「よし、筋トレするぞ!」とやる気があるときはよいですが、なかなか継続するのが難しいもの。「モチベーションが上がらなくて・・・」と感じているのではないでしょうか?
今回は多くの人が運動を始める際に選択するにもかかわらず続けるのが非常に困難(と思われている)筋トレのモチベーションを維持するアイデアを紹介していこうと思います。
目次
1.なぜあなたは筋トレをするのか
1つ目のポイントは筋トレをする動機です。あまりに当たり前すぎて読み飛ばしそうになるのではないでしょうか?そうなんです。「当たり前」なんです。でも当たり前の力をなめないでください。これをやるかどうかで辛さを乗り切れるかが変わってきます。
メンズホロスが120人の男性に実施したアンケートによると、79.3%の人がほど良く筋肉質な体になりたいと思っていなながら、実に46.7%の人が筋トレをやっていないとのこと。ここから言いたいのは、ここでいう筋トレをする動機というのは、「痩せたい」とか「モテたい」とかふわっとした気分が良くなる妄想ではなく、何をおいてもそれをしたくなる絶対的な願望、動機だということです。
「痩せたいから筋トレをする」というあなたの願望、どのくらいの強さですか?「飲み会でみんなと楽しく飲む」より優先度高いですか?その優先度がまんまあなたの今の結果そのものです。つらい筋トレを始めてしまう前に、今一度そのつらいことをするだけの理由が自分の中にあるか、自分と向き合ってみましょう。
2.正しい筋トレを理解し効果を感じよう!
つらい筋トレを乗り切るだけの動機を見つけたら、次に重要なのは効果を感じることです。努力しているのにいつまでたっても効果が出なければ、どんなに屈強な精神の持ち主でも挫折してしまうでしょう。そういう意味で筋トレを正しく行うことはとても重要です。正しく行えていないときついばかりでいつまでたっても効果はでません。
正しい筋トレを知るには、やはりプロのインストラクターの指導を受けることがおすすめです。ただ、プロのインストラクターならだれでもいいわけではなく、あなたにあった人だとより良いです。インストラクターにもそれぞれ得意不得意分野はありますし、会話や人柄が合うのは指導効果に寄与します。プロのインストラクターの指導を受ければ、正しい筋トレを行えるだけでなくつらい時に支えてくれるので、特に筋トレを続けられない初心者には良いです。正しい筋トレを行えば、すぐに何らかの効果を感じ、モチベーションが維持できるはずです。
3.つらい筋トレにちょっとした楽しみを入れてみる
筋トレを続けることに意義を感じてきたら、今度は筋トレにちょっとした楽しみを入れて、辛い筋トレを楽しいものにしてしまいましょう。楽しさは人それぞれで、腕立て時に床に好きなアイドルのポスターを置き、腕を曲げるごとにキスができるという一見変態的行為もなんだか許される気がします。
ちなみに私の一押しは「音楽に合わせて筋トレをする」です。例えばマシンを使って筋トレを行うとすると、負荷があるとはいえ1セット10回×3回でせいぜい30回程度ではないでしょうか?音楽に合わせると、1曲でこれが80回くらいできてしまうわけです。しかも曲のリズムに合わせて行うことで、ゆっくり負荷をかけたり、瞬発を求めたりと筋トレのリズムチェンジも行えるので、一つの筋トレだけでインナーマッスル、アウターマッスルの両方に刺激を与えていくことが出来るわけです。どうですか?だんだんワクワクしてきたんじゃないですか?
4.目的以外に、筋トレする理由をつくろう
1から3をこなしている方であればもうほとんどうまく継続できているはず。ここではトドメとしてさらに筋トレを続けられるポイントを紹介します。それは、明確にした筋トレを行う動機以外に、筋トレを行う理由を作るということです。
一見何を言っているかわからないので私の場合で例を挙げると、本来の目的以外に、○○さんに会いに筋トレに行く(=筋トレ以外の理由)というのがあります。私にはトレーニング仲間がいるのですが、彼らと会えるのはスポーツジムだけ。ですので、彼らに会いたくなったらスポーツジムに筋トレをしに行かないと会えないわけです。こうなるとだんだん筋トレが目的ではなく、別の目的のための手段になってきます。おいしいご飯を食べに行くために電車に乗るみたいなノリで○○のために筋トレする、となれば、もう筋トレすること自体が当たり前、日常になってしまいます。
5.妄想ではなく効果からイメージを膨らませろ
多くの人が筋トレを始めるとき、効果の出た自分の姿を妄想することでしょう。そういったポジティブイメージは確かに大きな原動力になります。最終結果指向(ERO)という、目標達成のためにはまず達成イメージを持ってトレーニングを積むというよく使われている手法に近いものがあります。EROについてはまたの機会でお話しできればと思いますが、今回は最後のポイントということで、もう少し別のアプローチを紹介します。
それは、既に出ている効果をもとにポジティブイメージを膨らませる、というものです。1から4のポイントを押さえて筋トレを継続できている方なら効果はもう目に見えているかと思います。その目に見えている効果をもとにさらに効果が出た自分をイメージしましょう。目の前に明確な根拠があるので、それはもう初めのころの無根拠な妄想ではありません。
イメージが膨らんでくると、今度はそのイメージに対して自分に足りないものがはっきりと見えてきます。見えてくればもうそこをトレーニングせずにはいられないはず。ここまでくれば筋トレのモチベーション維持が難しいなんて思っていたことを忘れてしまっていることでしょう。
いかがでしたか?参考になったでしょうか?皆様の筋トレのモチベーションが上がることを心より祈っています!