライドの魅力かも。
あとがき
まだスポーツバイクにあまり縁の無い方にも自転車の楽しみ方を知ってほしい!と企画した、今回の「ツールドブーランジェリー」。
参加者の皆さんからは「とっても楽しかった」、「もっと走れそう」、「こんなにいろいろなパン屋さんがあったなんて」などの感想をいただきました。
とっても楽しんでいただけたようで、編集部メンバーも、その声を聞いてすごく嬉しいです。
次回告知
さて、お送りしてきたように大好評だった第1回「ツールドブーランジェリー」。
間を明けずに、第2回の開催が決定しました!
おいしくてオシャレなパン屋さんを最新クロスバイクで巡る楽しいツアー!ぜひあなたもご参加ください。
詳しくは以下のサイトをご覧くださいませ。
Photos by Kenta Onoguchi, Seiya Matsumura and Kenta-san
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WRITTEN BY4piko
どピンクのFUJIABSOLUTE Sに乗って早8年。思い立ったらロングライド派。サイクルジャージは持たない等身大自転車ガール。 座右の銘はTry a little bit, with my buddy.地元いばらきで自転車女子コミュニティをまったり運営中。 https://www.instagram.com/tryangir/