スポーツサンダルといえば、夏のカジュアルスタイルの定番アイテムです。最近ではファッション性の高いものも多く販売されており、おしゃれなタウン履きとしてもニーズが高まっています。
「さまざまなブランドの中からどれを買うべきか」と悩む皆さんのために、ここではデザイン性と機能性を兼ね備えた6つのスポーツサンダルをご紹介します。タウン履きにも、サイクリングなどのアウトドアスポーツにもぴったりなアイテムばかりです。ぜひ参考にしてみてください。
目次
Kaepa(ケイパ)の「ソフトタッチウォーターマリンシューズ」
(アルージェ) ARUGE Kaepa 親子ペアで使えるソフトタッチウォーターマリンシューズアクアシューズ / P3L
ケイパ は、1975年に誕生したアメリカのスポーツシューズブランドです。チアリーディングやバレーボールのサポーターブランドとしても知られています。
そんなケイパの「マリンシューズ」は、靴全体の柔らかさと伸縮性が特徴です。内側の縫い合わせがないことで靴擦れしにくく、フィット感もあるため、素足のような快適さを実現しています。
速乾性・排水性に優れたメッシュアッパー素材が採用されており、水の中でも靴が重くならず、洗っても直ぐに乾きます。手で絞って脱水できるほどの柔らかさと耐久性は、自転車でのアウトドア旅にもぴったりです。さまざまなパターンの凹凸が組み合わさった靴底は、滑りやすい場所でも足場をしっかりとキープしてくれます。
サイズは18cm?28cmの全11種類が展開されており、価格も税込み1,995円とリーズナブルです。家族みんなでお揃いにすることもおすすめします。
SHAKA(シャカ)の「フリーフォール」
南アフリカ共和国のサンダルブランドであるシャカは、1990年代に多くのファンに愛されたものの、アパルトヘイト後の混乱の中、2000年前半に一度消滅しました。しかし、十数年の時を経て復活し、再び注目を集めています。
そんなシャカの「フリーフォール」は、復刻当時からの人気シリーズです。90年代に特徴的なソールの形状、クロスした発色の良いウェビングテープをはじめ、くるぶし部分に左右に配置されたプラスチックパーツやアーチの角度まで、忠実に当時のデザインが再現されています。
復刻にあたり軽量化されたことに加え、ソールの強度・クッション性・足入れなどの機能性も高められ、日本市場に合わせた規格の見直しもなされました。ワイズ・踵カウンター・甲高のフィット感が向上し、インソールは土踏まずのアーチをやや高く変更して、歩行時の負担を軽減するつくりになっています。自転車のライディングにも、街中のおしゃれ履きにも適しています。
価格は税込で8,424円です。デザイン性と機能性、そして注目度の3拍子を兼ね備えた一足です。
Teva(テバ)の「ハリケーンXLT」
1984年、グランドキャニオンのリバーガイドによって生み出されたテバのサンダルは、フットウェア界に革命を起こした世界初のスポーツサンダルです。そんな歴史を持つテバの「ハリケーン」シリーズは、3点で足をホールドする独自のストラップシステムを採用した、テバの代表的なサンダルとして知られています。
EVAインソールによる快適な履き心地と、日常生活に必要な機能性と耐久性を備え、アウトドアからタウンユースまで、あらゆる場面で活躍してくれます。
かかとに搭載されたポリウレタン・EVA製のシューパッドが、着地時にかかる足への衝撃を和らげます。
また、環境にも優しい亜鉛を使用した技術で細菌と真菌の繁殖を抑制することに加え、素材に埋め込まれた抗菌製品の保護作用で、水洗いしても防臭効果が長持ちします。足に熱がこもりやすく、天候変化で水濡れすることもあるサイクリングのお供には、打ってつけといえるでしょう。
価格は税込みで7,344円です。強靭さと機能性の見事な調和が、アウトドア派にはたまらない魅力になっています。
Chaco(チャコ)の「ZX1ヤンパモデル」
チャコは、アメリカ人の靴職人マーク・ペイジェンが1988年に設立したブランドです。靴職人ならではの経験と知識を活かして作ったサンダルが評判を呼び、クチコミで人気が広まりました。
日常生活からレジャーシーンまで幅広く愛されるサンダルを目指した創業者のポリシーは、あらゆる人の足に対応可能な現在の形になって受け継がれています。さらに、足専門の整形外科医との協力で、人間工学的な面からも機能性の追求が続けられています。
そんなチャコの「ZX1ヤンパモデル」は、チャコの人気モデル「ZX1」に、軽量で高性能なビブラムヤンパソールを搭載した日本限定モデルです。
自由に調節できる2本のウェビングストラップはフィット感抜群。フッドヘッドは弾力性が失われにくいポリエチレン製で、疲れを軽減させる設計になっています。価格は税込みで9,720円です。
KEEN(キーン)の「ユニーク」
2003年、アメリカのカリフォルニア州で誕生したキーンは、靴というカテゴリーを超えた「ハイブリッド・フット・ウェア」として、世界中のユーザーから支持されています。スニーカーとサンダルの良さを掛け合わせたスニーカーサンダルともいわれており、カラフルなデザインが目を引きます。ソックスとのコーディネートもしやすく、服装を選ばない点も魅力です。
そんなスポーツサンダルに新風を巻き起こした「ユニーク」のアッパー部分は、自由自在な動きを可能にする2本のコードがついたシンプルなデザイン。足の形にしっかりとフィットし、抜群の安定性と履いていないかのような開放感を味わえます。
また、軽量のPU素材で作られたミッドソールは耐久性に優れ、細かな切れ込みの入ったラバーのアウトソールは、防滑性と保護性をもたらします。
価格は税込みで12,960円です。スポーツサンダルとしては少し高めに思えるかもしれませんが、その価値は十分に実感できるはずです。
GRAMICCI(グラミチ)の「カクタス・ストラップ」
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1970年代、「ストーンマスター」と呼ばれたアメリカのロッククライマー、マイク・グラハムがカリフォルニアで創業したグラミチは、アウトドア・ライフスタイルをコンセプトにしたブランドです。シンプルなデザインで、柄もののソックスなどとも合わせやすいのが特徴です。
中でも「カクタス・ストラップ」は、厚底でストラップの付いたオーソドックスなデザインで、カラーバリエーションも豊富。カラーによって、ソールにつけられたロゴの色も変わります。フットベッドには軽くて弾力性があるEVAが使われ、アウトソールには、自社で独自開発した防滑性の高いラバーソールを採用しています。
伝説のストーンマスターだった創業者の志を受け継いだシューズ作りへの姿勢は、履く人の安全を守るための、確かな機能性に裏打ちされています。
バックストラップの有無を問わず、価格は税込みで7,344円です。
おわりに
ここまで、デザイン性と機能性を兼ね備えたスポーツサンダルを6つご紹介してきました。いずれもアウトドアだけでなく、街中でも活躍してくれるものばかりです。ぜひこの記事を参考にしていただき、自分にぴったりのスポーツサンダルを見つけてください。