日本一周をしながら学べる大学がある!?自転車で日本を旅した大学生のユニークなライフスタイル
「日本中を旅したい!」
そんな冒険心溢れる想いを抱いたことがある方もいるのではないでしょうか?
今回ご紹介する岡見さんは、オンラインの大学に通いながら、自転車で2ヶ月かけて日本中を旅し、今後も勉強をしながら旅を続けようとしている学生です。大学を休学して自転車旅をする学生はたくさんいますが、大学に通いながら自転車旅をする人はなかなかいません。
なぜ、旅をしながら大学の勉強ができるのか。そして、なぜ、そんな挑戦をしようと思ったのか。今回は、貴重な体験をしている岡見さんに、そのヒントを伺ってきました。
自転車旅に出るきっかけは「日本を知りたい!」という気持ち
ーーまず、岡見さんご自身のことについてお聞きしてよろしいでしょうか?
今は19歳の学生です。アルバイトをしながらBBT大学というオンラインの大学で勉強をしています。実際のキャンパスに通っているわけではないので、同い年の学生とはちょっと違ったライフスタイルかもしれませんね。
高校時代はサッカー部で、大学入学後も体を動かすアルバイトをしていたので、体力には人一倍自信があります。
ーー大学生活を送りながら、どういった経緯で旅に出たいと思ったのですか?
大学に入学してからは、経営学部でマーケティングやIT、経営論など色々なことを勉強しており、その科目をキッカケに有志で企画したプログラミング合宿に参加しました。同期には、もともとプログラミングができるメンバーもいて、この合宿後に自分でWebアプリの会社を立ち上げるなど、私自身、大きな刺激を受けました。
同時に、その会社の立ち上げメンバーを募集していた時に、自分はスキルに自信がなくて飛び込むのを躊躇してしまって…… どの環境でもそうかもしれませんが、オンラインで学ぶ大学では主体的に挑戦できる人に多くのチャンスがある場だと痛感し、自分には何ができるかと考えました。
もともと、10代のうちに異文化に触れたいという思いもあり、それならまずは日本を知ろうと。体力には自信があったので、自転車で日本を旅をするのが面白そうだなと考えました。
ーーもともと自転車旅の経験はあったのですか?
いや、それが全く(笑)旅に出る2日前に3万円で自転車を買ったくらいですからね。ただ、自転車ならクルマや列車よりゆっくり景色が見れたり、気軽に寄り道ができる利便性があって魅力的だと考えていたので、自宅の神奈川県・相模原から出発して約2ヶ月間で行けるところまで行こうと計画をたてました。他の旅人と違った点と言えば、大学の勉強時間を考慮に入れたスケジューリングが必要だったことですね。
ーー初めての自転車旅はいかがでしたか?
相模原から富士山を横切って、浜松を通って、名古屋を通って……
最初の頃は先に進むことばかりで自転車旅の楽しさがわからなくなる時もありました。でも、四国の高知で知り合った、同じく自転車で日本一周をしている方に会ってだいぶ意識が変わりましたね。
「日本一周旅は目立たなければ面白くない。もっと自分をアピールしないと!」というアドバイスを受けて、自転車に相模原から来ているとわかるナンバープレートを付けました。
510は出発した日にち(5月10日)です。このおかげで、信号待ちをしている時などによく声をかけてもらえるようになりました。
他にも、僕はあまりソーシャルメディアで情報を発信しないのですが、毎日日記を付けていました。かなり詳細に書いていたので、旅程を振り返ってみるのも面白いですね。こういったことはマメなんです。
旅の隙間時間を活用してカリキュラムを受講
ーーそんな自転車旅の中で、どうやって勉強を両立させていたのですか?
BBT大学の講義は、インターネットが使える場所ならどこでも視聴できて、iPhoneやiPadなどの端末も利用できます。また、インターネット環境がない場所でも、事前にwifi環境下で講義をダウンロードしておけば講義を視聴することができます。
僕の場合は、ファーストフード店に入って勉強したり、フェリーの待ち時間に勉強したり、旅中の隙間時間を見つけて学んでいました。
雨の日や、疲れて休憩している時に、時間を持て余すのではなくオンラインで勉強できるのは良かったですね。
1つの講義が1時間前後なんですが、僕は追い込まれないと集中できないタイプだったので、レポートの〆切と相談しながら旅をしていましたね。それはそれで面白かったですよ(笑)
ーーBBT大学で学ぶ魅力は、時間や場所を選ばない自由度にもありそうですね。
講義動画の視聴は何回でも繰り返しできるので、一般の大学のように欠席したり、メモを取っていて授業を聞き逃すことはありません。基本はオンラインですが、人気な教授を招いた講演会や学生同士のワークショップもあり、リアルな場でも繋がれるのはいいですね。社会人学生も多くいるので、そういった方との交流も貴重です。
また、BBT大学の授業は「こういう場合、あなたならどうしますか?」という問いかけを数多く出していただけるので、知識のインプットだけでなく、頭と手を動かすアウトプット学習は、より実社会に出てから役立つと感じています。
(注:講義を視聴するだけでなく、オンラインでディスカッションも行う)
さらに、オンラインだからこそ、家に閉じこもっていないで外に出て自分の目で生の情報を得る、ということも大事にしています。海外留学している同級生もいるんですよ。
ーー最後に、今後の旅や、ご自身の進路についての目標を教えてください。
約2ヶ月間、西日本を旅し、現在は相模原に戻って来ました。今度は9月頃から、主に青春18切符を移動手段に東日本から上、東北、北海道などを旅する予定です。
将来の進路もより真剣に考えて行く中で、旅を通じて、精神的に成長し余裕が持てるようなったと感じています。
同時に、BBT大学でも、ビジネスに関わる実践的な知識・スキルを学び、さらに自分の頭で考える習慣が身に付いてきたので、みんながやっているから就職活動をするといった右向け右のスタイルではなく、自分らしい進路を考えていきたいですね。
ーー今後が楽しみな岡見さん。日本国内の旅はまだまだ続くようなので、ぜひ応援したいですね。
岡見さんが通っているBBT大学の情報は公式HPからご覧になれます。
BBT大学について
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提供:株式会社ビジネス・ブレークスルー
[PR]企画・制作 株式会社自転車創業 info@bike-startup.co.jp
掲載内容有効期限:2016年8月18日
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WRITTEN BY松田 然
合同会社スゴモン代表兼ライター。旅をしながら仕事をするスタイルを取り入れ、自転車で日本全国47都道府県を走破。働き方や旅、自転車を中心にこれからのライフスタイルのヒントをブログなどで発信中! http://moyulog.com/