山岳も軽々!マウンテンバイク2016年人気モデル10台

どのような悪路でも軽々と走破し、衝撃に特化したフレームはライダーへの負担を和らげてくれる。そんな自転車が、マウンテンバイクです。

昨今ではロードバイクやクロスバイクといった街乗り向けのスポーツサイクルにその土俵を奪われてしまった感が否めませんが、それでも根強い人気で各メーカーから毎年素晴らしいモデルが登場しています。

さて、そんなマウンテンバイクの2016年度モデルですが、どれも技術の垂を尽くした最高の車体ばかりです。今回はモデルたちをメーカー別に10台ご紹介したいと思います。

MERIDA(メリダ)

山でも街でも – BIG.SEVEN 100

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(出典:MERIDA

「マウンテンバイクがどんなものかはわかったけど、街でも快適に走りたいな」とお考えの方にお勧めしたいのがこちらの[BIG.SEVEN 100]です。

100mmのストロークを備えたフロントサスペンションは余裕のある走りを実現でき、またそのサスの動きを強制的に止めることが出来るロックアウト機構も搭載しているためアスファルトで覆われた街乗りでも安心です。

特筆すべきはトリガーレバー周りが2015年以前のモデルと比べて非常に扱いやすくなっていること。ガシャンガシャンと力一杯押し込まなければならなかった前のモデルと比べると軽いタッチでの動作が可能となっています。

エントリー向けの入門バイクとしては申し分のない一台ではないでしょうか。(参考価格:82,900円)

どんな道もグイグイ進む – BIG.SEVEN XT

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(出典:MERIDA

MERIDAが誇るMTBチームモデルのバイクと同系列のフレームを使用し、発表当時大きな話題を寄せたSHIMANO Deore XTをコンポーネントに採用。リア11速の力強い走りはライダーのアドレナリンを限界まで放出させます。

振動吸収性とハンドリングに定評のあるFOX製Floatサスペンションとの愛称は抜群で、どんなに荒れた道でもグイグイと走り抜けてくれることでしょう。

まだ見ぬ地を目指す冒険気質の方にお勧めです。(参考価格:319,000円)

ダウンヒルの楽しさを直に感じる – ONE-SIXTY 7.600

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(出典:MERIDA

坂というか、崖というか、そういった道無き道をハイスピードで駆け下りる競技、ダウンヒル。

動画サイトで一流選手のヘルメットへ付けられたGoProの映像を見て恐怖を覚えられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。あの映像から想像するに、選手はもちろん、自転車自体にも物凄い衝撃があるのではないか…そうお考えのことと思います。

もちろん、凄まじい衝撃が選手を襲うため極限まで集中力が試されるスポーツですが、そのライディングをアシストしてくれるのがこの強靭なフレームです。

この見るからに強力そうなVPKサスペンションシステムですが、乗ってみるとフワフワとしたマシュマロの上へ座っているのではないかという感覚に陥ります。エントリーユーザー向けの[ONE-SIXTY 7.600]ですが、上記の通りサス技術はお墨付き。

無骨なビジュアルでありながら優しい乗り心地と、まさにギャップ萌えですね!(参考価格:339,000円)

cannondale(キャノンデール)

「走る」という目的のために – TRAIL 2

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(出典:cannondale

エントリーユーザーがこのマウンテンバイクの世界へ入りやすいようcannondale社が用意してくれたものは、フレームサイズごとにホイールを選ぶことができるというサプライズ。

直系の異なるホイールをサイズごとに使用しているため自分の体格にピッタリとマッチした一台を選択することが可能となっています。一度ペダルを回してみるとその軽さに驚かれることも間違いないでしょう。

頑丈で、速く、軽い。これからこの世界へ飛び込もうとしているのであれば必ず候補の一つへ上げていただきたいモデルです。(参考価格:160,000円)

太っちょで身軽 – FAT CAAD 2

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(出典:cannondale

マウンテンバイクを語る上で必ず話さなければいけない自転車のジャンル、ファットバイク。元々は雪が降ってもトレーニングができるように開発された比較的歴史の新しい自転車です。

