ここでは、水泳によってあらわれる体への効果を紹介していきます。
数あるトレーニングの中でも、昔から効果が高いとされている水泳トレーニングのポイントを押さえておきましょう。
目次
効果その1:体への負担が少ないためリハビリにも効果抜群
ダイエットやトレーニングをしたいと思っている方の中には、身体への負担を気にする方も多いと思います。
確かに、ランニングやウォーキングは簡単に誰もができるトレーニング法ではありますが、下半身へ負担がかかるので、せっかく継続して行っていたのに「膝が痛くなってしまい歩くのが辛い」という事態も招きかねないのです。その結果、以前よりも体を動かす機会が減ってしまうといった、逆効果も考えられますよね。
そこでオススメしたいのが水泳トレーニングです。水の中は浮力が働くため、身体への負担も減少されます。実際、故障中のプロスポーツ選手も体への負担が少ない水中トレーニングは取り入れている人が多いです。
体重の重い方や、足腰に不安を抱えている方は、特に水泳をオススメしたいです。
効果その2:全身の筋肉がバランスよく付くという効果
ダイエット効果も期待できる水泳ですが、シェイプアップなど筋肉の向上にも効果があるのです。水中というのは陸と違い体全体に「水の抵抗」が生じます。
その結果、身体を動かす時に普段以上に全身を使うことになり、筋肉量も増えることでしょう。
水泳をする際には、正しいフォームで泳ぐという事に注意を払う必要があります。がむしゃらに泳ぎ続けることによってカロリー消費には効果があるかもしれませんが、「余分な」筋肉がついてしまいます。正しいフォームで泳ぐことは「バランスの良い筋肉」をつけることにつながるため、水泳を行う際は自分のフォームをチェックすることから始めてみましょう。
効果3:大きなカロリー消費をもたらす効果
水泳は目的に合わせて様々な泳ぎ方を実践することができます。クロールはカロリー消費の効果が大きいと言われている泳ぎ方です。
一時間クロールで泳ぐことによって消費されるカロリーは1000キロカロリー以上とも言われており、通常の運動よりもカロリー消費の効果が期待できます。
他の泳法よりも動きが大きく疲れやすいというのが難点ですが、効果は確実に表れるでしょう。
ポイントとしては「ゆっくりとクロールをする」ということです。クロールはスピードが出やすい泳ぎ方ですので、最初は飛ばしてしまいガチですが、それではあまり効果が出てきません。
呼吸が乱れない程度のスピードでゆっくりと泳いでください。水中でゆっくり息を吐き、息継ぎの際には軽めに息を吸うことにより、体全体に酸素がいきわたり、しっかりとした有酸素運動になるのです。
効果その4:平泳ぎが与える基礎代謝アップの効果
平泳ぎは基礎代謝を上げるという効果がでやすい泳ぎ方です。クロールよりも、一回の消費カロリーは少ないですが、疲れが出にくい泳ぎ方なので長い間泳ぐことが可能であると言われています。
ゆっくりと全身を使って泳ぐ平泳ぎは、全身の筋肉を使うためバランスの取れた身体を作りやすいと言われています。筋肉量の増加は、基礎代謝量を上げることにも大きな影響があり、ダイエット効果も期待ができるのです。
比較的、長期にわたっての体質改善を検討されている方には、ぜひ平泳ぎをオススメしたいと思います。
クロール、平泳ぎともに共通して言えるのは「長い時間をかけて、呼吸が乱れない程度の速さで行う」ということです。自分に合わせたペースで確実に有酸素運動を行う事こそが水泳の醍醐味であるということを忘れないようにしてくださいね。
まとめ:水泳は体質改善に効果がある!!
いかがでしたか?水泳による様々な効果について紹介してきました。
ダイエット効果はもちろんのこと、長期的に行うことにより筋肉のバランスを整え、基礎代謝を上げるという「体質改善」ができることが水泳の魅力であると思います。まずはウォーキングからでもいいので定期的に行うようにしましょう。