オーストラリアで100kmライド「B2GC」は初海外イベントにピッタリ

みなさんこんにちは、今回はFRAMEのYouTubeチャンネルに出演している私、マツムラとサイクリングマンがブリスベンtoゴールドコーストサイクリングチャレンジ(略称:B2GC)に参加するためにオーストラリアに行ってきました。

B2GCとはブリスベンからゴールドコーストまでの100kmのコースを走るファンライドイベントで、毎年数多くの参加者が集まるオーストラリアでも最大のサイクリングイベントです。今回はB2GCのが楽しかったぜ!っていう事をお伝えします。

B2GCは初海外イベントにオススメ!

▲B2GCを完走したサイクリングマン(左)マツムラ(右)
▲B2GCを完走したサイクリングマン(左)マツムラ(右)

海外の自転車イベントに参加するって、ハードルが高そうと感じてしまいますが、今回B2GCに参加してみて分かったのは「イベントだからこそサポートが充実していて参加しやすい」ということ。
実は飛行機輪行が初めての筆者、最初は不安でしたが、カンタス航空のロビーで輪行用のダンボールを受け取ってバイクを入れて、あとはスタッフの方についっていって手荷物検査を受けるだけ。簡単すぎてあっけないほどでした。(ダンボールは事前申し込み制)

▲空港まではいつも通り輪行して、ダンボールに詰めかえるだけ。
▲空港まではいつも通り輪行して、ダンボールに詰めかえるだけ。

海外旅行の交通手段として、バスや電車を使うのも良いのですが、自転車でしか発見できないことも沢山あります。風の匂いや現地のサイクリストとの交流、自分の力で異国の地を走り回る充実感。皆さんもぜひ味わってみてください。

ワクワクが止まらない朝

▲早朝から元気一杯のサイクリングマン、ファンライドでゆるぽた詐欺を計画している顔です。
▲早朝から元気一杯のサイクリングマン、ファンライドでゆるぽた詐欺を計画している顔です。
▲今年は悪天候ながら4000人もの参加者が集まりました。
▲今年は悪天候ながら4000人もの参加者が集まりました。

明け方にブリスベンの中心部に集結する4000人ものサイクリスト、ロードバイクに限らずクロスバイクやマウンテンバイクで参加する人も多く見いました。
辺りはオシャレなジャージを身にまとった人がいっぱいで、イベントという非日常的な空気感に心拍数が上昇するのを感じます。

▲(左)自転車YouTuber サイクリングマン (右)ゆるぽたの伝道師マツムラ(筆者)
▲(左)自転車YouTuber サイクリングマン (右)ゆるぽたの伝道師マツムラ(筆者)
▲タンデム自転車の参加者も。ロードバイクはもちろん、クロスバイクやマウンテンバイクもチラホラ。
▲タンデム自転車の参加者も。ロードバイクはもちろん、クロスバイクやマウンテンバイクもチラホラ。

バスレーンを走る貴重な体験

ブリスベンの中央部をスタートし、すぐにバス専用道に入り、17kmもノンストップで走り抜けていきます。いつもはバス専用の道ですが、大会のために時間限定で封鎖して自転車の走行のみに制限されています。おしゃべりしながら走ったり、中にはトレインを回しながら高速巡航していくグループもいました。

マツムラ「サイクリングマン!速度上げないでね!ゆるぽたゆるぽた!」

サイクリングマン「え?」ガチャン(ギアを上げる音)

マツムラ「またゆるぽた詐欺だぁぁぁ!

▲停留所で待ち構えて...ナイスピースいただきました。
▲停留所で待ち構えて…ナイスピースいただきました。
▲17kmノンストップで綺麗な道を走り続けられます。
▲17kmノンストップで綺麗な道を走り続けられます。

