初めてでも大丈夫!キャンプに持って行きたい道具・持ち物リスト

初めてのキャンプに出かけるとき、多くの方は持ち物に不安を抱くのではないでしょうか。屋外という特殊な環境であるがゆえに、ホテルや旅館に泊まる旅行に比べて、準備はより入念に行っておきたいものです。

そこでこの記事では、「生活用品」「食事用品」「衛生用品」の3つのカテゴリー別に、必須アイテムとプラスアルファで準備しておきたい付属品についてリストアップしました。

これさえチェックしておけば、基本はバッチリです。キャンプの予定を控えている方は、ぜひチェックしてみてください。

【生活用品1】テント+シートとマット

キャンプの必需品と言えばテント。防水性のある収納バッグ付きの軽量タイプ(重量は約2kg、幅70cmくらい)を選ぶと、持ち運びに便利です。

テントと一緒に準備しておきたいのが、シートとマットです。これがあると、寝心地が格段に良くなります。大きめのブルーシートを2枚用意しておくと、その上で寝袋などを乾かすこともできて非常に便利です。マットは厚手で柔らかいものをおすすめします。

【生活用品2】寝袋+枕

キャンプで大活躍する寝袋。最近では、コンパクトで軽量なものが数多く販売されています。季節や環境に応じた夜間の冷え込みを考慮して、対応温度表示は必ずチェックして選びましょう。

また、あると嬉しいのが枕です。空気で膨らむタイプなどは荷物にもならないため、自分に合ったものを準備して、寝袋と一緒に持っていってください。

【生活用品3】タープ+軍手

日差しや雨をさえぎるタープは、さまざまな場面で活躍してくれます。壁のないヘキサタープと、壁のあるスクリーンタープがありますが、より軽量で持ち運びやすいのはヘキサタープです。重量は2kgほど、幅50cm前後の収納バッグが付いたタイプがおすすめです。

合わせて持っていきたいのが、軍手です。テントやタープの設営時に装着すると滑りにくく、手の保護にも役立ちます。

【生活用品4】ライト+携帯ライト

テント内や周辺を照らす照明としてライトは欠かせません。自転車のライトを外して利用することもできます。
固定するライトの他に携帯ライトがあると、キャンプ地の散策などで重宝します。

【生活用品5】履きかえ用の靴+靴カバー

同じ靴を一日中履いていると、足がむくんだり臭いがこもったりします。キャンプ地に着いたらサンダルなどに履きかえて、足を休ませましょう。

沢などではサンダルや靴が濡れてしまいますから、靴カバーも揃えておくと安心です。

【食事用品1】調理器具・食器セット+ドライネット

自宅用食器は重くてかさばるため、コンパクトなキャンプ用品を購入しておくと便利です。直接火にかけられ、食器にもなるアルミの食器と調理器具(トング・お玉など)がセットになったものや、お皿・カップ・箸やスプーンなどのカトラリーのセットなどがあります。紙コップや紙皿は、アウトドアだと風に飛ばされてしまう可能性が高いため、プラスチックやアルミなどが適しています。

また、洗った食器を置いておくドライネットも一緒に用意しておきましょう。屋外では、洗った食器の置き場に困るものです。ドライネットに入れておけば、清潔に乾かすことができます。

【食事用品2】コンロ+鍋敷き

屋外での調理は、キャンプの醍醐味の一つ。バーベキューセットや簡易コンロは、必需品と言えるでしょう。持ち運びに便利なのは、収納カバーや取っ手が付いたカセットコンロです。

トップカバーを閉じればそのまま片付けることができ、縦置き収納もできるため、自転車で持ち運ぶこともできます。バーベキューの場合は、炭やカセットガスなどの燃料、チャッカマンも忘れずに準備しましょう。

また、熱い鍋などをテーブルに置く際、鍋敷きがあると便利です。ゴム製の鍋敷きを用意しておけば、熱い取っ手を掴むときなどにも重宝します。

【食事用品3】テーブル+折りたたみイス

料理を並べるテーブルは必需品の一つです。コンパクトに折りたたんで収納袋にしまえるアルミ製ロータイプで、重量700g・耐重量30kg程度のものが人気です。

アウトドアでは、丸太や大きな石などがあればイス代わりに利用できますが、イスがあるとより快適にくつろげるものです。軽量な折りたたみ式のタイプをおすすめします。

【食事用品4】アルミホイル+ラップ

食材を包んで火にかけるホイル焼きは、アウトドアの定番料理の一つです。残った食材を簡単に包むこともできるので、アルミホイルは必ず持っておきましょう。調理器具や食器の外側をアルミホイルで覆ったり、コンロの下に敷いたりすれば、片付けが楽になります。そのほか、重ねてまな板代わりにしたり、丸めてタワシとして使ったりと、何かと便利なアイテムです。

また、下ごしらえをした食材にかぶせたり、ご飯の残りをお握りにしたりするのには、ラップが役立ちます。アルミホイルと合わせて用意しておいてください。

【衛生用品1】トイレットペーパー+ウエットティッシュ

トイレットペーパーは、トイレの際はもちろん、掃除やケガの止血などにも役に立ちます。トイレ施設のない山などの場所では、水に溶ける分解性の紙を使い、他者の迷惑にならないようにきちんと処理することが大切です。

また、アウトドアでは水道がないことも多いため、ウエットティッシュもあると便利です。傷口を拭き取るのにも使えます。こちらも、分解性の高い紙を選ぶようにしましょう。

【衛生用品2】ロープ+カラビナ

洗濯物を干したり、荷物を固定したりと、用途がさまざまにあるロープは必ず持っておきましょう。トイレットペーパーをロープに通し、首にかけて使うという手もあります。

加えて、登山道具のカラビナがあると、ロープに食器や携帯電話、デジカメなどを簡単にくくりつけることができます。便利なだけでなく、紛失や盗難の防止にも役立ちます。

【衛生用品3】救急セット+栄養剤

虫刺されの薬、絆創膏やガーゼ、ピンセットなどがコンパクトにまとまった携帯の救急セットに、頭痛薬・胃薬・風邪薬なども入れておくと安心です。

また、キャンプ初心者だと予想以上に疲れてしまうことがあるため、栄養ドリンクやサプリメントも持っておくことをおすすめします。

【衛生用品4】保険証+お薬手帳

病院にかかることも想定して、コピーではなく正式な保険証を携帯しましょう。コピーでは10割負担が課せられます。
また、薬を服用している片は、お薬手帳も携帯することをおすすめします。

おわりに

初めてのキャンプに持っていくと便利な持ち物を、3つのカテゴリーに分けてご紹介しました。準備の際にぜひ活用して、万全な状態でキャンプを楽しんでください。

アウトドアに関するその他の記事はこちらをご覧ください!

(TOP写真:Ross Harmes

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

あわせて読みたい!

アバター画像

WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

他の記事も読む

pagetop