御堂筋くんがキモッ!弱虫ペダル動画の裏話をコミケで聞いてきたっショ!
8月15日(金)?17日(日)の3日間、東京国際展示場 (東京ビッグサイト)で開催された、コミックマーケット86。前編で紹介したフォトレポートに続き、後編ではKDDIアニメパスチームが制作し、現在大反響の“あの”動画の紹介や撮影の舞台裏をご紹介します!
KDDI社員が全力で取り組むOPムービーがスゴイ
まずは、この動画をご覧ください
「弱虫ペダル」オープニング映像を見たことがない方へ。(比較編)
何がスゴイかって、これ全部KDDIの社員の中から有志で参加したメンバー
ん!?自転車乗ってない?
というか… 御堂筋くん、やっぱりキモっ!
ということで… 動画撮影の舞台裏、中の人に聞いちゃいました。
音もなく加速する“山神” 東堂 尽八 役
KDDI株式会社 新規ビジネス推進本部 auスマートパス推進部 課長補佐 野又 友視さん
アキバ大好きクライマー 主人公の小野田 坂道 役
KDDI株式会社 広報部 報道グループ 主任 米谷 亮比古さん
ー まず、今回KDDIがコミケ86に出展した経緯を教えてください
野又: 昨年、KDDIは「ラッピング基地局」に進撃の巨人の調査兵団仕様の「人間Wi-Fi 隊(もちろんKDDI社員)」を出動させていました。そして、今年は「弱虫ペダル」とアニメ見放題「アニメパス」がコラボしたブースの設置や、「弱虫ペダル」Wi-Fi・車載型基地局を設置しました。
KDDIとしては、コミケはリアルな場でお客様との接点を持てるいい機会だと捉えています。
ー ところで、アニメパスってどんなサービスですか?
米谷: 「アニメパス」は、月額400円 (税抜)で、今人気の作品から懐かしの名作アニメまで、選び抜いた約500タイトルを見放題で提供しているサービスです。さらにアニメ情報誌「月刊ニュータイプ」(発行/KADOKAWA)とのコラボレーションにより、アニメをより深く知り、楽しめる情報コンテンツをお届けしています。また、現在は「弱虫ペダル」をメインにプロモーションキャンペーンを行っています。
ー 「弱虫ペダル」×「アニメパス」のプロモーション動画を作成した背景を教えてください
野又:?「アニメファンが認めるアニメパス」をテーマにしていたので、「弱虫ペダル」の動画でKDDI社員の本気度を表現したかったんです。社内でも「弱虫ペダル」が好きな社員が多くいたので、出演者は今回の企画を知って自ずと集まってきました。
実は、決して登場人物に似ているメンバーを上から指名したのではなく、盛り上がりながら社員の立候補や推薦でキャストを決定したんです。そのため、高校生漫画なのに40代の社員も参加していたり(笑)
ー たしかに本気度が伝わってきました!ところで、社員の方々をキャストにした撮影は順調でしたか?
野又: 撮影は外とスタジオで2日に分けて行いました。合計24名の社員が出演したんですが、忙しい仕事の合間を縫ってスケジュール調整するのは大変でしたね。
外で撮影する日は、台風が近づいていて大雨の予想だったんです。でも自転車って雨の中も走りますし、メンバーのスケジュールもおさえていたので天気が悪くても決行しようと!本気度もより伝わりますし(笑)でも、なんとか雨にはならずに撮影を行えました。
米谷:あと…実は主人公の坂道役の私が寝坊してしまって…。朝5時渋谷に集合だったんですが、目が覚めたのが5時半(!)。電話の不在着信が初めて2桁を越えていました(笑)いや、笑いごとではないんですが、家が集合場所から近かったのでなんとか撮影には間に合いました。
野又: そういえばそんなことありましたね!米谷さんは主役で出演時間が一番長い人だったので、8時から撮影終了の16時までずっと頑張ってくれましたよ!
ー その努力のかいもあって!?動画公開後、反響がスゴかったですよね!
野又: そうですね!Twitterやニコニコ動画などで情報拡散されネット上での反応は良かったですね。動画は35万以上視聴され、ある記事では6500以上RT(Twitterのリツイート)されました。認知度向上の点ではキャンペーンの効果を実感しています。
また、「弱虫ペダル」は女性ファンが多いんです。先日、TV第1期シリーズ全38話の一挙上映会を江ノ島で開催したんですが、参加者はほとんど女性でした。今日のコミケ会場を見ても、女性のコスプレイヤーが多いですよね。私もアニメパスの動画で出ているのですが、実は女性に人気の東堂 尽八役なので、さすがにファンに申し訳なくて(笑)
ー 弱虫ペダルにかける想いを教えてください
米谷:私なんてロードバイクを購入しちゃいましたからね!車種はcannondaleのSUPERSIX EVO。「弱虫ペダル」に登場する手嶋純太が好きでこの車種にしました。これを機に、自転車に乗る人が増えると嬉しいですね!
野又: 私はもともと自転車が好きで、Bianchiに乗っていました。街乗りでもなじむクロスバイクでカッコイイイかつ、かわいい自転車だったので気にいっています。「弱虫ペダル」に関しては、気合いが入った動画を作ったので、社員にとっては我が子のような存在だと思っています。
ー では、最後にファンにメッセージをお願いします。
野又:?「弱虫ペダル」×「アニメパス」のプロモーション第一弾は9月末まで続きます。それまでハイケイデンス(高回転)で漕いでいきますので、期待していてください!
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WRITTEN BY松田 然
合同会社スゴモン代表兼ライター。旅をしながら仕事をするスタイルを取り入れ、自転車で日本全国47都道府県を走破。働き方や旅、自転車を中心にこれからのライフスタイルのヒントをブログなどで発信中! http://moyulog.com/