その特徴は何と言っても大きなタイヤ。マウンテンバイクのタイヤも太いものですが、このファットタイヤはその約2倍。雪の中へ沈み込むようなことは最早考えられません。

また、このファットバイクが活躍するのは雪道だけではなく、パンクの多い岩だらけの道でも大きな効力を発揮。設置面積が大きいため衝撃を大幅に和らげ、フワフワとした乗り心地を楽しむことができます。

レジャーにもスポーツにも、一台手元にあれば生活がアクティブになること間違いなしの自転車です。(参考価格:260,000円)

レフティーフォークという技術 – F-SI 1

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(出典:cannondale

cannondaleのマウンテンバイクで最も特徴的なのが、この“LEFTY”と呼ばれるフロントフォークの形状でしょう。cannondaleが独自に開発したこのシステムはフロントフォークの左側にのみでホイールを接続するという奇抜なビジュアルですが、衝撃を一点に集中させることによってハンドリング及び耐衝撃性を向上させることに成功しています。ワンランク上のパフォーマンスを求めるライダーにとっては最適ではないでしょうか。(参考価格255,000円)

SPECIALIZED(スペシャライズド)

週末をアクティブなものに – PITCH COMP 650B

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出典:SPECAILIZED
毎日毎日アスファルトで塗装をされた道を行き来する日々で、刺激が足りない…そうお思いではありませんか?[PITCH COMP 650B]に跨がればそんな考えは吹き飛びます。

ビギナーでもとっつきやすいダートコースへ特化した車体は的確なハンドリングを実現し、かつXCM 650bのSR SUNTOUR製フロントフォークを搭載したフレームは路面からの衝撃を完全に打ち消してくることでしょう。

どんなに荒れた路面でも滑らかに滑るセクシーさにああなたもすぐ虜へなってしまうはずです。(参考価格:89,000円)

過酷な道も難なく走破 – STUMPJUMPER FSR COMP 650B

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(出典:SPECIALIZED

トレイルバイクというと頑丈で重く、扱いにはある程度のトレーニングが必要…そう位置付けられてきました。しかし、[STUMPJUMPER FSR COMP 650B]はその常識を覆してくれます。

他のモデルに比べて非常に反応の良いフレームはグイグイと攻めるライディングにピッタリ。アルミ合金製フレームのため剛性が高いのはもちろん、耐久性にも優れています。

いわゆる、「新しいモデルが登場するたびに買い換える」という一台ではなく、何年にも渡って使い続けることができるような設計になっておりますので、あなたにとって愛着の湧く一台となること間違いなしです。(参考価格:378,000円)

カーボンによる安定性 – EPIC EXPERT CARBON 29

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(出典:SPECIALIZED

Brainというシステムを内蔵したこちらのフレームは、ライダーがペダルを回す力と路面からの振動や衝撃を識別することができる頭脳をインテリジェントシステムを搭載しています。

走りを徹底的にサポートしてくれるため、どんな過酷な道でも安心。またXC 29ジオメトリーは機敏なハンドリングを可能としてくれるため、ライバルに差をつけたいのであればもってこいの一台です。(参考価格:740,000円)

GT(ジーティー)

平凡な日常に刺激を – PALOMAR

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(出典:GT

いつもの通り慣れた道をエキサイティングなコースへ変えたいのであればこの[PALOMAR]を選択するべきです。タフで高い走破性を誇るこちらのバイクは街中に転がる小石や段差など物ともせずに走り抜けることができます。

上位機種譲りの衝撃吸収性はライダーを守るため集中力を阻害するようなことはありません。サイズもXSから用意されているためペアでライドへ出かけることも可能ですね。(参考価格:41,800円)

最後に

いかがでしたでしょうか。自転車と長く付き合っていく秘訣は自分の身体・目的と一番フィットするモデルを見つけること。最適な一台が見つかることを祈っております。

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(TOP画像出典:cannondale

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WRITTEN BYonzk

毎日往復50kmを通学する学生サイクリスト。ホームセンターに売られていたノーブランドのクロスバイクをドロップハンドルへ改造した事からロードバイクに目覚め、現在はSCULTURA 400を所有。冬にはスキーを嗜む。

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