前回の記事で触れましたが、ホダカ株式会社はkhodaa bloom、Momentumのほかにmarukin(マルキン)ブランドを展開しています。むしろ両ブランドがそれぞれ2007年、2010年からの展開に対して、1977年とずっと古くから同社を支えてきたブランド。でも実は更にその前の1932年に産声を上げたブランドでもあります。今回はそんな古くからある自転車ブランド、マルキンについてご紹介します。
マルキンとは
マルキンとは1932年に創業された丸金自転車株式会社のもともとはブランド。1977年に同社が倒産した際に、ホダカ株式会社が商標を買収という形で継承した経緯があります。当時の丸金自転車は、関東では品質優秀で有名だったため、年配の方によっては、いまだにそのイメージを持っています。ちなみに現ブリヂストンサイクルの前身企業の創業は1949年とあり、それよりも古い歴史があります。
さてそんなマルキンですが、現在はそのコンセプトに合わせて4つのカテゴリーで展開をしています。これからそのカテゴリーと車種を紹介していきます。
マルキンハイブリッド
1つ目に紹介するカテゴリー「マルキンハイブリッド」は、その名前から連想される通り、電動アシスト自転車です。「頼れる3つのポイント」として、「乗り心地」「便利機能」「安心サポート」を特徴に掲げています。特に「安心サポート」として、【傷害保険(個人賠償責任補償1億円)】【3年間盗難補償】【品質長期保証】がついているのは嬉しいですね。写真は同カテゴリーの車種、レアルタシティHB273-G(?138,000)です。
マルキンオリジナル
2つ目の「マルキンオリジナル」は、同ブランドを代表するカテゴリー。コンセプトにある通り、日本人が自転車を使用する最も多い手段「移動」に最適化した製品ラインナップを揃えています。小カテゴリーもまさにその目的を想起させる名称でわかりやすいです。
マルキンライフスタイル
3つ目のカテゴリー「マルキンライフスタイル」は、マルキンのブランドコンセプト「カジュアル」にデザイン性を加えたもの。写真掲載している同カテゴリーの車種、フロートミックス246-G/266-G(オープン価格)も確かにカジュアルさとどこかキュートなデザイン性が共存しているモデルですね。
マルキンアクティブ
最後のカテゴリー「マルキンアクティブ」のコンセプトは「7DAYS BIKE」。スポーツ車、ママチャリ両タイプの特徴を補完しあって、平日も週末も機能的かつ活発に自転車が乗れるというもの。実際4つある小カテゴリーとしても、ロードバイク、クロスバイク、MTBを彷彿させる外観となっています。
いかがでしたでしょうか?時代の変化とともにデザインなどは刷新されているでしょうが、マルキンブランドの根底にある「カジュアルさ」は決して失われていないことが分かります。ホダカ直営店はもちろん、全国の自転車店での取り扱いがあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。