攻撃的!cervélo(サーヴェロ)の2016モデル

筆者が愛してやまないcervélo(サーヴェロ)。伝統的な背景を持つBianchiやDE ROSAに比べるとまだまだ若い印象を受けるこちらのメーカーですが、どのモデルも素晴らしい性能のものが揃っています。

その中でも、TTによく見られるエアロフレームをそのまま流用した[S5]が最もcervéloらしい車体といっても過言ではありません。極限まで研究された空気力学を用いたフレームは攻撃的で、自らの身体を最大まで加速させてくれます。

まさに社名の意味でもある「頭脳を持つバイク」という言葉ががふさわしいですね。さて、そんなcervéloの2016年モデルが発表されましたので、いくつかご紹介したいと思います。

安心のミドルクラス ? R2

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(出典:cervélo)

[R2]は上位グレードのエアロ技術とフレーム精製素材”スクオーバル3™”を流用することにより、軽量でエアロダイナミクスに優れた車体を生み出すことに成功しました。

前モデルよりも空力抵抗?4ワット相当削減しているため乗り心地は抜群です。

また、インターナルケーブルのため見た目がすっきりするのに加えて”フューチャー・プルーフ・ケーブル・マネージメント”システムで将来のコンポーネント交換にも対応。

電動や油圧式システムへのグレードアップも可能なため、非常に長く乗り続けられる一台となりますね。(参考価格:430,000円)

確実な性能 – R3

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(出典:cervélo)

プロユースながらリーズナブルな価格を実現した[R3]。軽量かつ剛性も強化されたこの車体はヒルクライムにもスプリントにも対応できる優れもの。

弱ペダでは新開さんがこの2012モデルに乗っているのが印象的でしたね。(参考価格:570,000円)

エアロロードバイクの新世代 – S2

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(出典:cervélo)

エアロ軌条として最も規範的なビジュアルといわしめる[S2]。通常エアロフレームというと初心者には使いづらく、慣れるまで時間がかかるというのが多くのケースでした。

その常識をcervéloは覆します。一度乗るだけでも忘れられないその驚異的な巡行性能はライダーを虜にするでしょう。

誰にでも扱いやすく、その性能を思う存分体感できる。cervéloの原点を味わいたいのであれば外せないモデルです。
(参考価格:460,000円)

プロユーズドのハイレンジモデル – S3

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(出典:cervélo)

下位モデルの[S2]よりもさらにエアロ効果を期待できる[S3]。

新しく開発された翼状断面形状のチューブと大口径のテーパードステアリングコラムを採用して設計されたフレームは、cervéloが提唱するエアロダイナミクスの利点をすべて投入されています。

1,000mg未満に重量を落としたフレームは狙ったコースを走り抜けるのに快適なライディングをサポートしてくれることでしょう。

その性能は2014年に行われた“ツール・ド・フランス”でガーミン・シャープ選手に採用されるなど、確かなスペックを誇っています。(参考価格:600,000円)

究極のエアロロード – S5

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(出典:cervélo)

お待たせしました!筆者が世界一愛するロードバイクモデル[S5]です。

ご覧くださいこの戦闘力の高いビジュアル!エアロに特化したフレームとディープリムとの相性は抜群なことはもちろん、大きくシートチューブへ食い込んだリアタイヤは空気の巻き込みを防ぎ、全後方からの風を受け流してくれます。

従来のモデルよりも21.3ワットものパワーセーブを実現し、設計の見直しから様々な箇所の剛性が大幅にアップ。

操作性、路面追求性は最高レベルです。お金を貯めて是非とも購入したい一台ですね!(参考価格:1,200,000円)

最後に

色々と私の主観が入り混じった記事となってしまいお見苦しいところがあるかもしれませんが、cervéloが造るロードバイクは本当に素晴らしいものばかりです。

これほどエアロに命を懸けているメーカーはまずいないでしょう。

自らの走りをより強靭なものへ変えたいのであれば、是非とも検討したいところですね。

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WRITTEN BYonzk

毎日往復50kmを通学する学生サイクリスト。ホームセンターに売られていたノーブランドのクロスバイクをドロップハンドルへ改造した事からロードバイクに目覚め、現在はSCULTURA 400を所有。冬にはスキーを嗜む。

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