市街地を抜けると、そこは大自然

バス専用道を使って市街地を抜け、郊外を走り抜けるとダイナミックなオーストラリアの自然が待ち受けます

▲右も左も牧場か畑しかない、まっすぐな一本道。家の裏に欲しい。雨だったけど気持ちよく走れた!
▲右も左も牧場か畑しかない、まっすぐな一本道。家の裏に欲しい。雨だったけど気持ちよく走れた!
▲開放感溢れる道を快走するサイクリングマン。
▲開放感溢れる道を快走するサイクリングマン。
  ▲前輪がやたら大きい自転車「ペニーファーシング」に乗っているおじさまも。
▲前輪がやたら大きい自転車「ペニーファーシング」に乗っているおじさまも。
▲牛牧場のオージービーフ、いつもお世話になってます。
▲牛牧場のオージービーフ、いつもお世話になってます。
▲広い道をただひたすらに走り抜けられるのも、このイベントの楽しみ。
▲広い道をただひたすらに走り抜けられるのも、このイベントの楽しみ。

補給もライドの醍醐味だよね

B2GCでは43kmと80kmの地点の二箇所にエイドステーションが設けられています。補給食はもちろん、ボトルに水を入れられますし、怪我をした時の応急処置やメカトラブルが起きた時のためのメカニックブースもあります。サポート体制が充実しているので、ビギナーのサイクリストの方にもオススメできるイベントです

43km地点の第1エイドステーション

▲お腹ペコペコなマツムラ、ポージングがぎこちないですね。
▲お腹ペコペコなマツムラ、ポージングがぎこちないですね。
▲バナナはすぐにエネルギーになるので、サイクリングに最適。
▲バナナはすぐにエネルギーになるので、サイクリングに最適。
▲オーストラリアのエナジーバー「Winners」
▲オーストラリアのエナジーバー「Winners」

80km地点の第2エイド

▲さすがカフェ文化の発達したオーストラリア。移動販売のカフェがエイドステーションで営業しています(有料なのでお金は持って走りましょう)
▲さすがカフェ文化の発達したオーストラリア。移動販売のカフェがエイドステーションで営業しています(有料なのでお金は持って走りましょう)
▲第2エイドはエナジーグミとフルーツバンズ。
▲第2エイドはエナジーグミとフルーツバンズ。

100kmの旅路も終わり、ゴールドコーストに到着

第2エイドを過ぎたら残りは20kmあと少し、この楽しいイベントも残りわずか…と考えると寂しさも感じます。速い人たちの中には一度ゴールしてから折り返す「おかわり」をしている方もいたので、走り切れる方はぜひ。

▲オーストラリアは自転車レーンがしっかりと整備されているので、安全に走れます。
▲オーストラリアは自転車レーンがしっかりと整備されているので、安全に走れます。
▲マウンテンバイクの参加者も多くいました。
▲マウンテンバイクの参加者も多くいました。
▲ゴールドコーストの中心部をバックに記念撮影。左手に海を眺めながら走れます。
▲ゴールドコーストの中心部をバックに記念撮影。左手に海を眺めながら走れます
▲ゴールゲートを通過、100km走ったのに疲れを一切感じさせない笑顔です。
▲ゴールゲートを通過、100km走ったのに疲れを一切感じさせない笑顔です。
▲ゴール地点に待ち構えていた出店のグルメ、ポテトにソースとマヨネーズ。ハイカロリー最高。
▲ゴール地点に待ち構えていた出店のグルメ、ポテトにソースとマヨネーズ。ハイカロリー最高。
▲ゴールしたら自分のバイクをトラックに預けます。
▲ゴールしたら自分のバイクをトラックに預けます。
▲サイクリストはバスに乗ってブリスベンまで帰れます。もちろんバイクを預けたトラックと一緒に。
▲サイクリストはバスに乗ってブリスベンまで帰れます。もちろんバイクを預けたトラックと一緒に。

B2GCに参加したい方は

来年のB2GCは9月15日 (日)開催
エントリー期間は2019年 3月11日(月)~8月20日 (火)
となっています。
ツアーパックも用意されているので、海外旅行慣れしていなくても簡単に参加することができます。

B2GC公式サイトへのアクセスはこちら

B2GCの内容を動画でも紹介しています

写真 : 松村誠也

提供:Global Ride
Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BY松村 誠也

松村誠也 フォトジャーナリスト/ライター/サイクリスト 一年ほど前から自転車にどっぷりハマり、登れないけどヒルクライムを少々、マイペースにカメラを担ぎながら走っています。

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