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自転車泥棒を撃退!鍵の種類や鍵のかけ方など盗難を防ぐ5つの方法

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自転車で出かけて用事を済ませ、さぁ帰ろうと思ったら、自転車が無い!!なんて経験をした人は多いのではないでしょうか。警察庁の資料(※1)によると、自転車の盗難件数は通報されているだけで約34万件(平成23年度)に達します。自転車を盗られてしまうのは心にもお財布にも大きなダメージです、まして高価なロードバイクや一緒に色んな場所に行った思い入れのある自転車ならそのダメージは計り知れません。

この記事では、自転車の盗難を防ぐための5つの方法と、それでも盗難にあってしまった場合に備えて、盗難保険をご紹介します。

(※1)警察庁「平成23年度の犯罪情勢 35ページ “自転車盗の認知・検挙状況の推移”」

どんなときでも鍵をかける

鍵をかけていなければ自転車は3秒で持って行かれてしまいます。事実、盗難される自転車のほとんどは鍵をかけてない状態で盗まれています。(※2)

プロの空き巣の犯行時間は平均で5?10分と言われており、犯行に時間をかけるほど捕まる確率が高まるため、彼らは驚くほど短い時間で犯行を行うそうです。

自転車に関しても、泥棒は犯行時間が長くなる事を敬遠する傾向があるそうです。もし自分が自転車泥棒だとして、鍵がついていなければ、それだけでもターゲットの自転車になりえるのです。「すぐに戻るから・・・」と油断せず鍵をかけましょう。

(※2)警察庁「平成23年度の犯罪情勢 35ページ “自転車盗の施錠の有無別認知件数の推移”」

頑丈な鍵を複数使う

鍵をかけたらそれで安全!・・・ではありません。たとえば、大きなワイヤーカッターがあれば、たいていのワイヤーロックは5秒で切ることができます。鍵を簡単に壊す方法があるため、盗難にかかる時間を増やすためにも鍵は最低2個つけましょう。

また、基本的に価格が安い鍵ほど壊しやすいものだと考えてください。高い鍵は壊しづらい素材で作られているなど、高い理由があります。

頑丈な鍵として有名なのが、アメリカ・クリプトナイト社の製品。一番高い製品で30,000円、安くて5,000円という高額な価格ですが、世界最高レベルの防犯性能を誇ります。一部製品には50,000?80,000という高額な盗難見舞金制度が設定されている事からも、メーカーの自信がうかがえる製品です。大事な自転車には壊しづらい鍵を複数使いましょう。

鍵のかけ方を工夫する

鍵をかけるテクニックの基本は「地球ロック」です。これは、地面に固定された構造物(標識のポールや柵など)に自転車を固定する方法です。鍵をかけても自転車ごと車で持っていかれることもあるため、地球ロックが可能な場所ではこの方法をとりましょう。

また、ホイール部分への鍵は要注意!マウンテンバイクやロードバイク、クロスバイクなど、ほとんどのスポーツバイクは輪行や修理がしやすいよう、すぐにホイールを取り外せるようになっています。加えて、ほとんどのスポーツサイクルは六角レンチがあれば、かなりの部分を分解できてしまうため、サドルやホイールだけ盗られた!なんてことも起こりえます。

基本的には、切断が容易ではないフレーム部分を地球ロックして、別の鍵でサドルやホイールなど取り外しやすいものをフレームに固定しておきましょう。

 

置き場所を工夫する(屋外編)

自転車を盗られるかどうかを分けるのは、自転車を停める場所が大きく関係しています。人目につくよう、なるべく人通りの多い場所に停める。街頭などで照らされた、明るい場所を選ぶなど、自転車泥棒が犯行しづらい場所を選びましょう。

置き場所を工夫する(駐輪場編)

安全なように思える駐輪場に停める場合にも、注意が必要です。管理人さんがいる自転車置き場でも、隙をついて盗難してしまう場合もありますし、暗証番号で管理されている“エコステーション21”などの有料駐輪場でも自転車が盗まれてしまうケースがあるようです。駐輪場だからと安心せず、鍵は必ずかけましょう。

駐輪ラックが2段になっているところでは、上段に置くことで自転車を下ろす時間が余分にかかり、盗まれづらくなるので駐輪テクニックのひとつとして覚えておいてください。

それでも盗られてしまった時のため、盗難保険に入っておく

クレーン付きのトラックで派手に盗むなど、新手の盗み方も増えているようで、どれだけ注意をしていても、盗難されてしまう場合があります。その時に備えて、高価な自転車には盗難保険をかけるのがおすすめです。

現状で自転車盗難保険を提供する会社は少なく、“マサルでもわかる自転車保険”の保険比較ページにあるように、メーカーの盗難保証や家財保険などを除き、ほとんど見当たりません。

そんな数少ない自転車盗難保険のひとつが「ちゃりぽ」 です。

年間の保険料は自転車価格の7%。サイトで価格を見積もりできるのですが、例えば5万円の自転車なら1年間で3,500円、10万円の自転車ならば1年間で7,000円の保険料になります。盗難された場合の補償は自転車価格の70%が補償され、ホイールなどの部分盗難にも対応。

注意点として、
・購入後1ヶ月以内にしか加入できない
・自転車の防犯登録に加入しなければいけない
・鍵をかけずに盗難された自転車は補償外
・自転車放置禁止区域で盗まれた場合は補償対象外
・補償期間は最大2年まで

などいくつかの制約もありますので、注意してください。詳しくは「ちゃりぽ」のサイト内で説明されているので、保険加入を検討されている方はご一読をおすすめします。警察庁の統計報告(※2)では、盗難された自転車の50%が鍵をかけていない状態で盗まれているそうです。ひょっとしたら、鍵をかけずにコンビニに入ったちょっとした時間なんかが一番危ないのかもしれませんね。

上に挙げた5つの方法以外にも盗難を防ぐ方法はいくつもあります。盗難保険と併用しながら、大切な自転車を守っていきましょう。

(※2)警察庁「平成23年度の犯罪情勢 35ページ “自転車盗の施錠の有無別認知件数の推移”」

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